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自覚症状が少ない緑内障
定期検診によって早期発見・早期治療を

あおなみ小本アイクリニック

(名古屋市中川区/小本駅)

最終更新日:2020/05/27

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  • 保険診療

高齢になるにつれて気をつけたい眼病の一つに、緑内障が挙げられる。緑内障とは、何らかの原因により視神経がダメージを受け、視野が狭くなったり、ものが見えにくくなったりする病気で、現在は40歳以上の20人に1人が罹患しているとされている。やがては失明の恐れもあるといわれているが、「あおなみ小本アイクリニック」の青山裕美子院長は、病状といかに上手に付き合っていくかが大切であり、そのためには早期発見が重要だと語る。では実際のところ、緑内障とはどんな病気で、どんな方法で検査をし、治療を進めていくのか。青山先生に緑内障のいろはを聞いた。 (取材日2016年10月26日)

正しい知識を持ち、緑内障と上手に付き合っていくことで、目の命を守る

Q緑内障とはどんな病気か、簡単に教えてください。
A
1

▲緑内障は早期発見・早期治療が大切

緑内障が発覚するケースは大まかに2つに分かれます。1つは、症状を自覚しないままゆっくりと進行し、何かのきっかけで来院してわかるというケース。もう1つは、突然目や頭が痛くなったり、吐き気を催したりして、急に発病するケースです。薬の副作用や遺伝によって発症することもありますが、原因がはっきりしないことも珍しくありません。症状としては視野がだんだん狭くなる、ものが見えにくくなるといったことが起こります。適切な治療を受けずにいると、生活に大きく影響することも。40歳を過ぎた方や緑内障を患っているご家族がおられる場合は、発症リスクが高い傾向にあるため、定期的に検査を受けていただくことをお勧めしています。

Q視野が狭くなるということは、いずれ失明してしまうのですか?
A
2

▲患者の目の命を守りたい。と熱く語る使命感が強い青山院長

そういったことも、ないとは言い切れません。ですが、きちんと治療し進行を食い止められれば、失明を回避することも期待できるでしょう。緑内障と診断されても、いずれ失明してしまうのだからと悲観的にならず、今見えている状態を少しでも長く続けられるように、という前向きな考えを持ってほしいと思います。当院では毎週土曜日に予約制で、一般診療とは別に、緑内障治療を受けられる方や、検査を希望される方を優先的に診療する時間を設けていますので、不安な方はそちらでゆっくりお話をお伺いすることもできます。治療に不安を感じているなど、お悩みがあればご相談いただきたいですね。

Q緑内障の診療時間に余裕を持たせる理由とは何ですか?
A
3

▲目薬のさし方も丁寧に説明し、患者の不安に寄り添ってくれる

さまざまな検査を行う必要がありますし、得た情報から詳しく病状をひもといていく必要がありますから、時間に余裕があることに越したことはありません。また、特にご高齢の患者さんは、目薬をさすこと自体が難しい方もいらっしゃるので、点眼の仕方なども時間をかけて丁寧にご説明できると思います。ご家族の方も一緒に詳しくお聞きになられますよ。緑内障は、長い付き合いとなる病気ですし、患者さんのライフスタイルに合わせたやり方を提供することも、とても大切なことなんです。他にも、緑内障の治療をしていく中で抱えるお悩みなどもお聞きしていますので、患者さんの心のよりどころとなれば幸いです。

Q具体的にどのようにして治療が始まるのでしょうか?
A
4

▲緑内障を総合的に判断するために、検査も多く発見に尽力している

緑内障にもタイプがさまざまありますので、まずは前眼部、眼底、眼圧、視野、OCT(眼底三次元画像解析)などの検査を行い、どんなタイプの緑内障なのか、また現在症状が進行しているかどうかなどを総合的に診断しています。患者さんにも画像をお見せしながら、具体的に「ここ変化がありますね」ということをご説明します。次に患者さんやご家族と相談して治療に移りますが、緑内障の治療は主に点眼薬・レーザー・手術の3種類で、中でも点眼薬による治療が主になりますが、薬でのコントロールが難しい場合などは、手術をご提案することも。手術が必要と判断した場合には、連携する医療機関へご紹介しています。

Q緑内障を予防することはできるのでしょうか?
A
5

▲検査画像を見ながら、わかりやすく説明してくれる

防ぐ方法はあるかといわれれば、難しいですね。原因もさまざまな上に、その全容も明らかとなっていない病気ですから。ですので、これまでもお話ししたように、緑内障で大切なことは、早期発見と、それに随伴したことが起きないようにすることです。緑内障の患者さんは、まれに内科の手術や検査をした後に目に症状が出ることがあります。ご自身の目の状態を理解して、何かのときにはあらかじめ伝えておくことも重要です。見えている状態を維持できれば、何も不自由なく生活を送ることができますので、前向きに治療を受けてほしいと思います。

ドクターからのメッセージ

青山 裕美子院長

緑内障が怖いからといって、診察を受けなかったり、診察を受けていてもあまり変わらないからと治療をやめてしまったりする方がいらっしゃいます。けれど緑内障は、「変わらない」ことが目の命を守る上で大切なこと、と捉えてほしいですね。定期的に通院して、見え方の変化を確認することが大切です。お肌のお手入れと一緒で、毎日のケアですぐに効果が表れるものではありませんが、そのお手入れが長い年月によって、良い状態で保たれるという効果が期待できるわけです。体の不調に比べると、目の症状は対策が疎かになりがちです。早期発見のためにも、定期検診を受診してくださいね。

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