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おなかの不調や心の悩みなど何でも相談
専門性を生かした総合診療

あいかわ橋クリニック

(岐阜市/岐阜駅)

最終更新日:2021/10/12

あいかわ橋クリニック おなかの不調や心の悩みなど何でも相談 専門性を生かした総合診療 あいかわ橋クリニック おなかの不調や心の悩みなど何でも相談 専門性を生かした総合診療
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ちょっとした不調が続いたり、健診結果が思わしくなかったりしたとき、「クリニックを受診しなきゃ」と思う一方で、「まずは、どこへ相談したら良いのだろう?」と、立ち止まってしまった経験はないだろうか。多くの診療科の中から、自分の“今”に合う診療科を見極めるのは、実は簡単なことではない。かといって、相談するのなら専門的に詳しく聞いてみたいと思うもの。そんな患者の思いに応えるため「あいかわ橋クリニック」の佐藤寛之院長は、内科はもとより、同院の前身である「竹内クリニック」が標榜していた精神科や、系列クリニック「きはしクリニック」と連携して脳神経外科領域もサポートしている。地域に根差しながらも、「広く、深く」な診療をめざす同院の取り組みを詳しく解説してもらった。

(取材日2019年2月14日)

ストレスや環境の変化などが原因し、体の不調が起こることも。さまざまな角度から原因を探り、改善をめざす

Q超音波検査の特徴と診療で取り入れるメリットを教えてください。
A
あいかわ橋クリニック さまざまな診療で活躍している超音波検査

▲さまざまな診療で活躍している超音波検査

被ばくの心配がなく、必要に応じてすぐに行える簡便さが、超音波検査の特筆すべき特徴です。例えば日々の診療でも、患者さんから「おなかの不調が続いている」という相談があれば、その場で検査をしましょうとなります。しかも簡便でありながら、体の内部の様子がわかるので、見て・聞いて・触ってといった診察から、さらに踏み込んだ情報を得られるのも、超音波検査ならではですね。診察ではおなかだけでなく、脳梗塞や心筋梗塞のリスクを調べるために頸動脈を観察したり、腰痛の診断に用いたりすることもあります。さまざまな領域の診療で活躍してくれる検査だと感じています。

Qストレスから内科疾患につながるといったケースもあるのですか?
A
あいかわ橋クリニック 診察を通して精神的な原因が見えてくることもある

▲診察を通して精神的な原因が見えてくることもある

決して少なくはありませんね。例えば、「胸が苦しくなる」といった症状もストレスなどから起こることもありますし、消化器内科の領域でいえば、「過敏性腸症候群」などは、診察を通して増えていると感じるものの一つです。腸の働きは、ストレスや食生活の乱れ、環境の変化などの影響を受けやすく、便秘と下痢を繰り返したり、頻回に下痢のような便が出たり、おなかの痛みといった、一見すると内科としての原因を考えてしまう症状でも、相談に耳を傾けていると、実は精神的な原因が関わっていた、というケースは多いと思います。また、胃痛や胸やけといった症状がある場合には、胃カメラ検査をご提案させていただくこともありますね。

Q経鼻内視鏡検査を導入されたそうですね。
A
あいかわ橋クリニック 経鼻内視鏡の導入により、より良い治療を志す

▲経鼻内視鏡の導入により、より良い治療を志す

はい。これによって当院でも、胃や食道などを詳しく観察できるようになりましたので、診断精度のさらなる向上につながることと期待しています。胃潰瘍や、最近増えている逆流性食道炎などは、カメラで見つけられる病気ですし、実際に目に見えてわかれば、患者さんも現状を理解しやすくなる部分は多分にあると思います。また、実際に臓器の状態を目にして、気になる所見が見つからなければ、それで安心ともいえますし、それでも症状が改善しないとなれば、次に何をするべきかを考えるきっかけにもなります。より良い治療の道筋を立てる上で、上手に活用していきたいですね。

Q肛門内科の領域ではどのような相談がありますか?
A
あいかわ橋クリニック 原因を見極めることが治療の第一歩

▲原因を見極めることが治療の第一歩

例えば排便時の痛みや出血、おしりに違和感などのご相談を受けます。痔というと治療は手術のイメージが非常に強いですが、当院としては肛門内科として手術という大きな治療をせずとも軟膏や飲み薬といった処方で症状を抑えることができればという対応で考えています。もちろん手術が必要かどうかを判断するのもわれわれの仕事なので、心配であればご相談していただくのが良いかなと思います。また出血は肛門ではなく、直腸からという場合も考えられます。私は直腸がんの関する知識もありますので、肛門だけでなく、腸に関する病気も想定しながら診察しています。

Q専門的なことだけではなく些細なことを相談しても大丈夫ですか?
A
あいかわ橋クリニック 患者が気軽に相談できるクリニックであることが重要

▲患者が気軽に相談できるクリニックであることが重要

もちろんです。何かお悩みがあっても、いきなり専門のところを見定めて足を運ぶというのは、簡単にできることではありません。むしろちょっとしたこと、些細なことが気になった際に、気軽に相談していただけることのほうが、とても重要だと考えています。診療科目以外の症状、例えば肌荒れのような皮膚症状から、目の違和感、切り傷、膿がたまったとかご相談も受けています。必要であれば専門の病院を紹介しますし、当院で処置が可能なものはかかりつけ医として対応させていただいています。また私は県病院に勤務していたので、近隣に以前から親しくしている病院やドクターもおります。必要があれば紹介しますので、気軽にご相談してくださいね。

ドクターからのメッセージ

佐藤 寛之院長

定期的に健康診断や人間ドックを受診して、ご自身の現状を知ることも大切なことです。また、健診で指摘されたことは放置せずに、医療機関でアドバイスを受けましょう。もちろん、必要であれば精密検査も。「小さな症状でもご相談を」と言われても、小さなことは気づきにくいものですから、実際にはなかなか難しいことと思います。ですから、健診などを活用するところから、始めてみてください。当院では、限られた分野の専門性を高めることよりも、専門的な医療機関にご紹介するにあたる、“入り口”の役割を担っていきたいと考えております。患者さんを健康に近づけるため、「広く、深く」な診療を、これからも提供し続けていきたいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

上部消化管内視鏡検査/1万5000円~ ※健診後の再検査などの場合は保険適用

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