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正しい避妊の方法や中絶などの知識を知り
女性の体を守っていく

等々力産婦人科

(世田谷区/尾山台駅)

最終更新日:2020/07/10

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  • 自由診療

女性にとって結婚や妊娠、そして出産のタイミングはそれぞれであり、自分らしい人生を送るため、そして自分の体を大切にするためにも、ライフスタイルや将来の目標などを考えながら妊娠・出産のタイミングを選択する「バースコントロール」が重要。「妊娠や出産は、女性の人生にとっても、女性の体にとっても、大きなものとなります。ですので、バースコントロールの正しい知識を皆さんに持っていただきたい」と語るのは、「等々力産婦人科」の鈴木啓太郎院長。もし、人工妊娠中絶を選択せざるを得ない場合、女性の体だけでなく、心にも大きなダメージを与えることもある。女性自身にも正しい知識を持ってもらいたいと話す鈴木院長に、バースコントロールについて詳しく教えてもらった。 (取材日2020年6月23日)

人生のライフイベントを考え、正しい知識を得て、女性主体でもバースコントロールをしていこう

Qバースコントロールとはどういうものなのか教えてください。
A
1

▲女性のプライベートに配慮し、寄り添う診療に努める鈴木院長

パートナーと計画的に妊娠時期を選択するため、避妊という方法でバースコントロールをすることが重要です。意図しない妊娠は、母体と胎児にとっても不安定な状態を強いられます。出産できる環境を整え、計画的に進めることは、出産後の母子の安定にもつながります。避妊方法には、男性主体としてコンドームは知られています。手軽に入手することができ、性感染症の予防にも推奨されています。その一方で破れたり途中で取れたりといった可能性、そして男性の協力が必要です。そのため、女性主体の方法で、低用量ピルがあります。女性自身がコントロールでき、避妊目的だけではなく、生理痛がひどい時や月経困難痛の方にも処方しているものです。

Qピルなどの薬の服用となると、副作用が心配になります。
A
2

▲低用量ピルは婦人科で正しく処方してもらいながらの使用を

確かに、副作用がないわけではありませんが、ピルの服用で妊娠しづらくなるようなことはありません。妊娠を進める時期になれば、服用を中止し生理を1回見送れば妊娠が可能になります。副作用としては、人によっては飲み始めに頭痛や吐き気、不正出血が見られることがありますが、2~3ヵ月後には落ち着くことが多いです。まれに血栓症を発症する場合もありますので、インターネットで購入するのではなく、医師の指示のもと、通院しながらの使用が望ましいです。太ることを心配される方もいますが、それは体質による影響が大きく、誰しもが太るわけではありません。また、ピルでは性感染症を防げないので、コンドームとの併用をお勧めします。

Q薬の服用以外にも女性がコントロールできる方法はありますか?
A
3

▲機器を充実させ、安心の体制で診療に臨む

ピルの服用に抵抗があれば、子宮内避妊用具という選択肢もあり、近年は器具に付加された黄体ホルモンを子宮内に持続的に放出するIUSと呼ばれる子宮内システムが使われています。IUSは婦人科で医師に装着してもらう必要がありますが、一度装着したら、そこから最長で60ヵ月の装着が可能です。この器具を装着していても性交に支障はなく、器具を取り出せば妊娠も可能になります。ただ、装着時に痛みを感じることもあり、装着後もしばらく下腹部の鈍痛など違和感が残る場合があります。出産経験のない方は子宮口が狭く、挿入時に痛みを感じやすい傾向にあるため、経産婦の方が長期的に避妊を希望する場合に選択される方が多いですね。

Qこれらの方法でも、もしもの場合はどうすればよいでしょうか?
A
4

▲早期の受診と処方が重要

もし、コンドームの破損や脱落、ピルを飲み忘れて正しく服用できておらず、避妊がうまくいかなかった場合には、妊娠する可能性が出てきます。その時は、緊急避妊ピルという方法があります。緊急避妊ピルは性行為から服用までに時間が空いてしまうと作用も低下するためできるだけ早い受診が必要です。そのため、性行為後72時間以内に婦人科を受診して処方してもらいます。早期の受診が重要であるため、不安を抱えたまま判断を先延ばしにするのではなく、専門の医療機関に問い合わせ、コントロールできなくなる前に早め対応を心がけていただきたいです。

Qもし、妊娠となってしまった場合について教えてください。
A
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▲母体の安全にも配慮した診療と処置に努めている

最終手段として、手術で妊娠を中断させる人工妊娠中絶となります。手術の方法は、妊娠初期(12週未満)とそれ以降で異なり、妊娠初期の場合は、日帰りの手術で器具を使って掻き出す掻爬法か、器械で吸い出す吸引法が行われます。妊娠12週以降の場合は、入院して人工的に陣痛を起こして分娩させる方法となってしまいます。どちらの場合も手術ですので、母体への負担やリスクを伴います。医療機関の選定は費用面だけでなく、安全性についても考慮してください。当院ではプライバシーに十分配慮した診療と、母体の健康を重視した治療を進めており、万全な状態で妊娠・出産を迎えられるように、何か不安があればすぐに相談しに来てください。

ドクターからのメッセージ

鈴木 啓太郎院長

インターネット上では間違った情報が多く見られます。ご自分らしい人生を送っていただくために、かかりつけの婦人科を見つけ正しい知識を身につけていただき、結婚や妊娠・出産のタイミングも含めたライフプランを立て、ご自分に合った方法でバースコントロールをしていきましょう。また、望まない妊娠となってしまった場合、精神的なダメージから不眠やうつ状態になる方も少なからずおられます。当院では、精神科の紹介や助産師・看護師によるケア、休職に必要な診断書の作成などのサポートも行い、一人ひとりのお体だけではなく、心にもに寄り添っていきたいと考えています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ピル処方/3400円(初再診料別)、IUS/4万5000円(初再診料別)、 アフターピル/1万7000円(初再診料別)

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