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愛新覚羅 維 院長の独自取材記事

アイクリニック大井町

(品川区/大井町駅)

最終更新日:2020/04/01

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大井町駅直結のアトレ5階に2015年オープンした「アイクリニック大井町」。2018年春から同院長に就任した愛新覚羅維(あいしんかくら・い)先生は、東京大学医学部眼科教室に在籍して、眼科の先端治療を研究してきたドクターだ。「専門性を生かしながらも、さまざまな目の病気に対応したい」と語る先生は実に気さくな雰囲気。またプライベートでは3人の子どもを育てるママでもある。取材では先生が特に力を入れる円錐角膜や眼瞼下垂の診療の話から、長く愛されるクリニックをめざす診療ポリシーなど、さまざまに話を聞いた。
(取材日2019年8月14日)

専門性を持ちながら、一般の疾患にも広く対応

まずは院長先生が就任された経緯から伺いたいと思います。

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私は、東京大学医学部の眼科学教室に在籍しながら東京大学医学部附属病院で診療してきまして、当院に来る前は、関連病院の東京逓信病院に1年ほど勤務していました。そんな折に、東大の医局で知り合ったアイクリニックグループの村田茂之理事長から、大井町に出す新しいクリニックの院長就任を打診され、お引き受けしたというのが経緯ですね。それまでは臨床研究を続けてきたのですが、いずれは地域医療においても高度な専門性を生かして医療貢献をしたいとの思いをずっと抱いておりました。特に私の専門分野である円錐角膜や眼瞼下垂の分野ですね。この地でその治療を行うことで、困っている患者さんのお役に立ちたいと考えました。

学会では、たびたび論文発表されてこられたと聞いています。

これまでは眼科の先端治療法、おもに円錐角膜の治療に関連する研究をしてきました。その研究の主目的としては、今ある治療法以外により効果的なものはないかを探り、そして基礎研究だけでなくて新たな症例分析も含めて行ってきました。自分で新しい治療法の臨床を実地に確かめて、こういう人には効果があるなど確かめることにより、自信を持って治療できる、そのために研究してきたというところもありますね。

診療ポリシーや現在の患者層についてもお聞きします。

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温かみや優しさをモットーに、この地域で長く愛されるクリニックをめざしています。大井町は若い方やファミリー、高齢者と患者層も実に幅広く、目の疾患も年代それぞれですから、はやり目やドライアイなどさまざまな疾患に幅広く対応できるよう体制を整えています。あと心がけているのは、できるだけ丁寧な説明をすること。また駅直結で外に出ることなく、そのまま5階まで上がってこられるクリニックで、土日も診療しているので利便性もいいと思います。品川や羽田に近いこともあり国際性豊かで、私は英語と中国語も話せることから、日本語が話せない患者さんも結構来院されていますね。視野検査や治療で30分くらいかかる疾患については、事前予約をお願いしていますが、基本は予約なしの飛び込みで来院してもらえるクリニックです。

円錐角膜や眼瞼下垂で困っている人をサポートしたい

特に力を入れている治療は何でしょうか。

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一般の眼科関連の疾患にはすべて対応します。その中でもやはり長年研究してきた円錐角膜と眼瞼下垂には力を入れていますね。さらに高齢化にともなって加齢黄斑変性も増えています。東大の付属病院まで行かなくても、東京の南エリアでは当院が同病院の医療連携先でもありますので、当院でできる治療はここで行い、精密検査が必要なときには東大病院に行ってもらうということも可能になりました。

円錐角膜の症状や診療内容について教えてください。

円錐角膜は角膜組織の脆弱性によって角膜が薄くなり、前方に円錐状に突出する疾患です。10~20歳代前半で発症し、40代まで徐々に進行していくことが多いです。症状としてはいつも以上にまぶしく感じる、あるいは物が二重に見えるなど。進行するにしたがって視力低下などの障害が起こってきます。当院には円錐角膜で遠くから来院される方も増えています。というのも約数千人に1人というかなり珍しい疾患なので、治療に対応する眼科医師も少ないからです。進行がまだ軽度の場合には眼鏡やソフトコンタクトレンズによって視力の矯正を図ることが可能です。また中程度まで進行した場合にも、不正な角膜の表面をハードコンタクトレンズ、もしくは円錐角膜専用の特殊コンタクトレンズで覆うことによる、視力補正も期待できます。

眼瞼下垂においては日帰り治療も行われているそうですね。

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治療は設備が整った「アイクリニック神楽坂」で行い、もちろん私が治療を担当します。希望される方は結構多くて、私も月に2~3回くらいは神楽坂に通っています。手術は局所麻酔により上まぶたを持ち上げるのですが、炭酸ガスレーザーを使用しますので出血が少なく、傷痕の治りも早い方ですと1〜2ヵ月で目立たなくなってきます。術式はその方の症状により、上まぶたの皮膚の一部を切除してまぶた自体を上げる、上まぶたを持ち上げ筋肉を短くして強化する、などから選択します。年代層としては加齢にともなってまぶたが下がってくるので高齢の患者さんが多いですね。

視力の改善には、オルソケラトロジーに対応しているそうですね。

特殊なコンタクトレンズを睡眠時に装着することで角膜の形状を変化させて裸眼視力の改善を図る治療法です。当院では、特に学生さんなど若い方が視力改善したいと希望される方が多いです。また近視の進行を抑制していくことにも期待できるともされていますので、受験勉強前にトライする方もいらっしゃいます。術後は経過を診るため、定期的に数回通っていただく必要がありますが、花粉症などアレルギーの方でも大丈夫です。若い方ほど角膜が柔らかいため、30代くらいまでに受けるといい治療といわれていますが、近視が強すぎる方にはあまり適していないともいわれています。

よく見えることで、人生も幸せにできるかもしれない

ところで、院長先生ご自身の健康法がありましたら教えてください。

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免疫力を高め、体の柔軟性を保つ目的から自宅で入浴後や就寝前にヨガをやっています。毎日5分でもやっていると、その積み重ねで体が変わってきますよ。時々ゴルフに出かけ、大自然の中でピクニック気分で(笑)リフレッシュするのも好きです。

休日にはどのように過ごされていますか?

子どもが3人いますので、休診日には子どもたちと遊ぶことが多いですね。沖縄や北海道、京都など、家族で国内旅行にもたびたび出かけていますよ。数年前までは子育てしながら臨床研究にいそしみ、学術論文も発表してきまして、産休も3ヵ月くらいしか取らずにひたすら眼科治療の研究をしてきていたのですが、こちらでの診療を始めてからは、少しずつ時間が取れるようになりましたね。

今後考えていらっしゃることがありましたら教えてください。

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今は患者さんの治療で手いっぱいですが、いずれ余裕ができれば審美面に配慮したケアなども手がけていきたいと理事長と話し合っているところです。眉間又は目尻の表情じわにA型ボツリヌス毒素製剤を用いるなど自由診療は行っていますが、いろいろと他の分野も勉強をしてきています。なお、A型ボツリヌス毒素製剤はしわだけでなく、自分の意思と関係なくまぶたや目の周囲がピクピクと動いてしまう眼瞼けいれんの治療にも用い、その場合は保険適用となります。

最後に地域の皆さんにメッセージをお願いします。

目がよく見えるようになることで、その人の人生も幸せにすることにもつながっていけるのではないかと思っています。そのため私もスタッフも日々、皆さんに喜んでもらえるよう治療にいそしんでいます。また私も3人の子持ちの母親として、小さなお子さんの扱いは慣れております(笑)。専門性を持ちながらも、どのような些細なことでも眼科に関わることでしたら、ママ同士の会話くらいに気軽に、ご相談いただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

眉間又は目尻の表情じわのケア/1万5000円~

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