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緑内障の早期発見・治療のため
重要となる精密な眼圧・眼底検査

もりた眼科クリニック

(府中市/府中駅)

最終更新日:2017/07/05

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  • 保険診療

視神経の障害により視野異常・視力低下が起こる緑内障。日本人における失明原因の第1位で、その割合は年を重ねるごとに増加し、40歳以上の日本人20人に1人が緑内障と推定されている。ほとんど自覚症状がないまま病気が進行していくのがこの病気の怖いところで、症状に気付いた時には既にかなり進んでいるケースが多いそうだ。中高年以降増える目の病気には白内障もあるが、白内障は手術をすれば視力は回復できる。しかし緑内障で一度視神経障害を起こすと、二度と元の状態には戻らないのが現状だ。緑内障治療の鍵となる早期発見と早期治療に力を入れる「もりた眼科クリニック」森田哲也院長に、この病気の特徴や、同院が取り組む緑内障の専門診療について話を聞いた。(取材日2017年3月15日)

精密な検査機器を駆使して状態を数値化。自覚症状なく進行する緑内障を診断

Q緑内障とはどんな病気? 自覚症状はあるのでしょうか?
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▲府中駅より徒歩5分の医療モールの3階にクリニックはある

緑内障は、眼圧の上昇などが原因で視神経に障害が発生し、視野異常が起こる病気です。眼圧とは目の中の圧力のことをいい、この眼圧の数値が高いと緑内障のリスクが高まります。しかし、眼圧が正常範囲(10〜21mmHg)であるにもかかわらず発症する場合もあり、これを「正常眼圧緑内障」といいます。緑内障は、眼痛・かすみ目・頭痛や吐き気が現れる急性緑内障を除き、初期段階で自覚症状がほとんどありません。視野の中心よりやや外れた部分に異常が出ることが多く、視野が狭まる・欠けるといった症状が出た時には既に病状が進行しているため、定期的に検査を受けるなど注意が必要です。

Q緑内障かどうかを調べるには、どのような検査が必要ですか?
A
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▲さまざまな検査が可能のため何か不安があれば気軽に相談できる

主に眼圧・眼底・視野の検査を行います。眼圧を調べる眼圧計には、目に空気を当てて測定する非接触型と、角膜にチップを接触させて測定する接触型があります。非接触型は健康診断などで行う簡便なもので、精密検査の際は接触型を用います。ただ、一部の正常眼圧緑内障やレーシック手術により角膜が薄くなっているケースでは、接触型でも正確な測定ができないことがあります。眼底検査は、目の奥に光を当て「視神経乳頭の陥凹拡大(かんおうかくだい=ヘコみの大きさ)」などを観察します。視野検査は光が見えたらボタンを押す検査で、これにより視野異常の有無や程度を判定。いずれも緑内障の経過観察や治療の目安を決めるのに重要な検査です。

Q緑内障をより正確に診断する方法もあると伺いました。
A
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▲眼底カメラ付きのOCTなど精度の高い機器を導入

緑内障をより正確に、そしてより早期の段階で診断するためには、前述した眼圧・眼底・視野検査に加えて、「光干渉断層計(OCT)」を用いた検査が有効です。これは視神経や網膜の断面を撮影・画像解析し、網膜の状態を3次元で把握するもので、緑内障の検査・診断・経過観察において、今や不可欠な検査とされています。近年、光干渉断層計の進歩で視神経の変化がより一層詳細に撮影できるようになり、より早い段階で緑内障を見つけることが可能となりました。

Q緑内障と診断された場合、治療にはどのような方法がありますか?
A
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▲レーザー機器も完備。さまざまな緑内障病型に対応可能だ

目の圧がある限り視神経は圧迫され続けるので、緑内障の進行を完全に抑えるのは難しいです。少しでも視神経の負担を減らして病気の進行を遅らせるために、まずは眼圧を下げる点眼薬による治療を行います。眼圧の変動・視野異常のパターン・緑内障の危険因子・患者さんのライフスタイルを総合的に判断し、点眼薬を選択します。緑内障治療で重要なのは、毎日点眼を継続することです。視野異常の程度やパターンから患者さん一人ひとりに「目標眼圧」を設定し、きめ細かな緑内障管理を行います。視野が悪化した際は点眼の変更や追加をしながら経過をみますが、状況によってはレーザー治療や外科手術を行うこともあります。

Qこちらの医院で受けられる緑内障検査について教えてください。
A
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▲手術が必要かどうかなど気軽に相談に乗ってくれるのが森田院長だ

眼圧と角膜には密接な関係があります。例えば、レーシック手術を受けると角膜が薄くなり眼圧が低く測定されるため、緑内障が見落とされがちです。また、正常眼圧緑内障と診断された人は病気発覚後も注意が必要で、一部の正常眼圧緑内障は角膜が薄いため、眼圧が低く測定されます。眼圧が低く測定されると正しい点眼治療が行われず視野が悪化し、手術に至るケースもあります。正確な検査に基づく緑内障診療をモットーとしている当院では、そうした緑内障患者さんの視野を守るため角膜の厚みや剛性を考慮して眼圧測定値を補正できる眼圧検査機器や、 視神経の状態が詳細にわかるOCTを完備し、より的確な緑内障判断・治療を行っております。

ドクターからのメッセージ

森田 哲也院長

私は北里大学病院にて15年間緑内障専門グループに所属し、多くの症例を診てきました。すべての緑内障点眼薬について、眼圧下降効果や副作用を熟知しています。開業後も大学病院で培った経験をもとに、OCTや角膜の厚みを測定する機器など特殊な検査機器を導入し、緑内障の検査・診断・治療に力を注いでいます。緑内障で失った視野は元に戻りません。そして一度発症したら病気を進行させないよう定期的に通院し、眼圧や視野の状態を確認し続ける必要があります。点眼薬やレーザー治療など、一人ひとりに合わせたきめ細かな治療を行っておりますので、どうぞお気軽にご相談下さい。

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