あおなみ小本アイクリニック

あおなみ小本アイクリニック

青山 裕美子院長

頼れるドクター

171150

名古屋駅からあおなみ線に乗り、2つ目の小本駅から西口を出るとすぐ、やわらかな印象の桃色と白色の建物が目に飛び込んでくる。2014年に開業した「あおなみ小本アイクリニック」だ。青山裕美子院長は名城大学薬学部を卒業後、医学の道へ進むため愛知医科大学に進学。卒業後は多くの病院で勤務医として経験を積み、加えて聖マリアンナ医科大学や岐阜大学医学部で専門とする緑内障に関する眼科の講師を務めた経験もある。「一人ひとりの患者とじっくりと向き合うため、診療時間が長くなりがち」と話す青山院長は、眼科では珍しい往診を積極的に行うドクターだ。取材を通して、開業を決意したきっかけや診療スタイルに込めた想いについて話してもらった。
(取材日2016年8月24日)

救命救急を経て長期的に患者と向き合う眼科を選択

―薬学部から医学部へ進学し眼科の医師になられたということですが、なぜ眼科の医師をめざされたのですか?

学生時代は文系よりも理系が得意だったので、自然と理系の道へ進むことを決めました。縁あって薬学部へ進学したのですが、4年次で研究室を選択する際、眼科の基礎研究をしていた研究室に入ったんです。思えばこの時が私と眼科という分野の初めての接点でした。その後医学部に再度進学し、勉学に励むことに。当時は特に、患者さんの“看取り”に対し医師としての存在意義を強く感じていたこともあり、救命救急で経験を積みました。人はいつか必ず亡くなります。どんな状況でも必ず“看取り”が必要だということを学べたことは、今でも心に残っていますね。その後、医師としてどうありたいかを考え、医療に対する想いだけでなく体力面も考慮し、眼科の医師として歩むことを決めました。眼を守ることは、患者さんの生活そのものを守ることにつながると思ったからです。今思えば、薬学部で眼科の基礎研究を学んだことも、その選択に影響したのかもしれませんね。

―緑内障を専門にされた理由は?

これもまた偶然ではありますが、研修医として入局した医局で緑内障の研究のポストが空いていたからなんです。研修ではさまざまな分野をひと通り学んだあとで、自分の専門を決めます。緑内障は視神経がダメージを受けることで視野が狭くなる病気で、完治することはなく一生治療を続けていかなければなりません。専門家が少ない分野について学べば患者さんのためになりますし、直接診察してお話する機会も多く持てると思ったのも、学ぶきっかけとなりました。偶然とはいえ、学べば学ぶほど奥の深い分野と気づかされ、気づいたら熱中していましたね。何より、当時さまざまな症例の患者さんとの触れ合えたことが、今のベースになっているのかもしれません。長期におよぶ治療期間を患者さんとどう向き合っていくかが大切だということをはじめ、たくさんのことを勉強させていただきました。

―緑内障の治療とはどんな方法なのでしょうか?

適切な治療を行うためにも、まずは綿密な検査から緑内障の症状を早期発見することが第一です。当院では眼圧、眼底、視野検査と、網膜断層撮影を行い画像分析するOCT(光干渉断層計)を使用した画像検査を行い、特に視野検査では3種類の方法を用いることで、早期発見・治療につなげています。検査結果を踏まえ、症状に応じた治療計画を立てます。緑内障治療の原則は点眼薬による薬物治療。外科的処置も有効で、私も勤務医時代に数多くの手術を執刀していましたが、当院では現在手術を行っていません。患者さんのことを思えば手術もしてあげたいという気持ちが強くあるのですが、手術にまで手を広げてしまうと、このクリニックの根幹でもある往診との両立が難しくなり、すべてが中途半端になってしまいます。緑内障治療において薬物治療と外科的処置の並行はとても大切なので、自分の中でジレンマとなっている部分ですね。



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