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「コロナうつ?」テレワークや在宅勤務に伴う
うつ症状について

新宿ストレスクリニック 品川本院

(港区/品川駅)

最終更新日:2021/10/12

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新型コロナウイルスが問題となっている現在、在宅で仕事をする人が多くなった。活動が制限された学生生活においては学生の約3割にうつ症状があるという報告もある。今の社会において、子どもから高齢者までさまざまな行動制限を行っていることで、心身の調子を崩すケースが問題となっている。「新宿ストレスクリニック 品川本院」の渡邊真也院長は、うつ病をはじめとする精神疾患を専門とする医師。渡邊院長に、よく聞かれる「コロナうつ」とはどんなものなのか、ストレスとの向き合い方について詳しく聞いた。

(取材日2021年5月13日)

外出自粛や環境の変化に伴うメンタル問題と、その対応について

Q今、心身の不調を訴える人が増えているそうですね。
A
1

▲環境の変化が体調に影響を及ぼすことも

外出自粛が続く中、オンライン授業や在宅勤務によって生活パターンが変わり、うまくストレスを発散できない人が増えています。本来、家は家族の絆を深めたり、休息をする場所なのに、そこで授業を受けたり働いたりすることで集中しづらく、体調を崩す人、生活環境の変化に対応できずフラストレーションをうまく発散できない人、長時間労働で疲労する人、生活のリズムが乱れうまく眠れなくなってしまう人など、心身の不調を訴える人が増えています。自分や家族が死んでしまうのではないかという恐怖や、受験環境や将来の就職に対する不安、失業してしまうかもしれないという恐怖から体調を崩す人も少なくありません。

Q「コロナうつ」とは、新たな病名なのでしょうか?
A
2

▲リラックスできる空間づくりを心がけている

メディアなどで「コロナうつ」という言葉が盛んに使われていますが、「コロナうつ」という言葉に医学的な定義はありません。行動制限に伴うストレスの多い生活が続く中、「気分が落ち込む」「やる気が出ない」「集中できない」「不安だ」「イライラする」「よく眠れない・起きられない」といったさまざまな精神的不調やうつ病のような症状が現れていることを総じて「コロナうつ」と呼び、厚生労働省では、新型コロナウイルス感染症による国民の心理面への影響を把握するため、インターネット調査を実施しました。心身の不調な状態を放置するとさらに状態が悪化し、本当にうつ病になってしまう可能性もあるため、自己判断による様子見は禁物です。

Qうつ病の診断はどのように行うのですか?
A
3

▲自己判断だけではなく、医師の診断を受けることを勧めている

うつ病には国際的な診断基準がありますが、うつ病に似た症状で、双極性障害や適応障害などさまざまな種類やタイプの精神疾患があるため、できるだけ早い段階で病院やクリニックなど専門機関で診察してもらうことが大切です。当院では、問診に基づいてどのような症状が出ているのかを確認しております。光トポグラフィー検査は、近赤外光を頭部に当て、血流量を調べ、うつ病、躁うつ病、統合失調症、正常の4つのパターンの波形によって分類することができる検査です。詳しい問診のみの診療も行っておりますが、問診と視覚化されたデータで総合的に診察を行っております。

Q治療方法について教えてください。
A
4

▲診察室では院長が親身な姿勢で診療にあたる

軽度睡眠障害や軽度ストレス状態なら、環境調整、適度な運動、カウンセリングによって症状の早期改善を促すことで、うつ病発症を予防することが期待できます。もし、意欲低下や興味の消失などが出現し、うつ病の状態になってしまった場合は、早期の治療が重要です。抗うつ薬、睡眠薬、安定薬などの投薬治療が以前からありますが、メリットだけでなく、薬の副作用や薬依存の問題もあり、議論されてきました。現在は、経頭蓋磁気刺激(TMS)がうつ病の治療として重要視されており、TMSは副作用のほぼない、画期的な治療だと考えています。

Qストレスと向き合うためのアドバイスをお願いします。
A
5

▲気になることは抱え込まず気軽に話してほしいという渡邊先生

在宅勤務や外出の自粛などで家に一人でいることが多い場合や、家族がいても1日誰とも話さない場合は、電話でもよいので、まずは1日に1回は誰かと話すようにしてみてください。外出自粛が求められる中、運動不足が原因でストレスがうまく発散できず、精神不安定になることもよくあり、室内でもできるストレッチや体操など少しでも体を動かすことが大切です。在宅勤務の場合、仕事にメリハリをつけて、決められた時間内で終われるように工夫してみましょう。うつ病は誰でもなる可能性がありますので、相談相手がいない場合は、カウンセリングでご相談ください。大人も子どもも、一人で不安な気持ちを抱え込まないことが大切です。

ドクターからのメッセージ

渡邊 真也院長

外出自粛などでストレスが発散しにくい昨今において、誰もが普段以上にうつ病にかかりやすい状況です。今まで楽しめていたことが楽しめなくなった、仕事にならない、同じことをグルグル考え続けてしまうなど、これまでにない変化を感じたら、「まさか自分が?」と思わず、できるだけ早く専門機関を受診してください。当院では、まずは患者さんの話をお聞きすることを大切にしています。不安や悩みは、決して一人で抱え込むものではありません。みんなで乗り越えていきましょう。

自由診療費用の目安

自由診療とは

光トポグラフィー検査/6490円~

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