白石 裕紀 院長の独自取材記事
アイクリニック大井町
(品川区/大井町駅)
最終更新日:2026/07/06
温かみや優しさをモットーに、地域で長く愛されるクリニックをめざしている「アイクリニック大井町」。2026年4月より院長を務めるのは、大学病院や総合病院で研鑽を積んできた白石裕紀先生だ。「目の症状は生活の質に直結する」との考えから、わかりやすい説明と丁寧な対応で患者に接し、その悩みを解消すべく尽力。適切な検査と診断で治療の道筋をつけ、グループメリットを生かして日帰り手術にも対応している。「オルソケラトロジーなど、子どもの近視に対する医療にも注目しています」と穏やかに語る白石院長に、同院の特徴について詳しく聞いた。
(取材日2026年3月18日)
大井町駅から直結、目の悩みに広く向き合うクリニック
こちらのクリニックの特徴を教えてください。

白内障、ドライアイ、近視など、目に関するお悩みに幅広く向き合う眼科クリニックです。大井町は、お子さんからご高齢の方まで多様な年齢層の方が暮らす地域ですので、年齢ごとのお悩みに柔軟に対応できるよう心がけています。一般眼科診療に加え、眼瞼痙攣に対するボツリヌス製剤治療、加齢黄斑変性や糖尿病網膜症などに対する硝子体注射にも対応しています。また、自由診療としてIPL(Intense Pulsed Light)を用いたドライアイ治療も行っています。当院は大井町駅直結のショッピングセンター内にあり、土・日曜日も診療しています。お仕事や学校帰りにも通いやすい立地ですので、継続した治療や経過観察にも通っていただきやすい環境かと思います。
多くの患者さんが訪れているそうですね。
はい。不快な症状がある方や、お子さんの視力に関するご相談、また職場や健診での視力・眼底検査をきっかけに来院される方も多くいらっしゃいます。緑内障や網膜疾患などは自覚症状が乏しいまま進行することもありますし、「単なる疲れ目やドライアイだと思っていたら、別の疾患が隠れていた」というケースもあります。目の違和感が続く場合には、早めの受診が大切です。当院では患者さんのご希望も伺いながら、必要な検査はしっかり行いつつ、不必要な検査はなるべく行わない方針です。患者さんの目に不要な負担をかけず、貴重なお時間もできるだけ無駄にしない診療を心がけています。ウェブ予約システムを導入していますが、急なお困り事がある場合には直接ご来院いただくことも可能です。また、木曜午後・金曜午後・土曜隔週では二診制を導入し、受付スタッフ・看護師・視能訓練士も十分に配置することで、待ち時間の短縮と円滑な診療に努めています。
先生は2026年4月から院長に就任と伺いました。これまでのご経歴をお聞かせください。

金沢大学卒業後、国立病院機構東京医療センター、横浜市のけいゆう病院、東京歯科大学市川総合病院で研鑽を積んできました。それぞれに特色があり、一般的な眼科疾患に加えて、希少疾患や重症例、診断や治療に高度な判断を要する症例にも数多く携わってきました。そうした経験は、現在の日常診療においても、一人ひとりの患者さんの症状を丁寧に見極める上で大いに役立っていると感じています。一方で、私の中には初めから「町のかかりつけ医として、地域の患者さんに寄り添った医療を提供したい」という思いがありました。そのために広く深く知識をつけて経験を積み、2026年4月から当院でその思いを実現することとなりました。地域に親しまれてきたクリニックを引き継ぐのは責任重大なことではありますが、これまでの経験を存分に生かしていきたいと思います。
さまざまな治療法で「見える」をサポート
こちらでは、レーザー治療や日帰り手術も受けられるのでしょうか?

眼底疾患に対するレーザー治療や硝子体注射、後発白内障に対するYAGレーザー治療、その他の小手術・処置は当院で行っています。白内障の日帰り手術については、神楽坂にあるグループ院の手術施設を共同利用し、私自身が執刀いたします。当院と神楽坂の施設間では送迎体制も整えていますので、ご安心ください。術前検査や眼内レンズの選択、術後の診察・経過観察については当院で対応しています。眼内レンズについては、「価格が高いから多焦点レンズのほうが良い」と思われるかもしれませんが、目の状態や他の眼疾患の有無、ライフスタイルによっては、単焦点眼内レンズのほうが適している場合もあります。また、多焦点眼内レンズにもさまざまな種類や違いがありますので、その方に合ったレンズを選択することが大切です。当院ではそれぞれのメリット・デメリットをご説明した上で、患者さんご自身が納得して白内障手術を受けられるようサポートしています。
どのような症状がある場合に、白内障の検査を受ければ良いのですか?
最近、物がかすんで見える、まぶしさを強く感じる、眼鏡を作り直しても見え方が改善しないといった症状がある場合は、白内障の可能性があります。特に、運転中に対向車のヘッドライトがまぶしい、テレビや新聞の文字が見えにくいと感じる方は、一度眼科での検査をお勧めします。白内障は加齢に伴い多くの方に見られますが、強い近視や糖尿病、ステロイド薬の使用、喫煙習慣、アトピー性皮膚炎などにより比較的若い年代でも発症することがあります。白内障は自然に改善することはなく、進行すると日常生活に支障を来すことがあります。しかし、適切な時期に手術を行うことで、見え方の改善が期待できる病気です。気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。
その他に力を入れられている治療はありますか?

近視の方が日中を裸眼で過ごせるようにするための治療である「オルソケラトロジー」に力を入れています。専用のハードコンタクトレンズを就寝中に装用し、角膜の形状を一時的に変化させることで光の屈折を調整し、起床後はレンズを外して日中を裸眼で過ごせるようにするための治療です。近年では近視矯正だけでなく、近視進行抑制への応用も期待されています。当院では、まず眼鏡装用を含めた視力補正について検討した上で、オルソケラトロジーの適応を判断しています。また、小さなお子さんでは、ご自身だけでレンズの装用やケアを行うことが難しい場合もあるため、親御さんのご協力が重要になります。当院ではスタッフが装用方法やケアについて丁寧に説明し、親御さんと一緒に練習時間を設けながら、安全に治療を進められるようサポートしています。そのほか、近視進行抑制を目的とした点眼治療にも対応しています。
目の症状はQOLを大きく左右する
これからこの場所で、どのような診療をしていきたいとお考えですか?

患者さんのお話にしっかりと耳を傾け、丁寧に向き合っていきたいと思っています。当院のような地域の眼科クリニックでは、日常生活の中で感じる見えづらさや目の不快感について相談される方が多くいらっしゃいます。目の痛みや乾き、疲れ目といった症状は、一見すると軽く思われがちですが、実際には生活の質に大きく影響します。だからこそ、患者さんに寄り添い、安心して相談していただけるクリニックでありたいと考えています。私はこれまで総合病院に勤務しており、専門的な診療に携わる一方で、ドライアイや眼精疲労といった身近な症状に悩まれる患者さんも数多く見てきました。症状の重さに関わらず、不安や困り事に丁寧に向き合い、わかりやすい説明と適切な治療を提供することを大切にしています。診療が混み合う日でも、対話を大切にし、「相談して良かった」「来て良かった」と感じていただけるような診療を提供していきたいと思っています。
最後に、読者へのメッセージをお願いします。

当院では、一般眼科診療に加え、多焦点眼内レンズを含めた日帰り白内障手術、眼底疾患に対するレーザー治療や硝子体注射、IPLを用いたドライアイ治療、眼瞼けいれんに対するボツリヌス製剤治療など、幅広い治療に対応しています。基幹病院レベルで行われている診療も、できる限り地域の皆さんに身近な形で提供したいと考えています。また、経験豊富な複数の視能訓練士が毎日在籍し、視力検査や視野検査、小児眼科検査なども含め、質の高い診療を行える体制を整えています。また、曜日によって担当者や診療内容が大きく変わることなく、週7日を通してできるだけ同じ水準の医療を提供できることも当院の特徴の一つです。目の症状は、日常生活の小さな違和感から始まることが少なくありません。見えづらさ、目の疲れ、乾きなど、どんな些細なことでも気軽に相談できる「地域のかかりつけ眼科」として、安心して通っていただけるクリニックをめざしています。
自由診療費用の目安
自由診療とはオルソケラトロジー/8万円〜
近視進行抑制を目的とした点眼薬の処方/4380円~(1ヵ月分)

