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重度の歯科恐怖症の克服をめざす
行動変容法を取り入れた歯科治療

かわい歯科

(門真市/門真市駅)

最終更新日:2023/07/07

かわい歯科 重度の歯科恐怖症の克服をめざす 行動変容法を取り入れた歯科治療 かわい歯科 重度の歯科恐怖症の克服をめざす 行動変容法を取り入れた歯科治療
  • 保険診療

歯科医院を受診するのは誰しも足が重くなるもの。放っておくと口腔状態が悪化するばかりか、体へも悪影響で、多くの人は気持ちを切り替えて通院している。しかし中には「本当に怖くて通えない」「診療台を見ただけで震えてしまう」という「歯科恐怖症」と呼ばれる人もいて、それはかなりの数に上るそうだ。相談すれば静脈内鎮静法などを用いて治療をしてくれる歯科医院も多いが、その一方で「当院では心理学的なアプローチを取り入れて歯科恐怖症の克服に取り組んでいます」と語るのは「かわい歯科」の河合利彦院長。障害者の歯科診療をメインとする同院は、障害のある患者だけでなく、歯科恐怖症の患者の治療も数多く手がけている。歯科恐怖症の人が治療を完遂し、定期的に通院できるようにするための同院の取り組みについて、河合院長に話を聞いた。

(取材日2023年5月23日)

心理学の行動変容法を取り入れ歯科恐怖症の克服をめざす。認知症やパニック障害でも安心して通ってほしい

Q歯科恐怖症とはどのようなものなのですか?
A
かわい歯科 「歯科へ行くことが怖い」という患者の気持ちに寄り添ってくれる

▲「歯科へ行くことが怖い」という患者の気持ちに寄り添ってくれる

読んで字のごとく「歯科医院に行くのが怖い」と強く感じることを総称して歯科恐怖症と呼びます。痛いことをされそうで怖い、口の中を見られること自体が怖い、治療器具が怖いなど、何に恐怖を感じるのかは人それぞれですが、だいたいの方が新しい環境へぱっと踏み込むことに、一般の方よりも少し勇気が必要で、心理的なストレスを感じておられます。当院には、障害のある方や、精神病やうつ病、パニック障害や発達障害、自閉症や認知症の患者さんもいらっしゃいます。最初は扉から中に入るだけでも怖くて大変という方も少なくありませんから、歯の健康を守るためにも歯科恐怖症をいかに克服するかは、重要なポイントとなります。

Q患者さんに対して、具体的にどのようにアプローチしていますか?
A
かわい歯科 歯磨きが苦手だという患者へのアドバイスも丁寧に行う

▲歯磨きが苦手だという患者へのアドバイスも丁寧に行う

いきなり口や歯を診ることはせず、勇気を出して来てくださったことに敬意を払い、安心して任せていただけるような関係作りを意識しています。頭では治療をすべきとわかっていても恐怖心が勝ってしまう方がほとんどですから、第一ステップとしては「歯科医院はお口を爽やかにするための心地の良い場所」と感じていただくことをめざします。ブラッシング指導や口腔清掃から入ってプラスの印象を高めてから、第二ステップとして簡単な治療や、緊急性のある治療に取りかかるのです。カウンセリングでは長い時間をかけるより短い時間で終わらせて「意外と平気だった」と思ってもらうほうが良い場合も。患者さんの様子を見て、臨機応変に対応します。

Q歯科恐怖症の方の治療に心理学の行動変容法を役立てているとか。
A
かわい歯科 言語機能に障害のある自閉症の患者へのアプローチも行う

▲言語機能に障害のある自閉症の患者へのアプローチも行う

大学時代から精神的な疾患のある方や障害のある方の治療に興味があり、これまで学んできた心理的アプローチの手法を診療に生かすこともありますね。歯科恐怖症の患者さんは過去に歯科医院で怖い思いをした方や、一定の発達年齢に達していない小さなお子さんが大半ですが、実はそうした方の不安を軽減するための行動療法は、ある程度確立されているんです。優しい雰囲気でホスピタリティーを意識するのは当然として、そうした手法を用いることで患者さんのためになれば、これ以上うれしいことはありません。もちろん、治療に緊急性がありどうしても克服できない場合は、全身麻酔や静脈内鎮静を行う歯科医院とも連携しますのでご安心ください。

Q患者さんにはどのように歯科と向き合ってほしいとお考えですか?
A
かわい歯科 子どもの患者には紙芝居を使って説明するとスムーズにいくことも

▲子どもの患者には紙芝居を使って説明するとスムーズにいくことも

当院の患者さんに限らず歯科恐怖症の患者さんは「本当に怖いんです」と苦笑いしながら、申し訳なさそうに来られる方がほとんどです。当院では一つ一つのプロセスをクリアしながら、通院の回数を重ねることで治療のゴールをめざしますが、それは単にお口の健康という心配事から解放されることが望めるだけでなく、患者さんご自身が気にしていたコンプレックスの克服にもつながるのではないかと考えています。当院は、歯科恐怖症だから鎮静剤を使うというのではなく「何かあったら助けますよ」という関係性の構築に主眼を置いています。気軽になんでも言ってもらえる歯科医院でありたいと思っていますので、遠慮なく頼ってほしいですね。

Q介護や付き添いをする「ケアギバー」の負担も減りますね。
A
かわい歯科 ケアギバーからの相談にも乗ってくれる院長

▲ケアギバーからの相談にも乗ってくれる院長

お口の中の問題は外から見えず、つい目をつぶってしまいがちです。でも虫歯や歯周病を放置していると、肺炎や脳卒中のリスクが高くなることがわかってきています。認知症の方や障害のあるお子さんが、もしそういった病気になってしまったら、介護や付き添いをするご家族の負担は、明らかに増えてしまいます。介護する側の生活を楽にするためにも、歯科恐怖症だからと二の足を踏まないで、積極的に早めに歯科医院へ来てもらうことがとても大切です。どうしても歯科医院へ連れて来られないとお困りであれば、訪問診療もさせていただきますから、まずはお電話ください。歯科恐怖症克服の方法を一緒に考えていきましょう。

ドクターからのメッセージ

河合 利彦院長

ほとんどの方が歯科医院を受診するのが怖くて、緊張しながら門をたたかれると思います。特に当院は障害者歯科をメインにしていますので、最初から積極的に「歯科に来たくて来た」という人はほとんどいらっしゃらないと思っています。ただ、そういう方たちが、それぞれ治療を終え、定期的なメンテナンスを受けに通院できるようするのが、私たちが開院以来掲げてきた目標であり、続けてきた取り組みです。当院のモットーは、どの患者さんに対しても安全地帯であること。最初の勇気を出してもらえたら、最後まで治療ができるようサポートいたします。まずは一度気軽にご相談いただけたらと思います。

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