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足の血管が気になる場合は受診を
日帰りで治療可能な下肢静脈瘤

ひろしま下肢静脈瘤クリニック

(広島市南区/広島駅)

最終更新日:2021/03/04

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  • 保険診療
  • 自由診療

足の血管が膨らむ、蜘蛛の巣状に広がって見えるといったトラブルに悩まされた経験のある人はいないだろうか。これは下肢静脈瘤の症状の一つで、高齢の女性に多いといわれる疾患だ。下肢静脈瘤は外見上の症状だけのケースもあり、放置する人も多いが、足がだるい、つるといった不快感や、さらには色素沈着や皮膚潰瘍を引き起こす可能性もあるという。こうした現状を受け、「もっと多くの人たちに下肢静脈瘤のことを知ってもらい、適切な治療を受けてほしい」と語るのは、「ひろしま下肢静脈瘤クリニック」の黒木慶一郎院長。同院は下肢静脈瘤治療を専門に行うクリニックとして、足のトラブルに悩む人たちを支えている。そこで、黒木院長に下肢静脈瘤の特徴や治療法などについてわかりやすく解説してもらった。(取材日2021年2月10日)

放置せず、気になることがあれば早期の受診を。日帰り治療で生活の質向上をめざす

Q下肢静脈瘤とはどのような疾患・症状ですか?
A
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▲心臓血管外科の医師として数多くの手術を手がけてきた黒木院長

足の静脈に血液がたまり、静脈の血管がこぶ状に膨らんだり、蜘蛛の巣状に広がったりする疾患です。足の静脈には血液の逆流を防ぐための弁がついていますが、この弁がうまく機能せず、本来心臓に戻るべき血液が逆流してしまうために引き起こされます。症状としては、血管がぼこぼこと膨れ上がったり蜘蛛の巣状に浮き出てきたりする外見上の問題のほか、足がむくむ、つる、だるい、疲れやすい、かゆいなどといった症状も見られます。特に「足がつる」というのは下肢静脈瘤の可能性を疑うポイントになると思います。症状や進行具合には個人差がありますが、自然治癒は望めず、進行すると色素沈着や潰瘍といった皮膚のトラブルも起きかねません。

Qどんな人がなりやすいのでしょうか?
A
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▲年齢や性別を問わず誰でもかかる可能性のある下肢静脈瘤

60代~70代以上の高齢女性に多く発症するといわれていますが、遺伝的要素が強い疾患でもあるので、若くても家族に発症した人がいる場合は注意が必要です。また、妊娠・出産経験のある人や、同じ姿勢で立っている時間が長い仕事に従事している人も発症しやすいといわれているほか、男性の場合は肥満も発症リスクとなります。ただしこれらに当てはまらない場合も、なりにくいというわけではありません。そもそも下肢静脈瘤は罹患率が高いので、年齢や性別を問わず誰でもかかる可能性があります。「自分は大丈夫」と思わずに、血管の膨らみやだるさなど、足に違和感がある場合は早めに医療機関を受診するようにしましょう。

Qどのような治療法があるのですか?
A
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▲資料などを用いて丁寧に説明してくれる

大きく分けて、保存的療法、硬化療法、血管内焼灼治療の3つがあります。症状によって治療法は異なり、軽症の場合は保存的療法として生活習慣の改善や弾性ストッキングの着用により、進行抑制を図ります。また血管が蜘蛛の巣状に広がっている場合は、静脈に薬剤を注射して固める硬化療法を、太い血管がぼこぼこと膨らんでいる場合は、血管内焼灼治療を選択します。血管内焼灼治療はレーザー用または高周波用のカテーテルを血管内に入れ、内側から熱を加えて静脈を閉じる方法で、近年の治療における主流になっています。なお、より見た目をきれいにしたいという患者さんの希望があれば、保存的療法や硬化療法を追加で行う場合もあります。

Q治療の流れや所要時間について教えてください。
A
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▲費用面も含めて患者の負担が少ない治療

まずは医師が問診を行い、足の症状をはじめ、既往歴や服薬状況、家族に下肢静脈瘤を起こした人がいるかどうかなどについて確認します。その後、超音波検査で静脈の状態をチェックして、進行状況を判断。その診断に基づいて治療法を決定し、患者さんの予定に合わせて治療の日程を決めます。当院では治療前に医師・看護師が治療の流れや予後について、患者さんが納得されるまで丁寧に説明しますのでご安心ください。治療にかかる時間は、硬化療法の場合は5分~10分ほどで、血管内焼灼治療の場合は片足につき30分ほどで終わります。治療後はすぐに帰宅できますし、費用も保険適用されるので、患者さんの負担が少ない治療といえるでしょう。

Q再発する心配はないのでしょうか?
A
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▲治療後に気になることがあれば気軽に相談しよう

残念ながら再発しないとは言い切れませんが、10年以上前に比べると再発しにくくなっていると思います。その理由として、超音波検査機器が導入されるようになり適切な診断につなげやすくなったこと、またカテーテルを用いた血管内焼灼治療が普及してきたことなど、検査・治療の進歩が挙げられます。当院では過去に治療を受けた方が再発したケースを診ることもありますが、私自身そうした経験を重ねる中で、再発防止に向けた治療の見通しが立てやすくなってきたのを感じています。また、悪化する前に進行抑制を図ることも大切ですので、治療後に気になることがあれば、できるだけ早くにご相談いただきたいですね。

ドクターからのメッセージ

黒木 慶一郎院長

高齢の女性に多いといわれる下肢静脈瘤ですが、その罹患率は高く、若い方や男性でもかかる可能性があります。実際、症状があっても生活に支障がないからとそのままにしている方も多くいます。しかし、足の不快感は生活の質に影響しますし、進行すると皮膚疾患につながり治療が長引くこともあります。ですから、「クリニックに行くほどではないかも」と考えずに、気になることがあれば専門の医療機関に相談していただきたいと思います。この疾患は命に関わる疾患ではありませんが、だからこそ、当院では患者さんに「ここに来て良かった」と思っていただけるよう、丁寧な説明、質の高い検査・治療を心がけていますので、気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

弾性ストッキング(保存療法の場合)/5500円(税込)~

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