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視力低下につながる円錐角膜
専門性を生かし早期発見をめざす

アイクリニック大井町

(品川区/大井町駅)

最終更新日:2019/10/29

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  • 保険診療

近視や乱視、白内障、緑内障などは目の症状・病気として聞いたことがある人も多いだろう。しかし、円錐角膜という病気を知っている人は少ないのではないだろうか。「アイクリニック大井町」の愛新覚羅維(あいしんかくら・い)院長は、東京大学大学院時代にこの円錐角膜について専門的に研究してきた経歴をもつ。「円錐角膜は角膜が変形する疾患で多くは思春期から発症します。視力の低下や乱視が急速に進むので、早期に発見して適切な治療を受けることがとても重要です」と愛新覚羅院長は話す。ただ早期発見が大切といっても初期段階では診断が難しいため、専門的な知識を持つ眼科の医師の検査を受けてほしいという。円錐角膜に詳しい愛新覚羅院長にその症状や治療方法などについて話を聞いた。 (取材日2019年10月9日)

円錐角膜の多くは思春期から発症し、視力の低下が急速に進むのが特徴。早期発見し適切な治療を

Q円錐角膜とはどんな病気なのですか。
A
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▲一人ひとりと向き合った丁寧なカウンセリング

円錐角膜は、角膜組織が弱くなることで角膜が薄くなって、前方に円錐状に突出する疾患です。10代の思春期や20代の前半頃から発症して40代くらいまで徐々に進行することが多いです。両眼性ですが、発症と進行時期が異なる場合もあり、診療の時期によって片眼のみの場合もあります。患者数は報告によって異なりますが、およそ数千人から数万人に1人とも推測されています。発症の原因はまだはっきりわかっていませんが、角膜の内部のコラーゲン組織の異常などが関与していると考えられています。また、アトピー性皮膚炎を持つ人に発症する頻度が高いことから、目を強くこするなど物理的刺激も一因ではないかとも考えられています。

Q自覚症状について教えてください。
A
2

▲大学時代から円錐角膜を専門に研究してきた経験が強み

初期の段階では、視力の低下や、いつもよりまぶしく感じる、ものが二重に見える、光に敏感になるといった症状が見られます。一般的な近視では視力の低下は多くがゆっくりですが、円錐角膜の場合、急激に視力が落ちるという点が特徴です。さらに進行すると乱視も急激に進み、不正乱視が起きてきます。これは眼鏡やコンタクトレンズを使用しても矯正が困難で、よく見えない状態です。患者さんの中には、眼鏡屋さんで眼鏡を新しく作っても全然視力が出ず、何かの病気ではないかと疑って受診する方もおられます。視力が急速に落ちた、眼鏡などでも矯正できないなどといった場合は一度円錐角膜に詳しいクリニックを受診してください。

Q円錐角膜の検査はどんな検査を行うのですか。
A
3

▲違和感を感じたらすぐに受診することが大切

視力検査、細隙灯顕微鏡検査、角膜形状解析検査を行います。視力検査では裸眼視力と眼鏡などによる矯正視力及び乱視度を測定します。細隙灯顕微鏡検査は、初期の段階では判断が難しい場合が多く、進行するに従って角膜の突出や角膜内のしわや沈殿物などが見られる場合があります。角膜形状解析検査は、目の屈折度と角膜のカーブを測定し、最終的にカラー地図で塗り分けて表示する検査です。細隙灯顕微鏡検査ではわかりにくい初期症状を確認することが図れるので、診査診断に役立ちます。当クリニックでは角膜の後ろ部分のカーブを測定するための機能を備えた検査機器を使用しています。これらの結果から円錐角膜の進行度を診断していきます。

Q治療方法について教えてください。
A
4

▲検査機器も充実し、即日受診できるのも魅力

初期の円錐角膜では、まだ不正乱視が軽いため、眼鏡やソフトコンタクトレンズの装用によって視力を矯正していきます。進行が進み中程度の円錐角膜になった場合、不正乱視が入ってくるため、眼鏡やソフトコンタクトレンズでは対応しきれなくなるケースがあります。その場合は、ハードコンタクトレンズで対応します。また最近では円錐角膜専用の特殊なコンタクトレンズも開発されていますので、円錐角膜が進行している場合でも視力補正が図れるようになってきています。当クリニックでは、円錐角膜の進行度合いに即して、眼鏡からコンタクトレンズ、特殊レンズまでさまざまな処方を行っています。

Qこちらで円錐角膜の診療を受けるメリットはどんなことですか。
A
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▲視力補正で生活の質の改善をめざす

円錐角膜は初期段階での診査・診断がかなり難しい疾患です。細隙灯顕微鏡検査で異常を発見するのは容易ではなく、専門的な角膜形状解析検査が必要となります。私はこれまで円錐角膜の症例を数多く診てきており、治療方法に関しても研究を重ねていますので、より正確な診査、診断、治療をめざしています。大学病院で専用の外来を開設しているところもありますが、忙しいため説明にじっくり時間を取ることが難しい場合も多いです。当クリニックでは、患者さん一人ひとりにわかりやすく説明し、眼鏡やコンタクトレンズなど処方についても丁寧な対応を心がけています。そのような点が患者さんにとってもメリットだといえるでしょう。

ドクターからのメッセージ

愛新覚羅 維院長

円錐角膜という疾患はまだあまり知られていませんが、10代の思春期から発症することが多く視力の低下が急速に進むという点から、とても重大な眼科疾患であり、早期発見が大切であると考えています。患者さんの中には、以前、円錐角膜と診断されたけれど治療できるクリニックがなかったと話す方もおられます。視力が低下してきた、まぶしく感じるなどと自覚症状のある方は一度検査を受けていただきたいですね。また眼鏡をかけてもよく見えない、視力の回復につながらず困っているという方もぜひ相談に来てください。専門性を生かしながら患者さん方の生活の質を改善できるよう適切な治療法を提案できればと思います。

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