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渥美 一成 院長の独自取材記事

セントラルアイクリニック

(名古屋市中村区/名古屋駅)

最終更新日:2019/08/28

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名古屋駅、地下鉄国際センター駅いずれからも徒歩3分のオフィスビル14階にある「セントラルアイクリニック」。眼科一般の疾患はもちろん、白内障や緑内障の手術、また自由診療としてレーシックなどの屈折矯正手術や多焦点眼内レンズ挿入手術にも対応している。渥美一成院長は屈折調節が専門で、一人ひとりの年齢、見え方に合わせた治療方針を示してくれる。「一生懸命になりすぎて患者さんにしゃべりすぎてしまう」というほど熱い院長は、朝晩の散歩や休日に、ペットのコーギーと戯れることが一番の楽しみとか。「患者さんの目に関して一生責任を持っていきたい」という強い信念や治療について話を聞いた。(取材日2016年6月14日)

専門は屈折調節。多焦点眼内レンズ、レーシックに注力

まず開業にいたる経緯、眼科医をめざされたきっかけなど教えてください。

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1980年に愛知医科大学を卒業し、1989年から総合上飯田第一病院に勤務しました。分院を2000年に名古屋駅前のターミナルビルに開院、院長となり、2年後、私がそこを買い取って個人のクリニックとなったわけです。2010年ビルの建て替えに伴い、現在のビルに引っ越してきました。そもそも眼科医をめざした理由といってよいのか、実家が眼鏡屋だったんです。小さい頃母に、眼鏡屋よりも眼科医になることを勧められていました。商売をしているとどうしてもお客さんの都合に合わせることになり、約束していた動物園に行けなくなったこともありました。子どもの私にはそれが悲しくて、会社勤めをしたかったのですが、結局眼科の医師になりました。両親は亡くなりましたが、生前、私が実家のお客さんの眼鏡を処方することができました。それが親孝行でしたね。

こちらでは、どんな診療が受けられるのでしょうか。

当院では、自費診療と保険診療が1対1の割合ですので、目に関する一般的なご相談から先進の手術まで対応できます。高齢化で、白内障の患者さんも増えましたが、その手術も単なる視力回復手術ではなく、屈折矯正をも含めた視機能の上昇をめざす手術になりました。現在、当院では単焦点よりも、遠くも近くも見ることができる遠近両用の多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建手術がメインです。これは先進医療に認定されており、当院は先進医療認定施設になっています。

レーシックに力を入れていらっしゃるとか。

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はい。当院では厚生労働省承認、FDA承認およびNASA公認のレーシック機器を導入しています。レーシックは多焦点眼内レンズを入れたとき、乱視矯正や度数の調整にも必要になります。手術によってどういう見え方になるのか、屈折の全体を理解することが必要で、一人ひとり、見え方をこまかくフォローしなくてはいけない。私の専門は屈折調節なので、それをきちんとできることが強みです。もちろん術後、調子が悪いとか目やになどの気になる症状も保険診療で続けて診させていただきます。私自身も、妻も子どもも当院でレーシック手術をしているんですよ。ただ、若い人には勧めますが、50歳以上の人は、度数を下げる、乱視を残すなど調整をすることになり、基本的にレーシックをやるべきでないと私は思います。手術のほかに、近視のお子さんには、オルソケラトロジーといって夜間に特殊なハードコンタクトレンズを入れる治療も行っています。

クリーンな手術室と高度な機械で患者の目を守る

手術室は広く、設備が整っていますね。

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はい、当院で一番広いんですよ。角膜の手術、白内障、緑内障の手術、網膜などのレーザー手術をしています。クラス1000といって、清浄度が最も必要な整形外科の関節手術とか白血病の患者さんの治療に使うようなクリーンルームです。眼科でここまで必要なのかというと、絶対感染を起こさないようにするためには必要だということです。白内障ですと内眼手術といって目の中に器具を出し入れするのですが、レーシックやPRKは角膜だけ、外側だけの外眼手術なので、アメリカでは普通の部屋で外来手術として行うことがほとんどなぐらいです。ですが、当院ではクラス1000の手術室で行っていますので、通常、感染症は考えられません。

機械も高度なものをそろえておられますね。

患者さんにとって一番いいものは何かと求めた結果です。白内障や緑内障は目が「見にくい」ことからのスタートですが、レーシックを受ける人は、眼鏡やコンタクトレンズなら「見える」ことからのスタートなわけです。つまり生活のクオリティを上げるための手術なので、眼鏡で1.6見えるのならば、手術後には裸眼で1.6見えないと満足にはつながらない。1.0ではだめなんです。レーシックの機械は日進月歩。患者さんの希望にお応えするため、新しいバージョンの機械を追求しています。当院では飛蚊症の治療に使う硝子体手術のYAGレーザーや、ヘッドマウント型の視野計測器など、まだ日本に数台しかないものも備えています。ほかにスーパーライザーといって、内科や整形外科で肩こりや腰痛の改善のために使用する近赤外線レーザーの機械も。これで血液の循環を良くし、緑内障や網膜色素変性症などの患者さんの視野を少しでもアップしたいと思います。

ほかに、患者のフォローという面では、どんなことがあるのでしょうか。

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土曜日に、視力矯正手術についての説明会を行っています。また月1回は説明会後に希望者に対し「眼の人間ドック」として問診から屈折や視力、眼圧の検査などを行います。いずれも無料ですので、お気軽に予約してお越しいただきたいですね。治療、手術となった場合には、手術をする前に、「術後は最低1年間は診せてください」とお話し約束していただき、個室でのカウンセリングや術前検査を受けていただきます。開業して15年ほどになりますが、毎年定期健診にいらっしゃる方もいます。「そろそろ1年ですからお越しください」というはがきを10年間は送っているんですよ。そういう意味で当院は、患者さんの長期間にわたる術後データを持っているので、術後どうなるかについてもお話しできますね。

目に関して一生責任を持ち、誠心誠意を尽くす

スタッフの方々について教えてください。

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私は患者さんに説明するとき、つい、あれも言いたい、これも言いたいと一生懸命になってしまって、どうも専門用語も使ってしまうことがあるようです。頭の中ではわかりやすく、ゆっくりしゃべろうと思っているのですが(笑)。だからスタッフが患者さんに私の言葉をわかりやすく伝えてくれたり、逆に心配なこと、困っていることをこまかく聞き出してくれたりしています。患者さんも私には言いづらいことでもスタッフになら話してくださることがあります。今は看護師3人、ORTという視能訓練士が3人で、チームワークは非常にいい。本当に、人は大事、恵まれていると思います。

目についてどんなことに注意すればいいでしょうか。

目は見えるのが当たり前で、普段何とも思わない方が多いと思います。しかし例えば緑内障は、初期には自覚症状がなく気が付きません。症状が出たときには末期なんです。だからもしご家族の誰かに緑内障があったら、40歳を過ぎたら眼科の検診を受けたほうがいいし、緑内障と診断されときには、治らないからと薬をやめたり、通院をやめたりしてはいけません。これらが一番危ないことで、緑内障が進行してしまいます。私は患者さんに、できる限り、生きている間は何らかの形で見える力を残してあげたい。緑内障の手術の効果は大抵5年ぐらいなので、目の中で場所を変えて3ヵ所手術したら15年もつとか、その時点の年齢からいろいろ考えるわけです。現状維持のため何ができるか、最良の手術の方法を選択します。

今後のことなどお話しください。

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私は学会で常に発表しているのですが、それは自分が先端でいることの確認と、自分が患者さんからいただいたデータをオープンにすることによって、他の医師に参考にしてもらい、ひいてはどこかの患者さんの役に立つといいなと考えているからです。お子さんから高齢の方まで患者さんの年齢に合わせて、またその人の見え方のニーズに合わせて治療方針を考えていくというのが私のコンセプト。患者さんの目のことに関しては、一生責任を持たせていただきたい。総合病院に勤務していたとき、患者さんは、大きな病院だから、眼科部長だからという理由で私のところに来てくれていたのかもしれません。今は、私という個人の医師を選んで来てくださっているわけであり、今後もその方々のために誠心誠意、精一杯やりたいと思っています。

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