あおなみ小本アイクリニック

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青山裕美子院長
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医療トピックス

早期発見、早期治療が大切
怖がらずに緑内障に対する正しい知識を

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高齢になるにつれて気をつけたい眼病のひとつに、緑内障が挙げられる。緑内障とは、何らかの原因で視野が狭くなったり、ものが見えにくくなったりする病気で、現在は40歳以上の20人に1人が罹患しているとされている。やがては失明の恐れもあるといわれているが、「あおなみ小本アイクリニック」の青山裕美子院長は、病状といかに上手に付き合っていくかが大切であり、そのためには早期発見が重要だと語る。では実際のところ、緑内障とはどんな病気で、どんな方法で検査をし、治療を進めていくのか。青山先生に緑内障のいろはを聞いた。(取材日2016年10月26日)

正しい知識を持ち、緑内障と上手に付き合っていくことが大切

緑内障とはどんな病気か、簡単に教えてください。

1 ▲緑内障は早期発見・早期治療が大切 緑内障が発覚するケースは大まかに2つに分かれます。ひとつは、自覚症状がなくゆっくりと進行し、何かのきっかけで来院してわかるというケース。もうひとつは、突然目や頭が痛くなったり、吐き気を催したりして、急に発病するケースです。原因は不明なものが多いですが、薬の副作用や遺伝によるものもあり、症状としては視野がだんだん狭くなる、ものが見えにくくなるといったことが起こります。ご家族や血縁関係の中で緑内障を患っている方がいらっしゃったら、一度ご自身も検査を受けていただくことをお勧めしています。

いずれは失明してしまうのでしょうか?

2 ▲患者の眼の命を守りたい。と熱く語る使命感が強い青山院長 そういったこともないとは言い切れません。ですが、きちんと対処をして進行を食い止めて、失明を予防することはできます。何かの原因があるのならその原因から突き止めますし、当院では緑内障の専門外来を設けていますので、不安な方はそちらでゆっくりお話をお伺いすることもできます。緑内障と診断されても、いずれ失明してしまうのだからと悲観的にならず、今見えている状態を少しでも長く続けられるように、という前向きな考えを持ってほしいと思います。

緑内障の専門外来について教えてください。

3 ▲目薬のさし方も丁寧に説明し、患者の不安に寄り添ってくれる 毎週水曜日に専門外来を設けています。予約制で、わりとゆったりと時間をお取りしていますよ。特にご高齢の患者さんは、目薬をさすこと自体が難しい方もいらっしゃるので、ご家族の方も一緒に詳しくお聞きになられますね。それぞれのライフスタイルに合わせて、ご家族やご本人が負担にならないように目薬を処方しています。他にも専門外来では、緑内障の治療をしていく中で抱えるお悩みなどもお聞きしていますので、患者さんの心のよりどころとなれば幸いです。

具体的にどのようにして治療が始まるのでしょうか?

4 ▲緑内障を総合的に判断するために、検査も多く発見に尽力している 緑内障にもタイプがさまざまありますので、まずは前眼部、眼底、眼圧、視野、OCT(眼底三次元画像解析)などの検査を行い、どんなタイプの緑内障なのか、また現在症状が進行しているかどうかなどを総合的に診断しています。患者さんにも画像をお見せしながら、具体的に「ここ変化がありますね」ということをご説明します。次に患者さんやご家族と相談して治療に移りますが、緑内障の治療は主に点眼薬・レーザー・手術の3種類で、中でも点眼薬による治療が主になります。手術は当院では行えませんので別の医療機関へご紹介しています。

緑内障を予防することはできるのでしょうか?

5 ▲検査画像を見ながら、わかりやすく説明してくれる 防ぐ方法はあるかといわれれば、難しいですね。これまでもお話ししたように、緑内障で大切なことは、早期発見と、それに随伴したことが起きないようにすることです。緑内障の患者さんは、まれに内科の手術や検査をしたあと目に症状が出ることがあります。ご自身の目の状態を理解して、なにかのときにはあらかじめ伝えておくことも重要です。見えている状態を維持できれば、何も不自由なく生活を送ることができますので、前向きに治療を受けてほしいと思います。

ドクターからのメッセージ

青山裕美子院長

緑内障が怖いからといって、診察を受けなかったり、診察を受けていてもあまり変わらないからと治療をやめてしまったりする方がいらっしゃいます。けれど緑内障は、「変わらない」ことが目の命を守るうえで大切なこと、と捉えてほしいですね。定期的に通院して、見え方の変化を確認することが大切です。お肌のお手入れと一緒で、毎日のケアですぐに効果が表れるものではありませんが、そのお手入れが長い年月によって、良い状態で保たれるという効果が期待できるわけです。体の不調に比べると、目の症状は対策が疎かになりがちです。早期発見のためにも、定期健診を受診してくださいね。

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