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櫻井 直樹 院長の独自取材記事

シャルムクリニック

(松戸市/秋山駅)

最終更新日:2020/01/27

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ワインの名前が由来だという「シャルムクリニック」は、その名にふさわしく内装もおしゃれだ。一般皮膚科とエステエリアは待合室から完全に分けられており、受付を済ませた後、それぞれの利用者がリラックスして過ごせるよう配慮されている。櫻井直樹院長は、もともと先端医療の集まる大学病院や都心部のクリニックに勤務していたドクター。開業してからは生まれ育った松戸市に戻り、培ってきた経験をクリニックの診療に生かしている。最近は子どもの診療が増えているというが、櫻井院長は自身も一児の父として「お子さんの診療を大切にしたい」と、子どもならではの疾患に真摯に向き合う。物腰がやわらかく、どんな質問にもしっかり答えてくれる櫻井院長に、ケアのポイントや、診療にかける思いを聞いた。
(取材日2015年12月9日)

アトピー性皮膚炎に悩んだ若かりし頃の記憶が、皮膚科医師への道を切り拓いた

医師になったきっかけを教えてください。

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僕の家系は、祖父まで代々医師の家系でした。祖父は、僕の親である自分の子どもたちが医師にならなかったため、会うといつも僕に医師になってほしいという話をしていたため、自然と医師が自分の夢だと思うようになっていました(笑)。また、小さい頃はアトピー性皮膚炎で、中学、高校と成長するにつれて悪化した経験がさまざまな診療科がある中で皮膚科の医師を選んだ一つのきっかけでした。

大学卒業後、ご専門にされてきた分野は?

アトピー性皮膚炎、乾癬、レーザー治療です。東京大学医学部附属病院に勤務していた頃からレーザー治療には興味があり、日本レーザー医学会認定レーザー専門医などの資格も取りました。当院でも多くの種類のレーザーを用意し、治療に役立てています。アトピーと乾癬は、慢性的な皮膚科疾患の二大巨頭。非常にたくさんの人がかかっている病気であり、治療が難しい病気として有名です。この2つの病気に精通することは、皮膚科の医師として腕を磨くことにつながります。特に乾癬の治療は非常に困難で、これをマスターできれば、たいていの皮膚科疾患は治療できるようになるでしょう。どんな治療も行える医師でありたい、そんな気持ちがアトピーや乾癬の治療を専門にしてきた理由です。

先生はもともと開業されるおつもりだったのですか?

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「いずれは開業するだろう」と考えていましたが、最初から開業をめざしていたわけではありません。ただ、僕は常に臨床の現場にいたい人間で、あまり研究は好きではないんです。大学病院にいれば研究は必須でしたから、数年大学へ勤務した後は、大きな病院やクリニックで経験を積んできました。特に東京大学の皮膚科で学んだ多くの診療は、自分の診療スタイルの原点となっています。開業場所に秋山を選んだのは、ここが地元に近かったことと、この辺りに皮膚科が少ないことを知っていたため、ここでなら自分の理想とする診療が行えるのではないかと考えたからです。治療を必要とする方たちにとって、当院が「いつでも相談できて、質の高い治療が受けられる」最後の砦になればと思っています。

めざすのは「ここでしか受けられない治療」を提供すること

クリニックの特色を教えてください。

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皮膚科は内科などと違い、クリニックであっても、医師の努力次第で大学病院に匹敵する医療を提供できる科です。当院は常にそれを意識し、たとえ重病の患者さんがいらしても治療を行えるよう、さまざまな検査や特殊な機器などをそろえています。また、僕はさまざまな美容医療に携わってきた経験を生かし、精密な美容皮膚科診療を心がけています。多くの美容皮膚科は、もともと一般皮膚科専門だった先生が、ニーズがあるからと美容皮膚科も掲げているパターン、あるいは、一般皮膚科をほとんど経験せずに、美容皮膚科一筋の先生が開業しているパターンが多いかと思います。それが悪いということではありませんが、どちらのパターンも専門分野以外の知識が十分ではない可能性があります。当院では、大学病院や総合病院の皮膚科だけでなく、美容外科や美容皮膚科専門のクリニックで治療に従事してきた自分の経験を生かし、より患者さんにとって適切な治療をご提案させていただきます。安心してご相談いただけたらうれしいです。

乾癬やアトピーなど、いわゆる治療が難しい症状を訴える患者さんも多いと聞きました。

そうですね。当院は、3種類の光線療法(紫外線療法)も行えるため(全身型ナローバンドUVB、部分型ナローバンドUVB、ターゲット型エキシマライト)、重症患者さんが多いのは確かです。「どこに行っても治らなかった」とおっしゃる方たちの笑顔を見るのは、診療の励みにもなります。ただ、現在特に来院数が多いのは、大人より子ども。乳児湿疹や2、3歳までのアトピー症状には、食物アレルギーが関わっていることが多いのですが、皮膚科の医師の多くがそれを見逃し、症状を長引かせてしまっています。当院では、幼いお子さんの治りづらい湿疹はまず食物アレルギーを疑い、積極的に検査。アレルギーの食品が判明したら小児科と併診しながら、基本的にはしばらく食べずに様子を見ます。小児の食物アレルギーは2、3歳までに改善に向かっていくケースが多いですが、人によってその時期も本当に食べて大丈夫なのかも違いますから、その子がどのパターンに当てはまるかの見極めも重要です。あえてアレルギー食品を食べさせることが治療のポイントとなる症状もありますので、お母さんたちには「アレルギーが出たから、その食べものは完全に排除する」のではなく、医師へ相談して適切な対応をしていただきたいと思います。

なるほど。では、安心の医療を受けるために、クリニック選びで気をつけることはありますか?

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皮膚科は命にかかわる疾患が少なく、医療の中でも軽く見られがち。幅広く標榜しているクリニックでは皮膚科専門ではない先生が治療しているケースも多いため、その現状が、「治療しても治らない」そんな結果を招きやすくなっていると思います。きちんとした治療を受けるためには、一つの基準として「日本皮膚科学会認定皮膚科専門医」のいる病院へ行くことは大切でしょう。もちろん、皮膚科専門医だから患者さんにとっていい医師であると安易には言えません。しかし、少なくとも皮膚科専門医になるための勉強を5年はしていますから、それは正しい皮膚科治療を受けていただく最低ラインだと僕は思っています。日本皮膚科学会のホームページに皮膚科専門医の情報が載っていますので、皮膚科をお探しの時は参考にしてみるといいかもしれません。

今後はクリニックの拡充を視野に入れ、更なるニーズに対応

きれいな肌を保つために、皮膚科の医師としてアドバイスはありますか?

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まずは、UVケアをしっかりすることです。そして、体内からのアプローチがとても大切。例えば僕であれば、多種類の栄養素を点滴したり、バランスの良い食事とともに抗酸化サプリメントを飲んだりしています。スキンケアというと、化粧水をつけたり、パックをしたり外からのアプローチに目がいくものの、長い目で見ると、いかに中からケアしてきたかの差が現れます。中からのケアは自分ではわかりづらく、効果を感じづらいため、おろそかにしてしまいがち。しかし、実際には外からアプローチするより実を結びやすく、年齢に負けない肌をつくってくれるでしょう。まずは普段からビタミンC、ビタミンEやリコピンなどを多く含む抗酸化食品をとり、炭水化物をとりすぎないよう気をつけるといいと思います。「中からきれいになる」という意識をいつも持ち続けることが大切です。

プライベートではどのように過ごしていらっしゃいますか?

週2回は診療終了後に加圧トレーニングに行っています。あまり休みがないため、休みの日はゆっくり過ごすのが好きです。子どももまだ小さいので、時間がある時はできるだけ一緒にいられればと思っています。普段の楽しみは、おいしいワインを飲むこと。ワインエキスパートとチーズプロフェッショナルの資格を持っているので、帰宅前に自宅へ電話し、その日の食事に合わせてワインやチーズを買って帰ることもあるんですよ。忙しい日々だからこそ、そのちょっとした時間が大きな癒やしとなり、心身のリフレッシュにつながっています。

今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

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開業から4年経ち、おかげさまで患者さんもだいぶ増えてきました。今後は、クリニックを拡充し、患者さんがもっと通いやすいクリニックをつくっていければと考えています。できるだけ待ち時間を減らしていけるよう、工夫もしていきたいですね。現在は、長い時間待っていただく日もあるものの、ホームページと予約専用電話番号にて順番が確認できるシステムを導入し、少しでも患者さんの負担がないよう努力しています。当院は駐車場が大きいため、順番が来るまで待合室ではなく、お車で待っていただくことも可能です。もちろんご自宅で待機していただいても構いません。体調やご都合に合わせて、ぜひ予約システムをご活用ください。当院は皮膚科の一般的な治療に加えて、美容皮膚科やエステティシャンによるエステなども受けていただくことができます。お悩みやご相談ごとがあれば遠慮なくお話しいただき、子育てや仕事の合間にでも、癒やしの一時としてご利用いただけたらうれしいです。

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