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卵巣がんは「沈黙のがん」
半年に1回の検査で早期発見を

SALAレディースクリニック

(大阪市阿倍野区/西田辺駅)

最終更新日:2020/11/24

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  • 保険診療
  • 自由診療

女性特有のがんの検査としては、乳がん、子宮頸がん、子宮体がんがよく知られている。これらの検査は行政による集団検診や費用補助があることも多く、成人女性にとって身近な存在だ。一方、卵巣にできる悪性腫瘍、つまり卵巣がんの検査は検診としては確立していないという。「しかし、卵巣がんは初期には自覚症状が少なく、発見が遅れがちです。しかも進行が速いタイプのがんが多いのです」と警鐘を鳴らすのは「SALAレディースクリニック」の桝田充彦院長。「沈黙のがん」だからこそ、半年に1回は検査を受けて早期発見につなげてほしいと語る院長に、検査を受けてほしい人や、同院での検査の流れを、詳しく紹介してもらった。 (取材日2020年10月12日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q卵巣がんの検査はどういう人が受けるべきですか。
A

卵巣は卵子をつくる臓器ですので細胞分裂が盛んで、もともと腫瘍が発生しやすいのです。そして早くに月経が始まったり閉経が遅い、不妊治療で排卵促進を行ったなど、排卵回数が多い方ほど悪性の腫瘍、いわゆる卵巣がんのリスクは高まるといわれており、40歳前後から発症が増えていきます。ただし、卵巣は体の外部とつながっていないので、がんができても外からは症状がわかりませんし、痛みなどもほぼなく、気がつかないまま進行することが多いのです。また、10代の女性でも良性の腫瘍が見つかることもありますので、できれば10代以降のすべての女性に、特に年齢が上がれば悪性腫瘍の早期発見のために、検査を受けてほしいと思います。

Q検査中や検査後に痛みはありますか。
A

卵巣がんの検査では、基本的には内診と超音波検査を行います。超音波検査では腟から超音波を入れて卵巣の性状を調べますが、直腸や腹部からでも超音波検査はできます。ですので性体験がなかったり、ご本人の了解が得られなければ、内診や経腟の超音波は行いません。当院では、必要な情報を短時間で素早く得られるように日頃から診断技術を高め、内診と超音波検査を合わせて10分程度で検査を行います。また内診では必要に応じてゼリーなども使い、患者さんが不安にならないように「○○しますね」などお声をおかけして、緊張を和らげるように心がけています。「痛い検査はしない」が当院のモットーですので、安心して検査を受けてください。

Q検査を受ける際に準備することがあれば教えてください。
A

卵巣がんの検査は、健康保険が適用になることがありますので、保険証をご準備ください。また、他の医療機関からお薬を処方されている場合には、お薬手帳があると安心です。問診では、月経の周期や症状、性体験の有無などをお聞きしています。また、もし他の婦人科を受診したことがあれば、最終の受診はいつ頃で、その際にはどんなことを指摘されたのか、教えていただければ診断の参考になります。

検診・治療START!ステップで紹介します

1検査の予約を取る

待ち時間を減らし、ゆったりとした環境で受診できるように、同院では完全予約制を実施している。このため電話かインターネットであらかじめ予約を取り、受診日時を決定。インターネットからは24時間いつでも予約が取れる。日曜日午前中も診察を行っており、女性医師が診察を担当する日もあるので、希望に合う日時を予約したい。

2問診表に記入し、医師から問診を受ける

受付を済ませ、待合室で問診表に記入する。初診であれば、検尿も行う。その後、まず診察室へ入り、医師から問診を受ける。全身の健康状態、月経の状況や性体験の有無などを伝え、検査の方法を相談。内診や経腟超音波検査が苦手な人は、このタイミングで医師に相談すれば、希望に合った検査方法を提案してもらえる。

3検査

内診や経腟超音波検査が可能であれば、内診室で検査を受ける。腹部からの超音波検査であれば、処置室のベッドで受けることもできる。体に直接触れる検査は10分程度と素早くスムーズに進むので、検査で痛みを感じることはほとんどないそう。モニターを見ながら、医師と話をすることもできる。さらに必要があれば、腫瘍マーカー検査などのために採血を行ったり、外部の医療機関でMRIによる画像検査を受けることもある。

4結果について説明を聞く

検査を終えたのちに、診察室で詳しい説明を聞く。血液検査や同院以外での画像検査を受けた場合でも、1週間以内には検査結果が出そろうので、再度受診して説明を受ける。

5アフターフォロー

良性腫瘍が見つかって経過観察が必要になったり、今回は異常がなくても、半年ごとに検査を受けて変化がないか確認する。もし卵巣がんが見つかれば、紹介された外部の医療機関で手術や薬物治療を受け、治療が終われば同院へ戻ってサポートを受けることも可能。院長が提携先病院での手術に参加できることもあるそうだ。

ドクターからのメッセージ

桝田 充彦院長

卵巣がんの検査については、エビデンスの問題から欧米でも日本でも定期的に行う検診としては確立していません。しかし私はこれまでに、1年ごとに検査をしていた患者さんでかなり進行した卵巣がんを見つけ、「もっと早くに見つかれば治療できたのに」と何度も悔やんできました。ですので、私自身の経験に基づき、半年に1回の検査を積極的にお勧めしています。自覚症状がないまま急速に進行することが、卵巣がんの怖さです。体への負担が少なく短時間で終わる検査ですので、ぜひご自身やご家族のために、半年ごとの習慣にしてほしいですね。

20201027 dr

自由診療費用の目安

自由診療とは

卵巣がん検査/1,590円~

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