名古屋ニューロサージェリークリニック

名古屋ニューロサージェリークリニック

林純一院長
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頚動脈プラーク カラーイメージング

[2019/04/05 22:32 更新]

◆脳ドックの検査内容にある「頚動脈プラーク カラーイメージング」とはMRIによりプラークの状態を色(緑、黄、赤)で描出する方法のことで、破綻しやすい危険なプラーク(不安定プラーク、出血性プラーク)を識別することができます。
◆頚動脈プラーク(頚部内頚動脈)は、コレステロールなどの脂肪からなる粥状(じゅくじょう)動脈硬化巣です。頚動脈プラークは、時に破綻(破裂)して、破綻部位に血栓が形成されます。頚動脈プラークが原因となる脳梗塞では、血栓が破綻部位で頚部内頚動脈を閉塞することもありますが、血栓が遊離してそのまま血流に乗り、末梢の脳動脈に詰まり、脳血流を遮断する場合もあります。当クリニックの脳ドックでは脳梗塞を起こしやすい頚部内頚動脈の不安定プラークを予測することが可能です。
◆頚部頚動脈プラークの中でも粥状動脈硬化は、心臓の冠状動脈(心筋梗塞)に生じるプラークと同様に、最も注意すべき病態です。動脈硬化の形成を促進する主な危険因子として、①高血圧、②高コレステロール血症、③喫煙、などがあります。時間はかかりますが、ある方法により強力にコントロールすることによってプラークが小さくなることや、脳梗塞を起こしそうなプラークが安定化することも知られています。不安定プラークの程度にもよりますが発見されれば、これに起因する脳梗塞を未然に防ぐことができますので、治療の開始をおすすめします。

◆当クリニックの脳ドックにおける脳MRI・MRAについて
撮像条件はDWI(脳梗塞急性〜亜急性期など),T2*(微小出血痕、海綿状血管腫など),T1,T2,FLAIRをすべて含み、当クリニックでは省略することなくおこなっています。特にT2*で微小出血痕がみられる場合、同部位から脳出血を発症することがあります。前もってその予防や管理に役立つ場合もあります。「脳ドック」という言葉は同じでも施設により撮像条件や内容はかなり異なります。そのため少しお時間をいただく場合がございます。検査結果レポートの後日郵送も可能ですのでお気軽にご相談ください。



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