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須藤 英文 院長の独自取材記事

須藤整形外科クリニック

(大和市/高座渋谷駅)

最終更新日:2020/04/01

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高座渋谷駅から徒歩数分の穏やかな住宅街にある「須藤整形外科クリニック」は、一般整形外科に加え、脊椎・脊髄疾患の専門的治療を行っている。縦に長い待合室を抜けると、ベッドが10台以上もある広々としたリハビリルームが目の前に現れ、複数の理学療法士が患者にリハビリテーションを施していた。院長を務める須藤英文先生は、君津中央病院で整形外科の責任者として多くの治療を手がけてきたベテラン医師。「もっと患者一人ひとりに寄り添った治療がしたい」と、地元の藤沢市の近くでもある大和市に開業することとなった。穏やかな口調で丁寧に話す須藤先生に、医師をめざしたきっかけや今後の展望についてじっくりと話を聞いた。
(取材日2014年12月4日)

人々を楽にする医療に憧れて、整形外科医師を志す

早速ですが、医師をめざしたきっかけや先生の子ども時代についてお聞きします。

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神奈川県の藤沢市生まれで、小学校は野球、中学校はバレーボール、高校はバスケットボールと、スポーツが好きな子どもでした。 医師をめざそうと思ったのは、高校生の時に読んだアメリカの小説がきっかけです。精神科の医師が一般の人の生活に溶け込みながら、人々を楽にしているのに憧れ、日本でもそれができないかなと思うようになりました。また、小さい時はけがや風邪などで近くの病院に行くことがよくあり、時間外でも診療してくれていました。母に背負ってもらって病院に行ったことを覚えています。その先生に良くしてもらったのも、自分が医療を志すベースとなったと思っています。

その後、大学ではどのようなことを勉強されていたのでしょうか?

大学でどの分野に進もうか考えていた時に、神経系統がいいなと思っており、脳神経外科か整形外科がいいかなと考えていました。神経系統を志そうと思ったのは、中枢神経がきちんと働かないと体が動かないので、大切な分野を扱う科目だと思ったからです。また、まだよく解明されていない分野だったので、勉強のしがいがあると思っていました。私が通っていた千葉大学が脊椎の診療に力を入れていたこともあり、研修後に整形外科に進もうと決めました。その後に進んだ大学院では、脊椎とその発生学について勉強しましたね。

そして、大学卒業後はいろいろな病院で勤務されているのですね。

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最初は大学病院で、その後は沼津にある病院で働いたのですが、初めて大学を出て働いたこともあり、とても新鮮な気持ちで働くことができました。その後に勤務した千葉の安房地域医療センターでは、整形外科の立ち上げに携わり、自分の医師人生において、とても貴重な経験を積むことができました。勤務医時代は、骨折などの外傷の手術に加えて、私の専門が背骨や脊椎なので、頸椎や腰椎の手術も行っていました。多くの手術を経験する中で、「患者さんの痛みは一つではなく、一人の人間の中に複数の痛みが存在することもある」ということに気づいたのです。例えば、足が痛くて足をかばうようにして歩くうちに、腰が痛くなることがありますよね。大きな病院だとどうしても専門部位だけを診るようになってしまうので、もっと患者さんの全身を診たいと思うようになりました。そして、患者さんに寄り添った治療をするために、開業を決意したのです。

「患者としっかり向き合いたい」という思いから開業

この場所に開業したきっかけなどはありますか?

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千葉の大学に通っていたこともあり、医師になってからは千葉の病院に勤務することが多かったのですが、「開業するならば地元である藤沢から近い場所に」と考えました。開業して最も満足していることは、患者さん一人ひとりとしっかり向き合って治療ができることです。大学病院とは違って、現在は患者さんの全身をじっくり見渡した診療ができることに大きなやりがいを感じています。ある程度なら日常の不具合など内科的な相談に乗ることもできますし、インフルエンザなどの予防接種にも対応しています。当院には定期的にリハビリテーションにいらっしゃる患者さんが多いので、そういった方々が来られたついでに予防接種ができれば便利だろうなと思ったのです。

こちらの患者層やクリニックの特徴について教えてください。

患者層は、近隣の方を中心にお子さんからお年寄りまでたくさんの方に来ていただいています。小学生や中学生はけがが多く、骨折、捻挫、突き指といった症状も見られますね。また、リウマチなどの症状の患者さんもいらっしゃいます。 超音波や低周波などの機器を使って治療する方もいますし、理学療法士に担当してもらって普段の生活の仕方のアドバイスや、患者さん特有の癖のある歩き方などを改善するように指導しています。当院は、十分なスペースを使ってリハビリテーションができるよう広めに造っています。また、エックス線撮影装置は天井走行式のものを導入し、あらゆる方向からの撮影が可能です。手術を行う手前の段階は、こちらできちんと診療したいですからね。また、透視下での骨折の整復や神経根ブロックも行っています。

先生が診療の際に心がけていることはありますか?

患者さんが言いたいことが言える環境をつくっていきたいです。医師の前だと患者さんは萎縮してしまうこともあり、「これは言わないほうがいいかな」と思って言わないことがあったりもしますが、理想は友人と話しているかのように、どこが痛いのかフランクに言えるような関係をつくっていきたいと思っています。一度会っただけでは難しいかもしれませんが、長く付き合っていくうちに患者さんも少しずつ言いたいことが言えるようになってきており、うれしく感じています。

こちらで扱っている「オーダーメイドインソール」について教えてください。

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靴の中に入れて使用するインソール、靴の中敷きを作っています。スポーツをしている人はもちろんですが、普段の生活で感じる足や膝の痛みを軽減したいという方、外反母趾の患者さんにもお勧めです。当院では理学療法士が患者さんの歩き方や足の形をしっかりと確認し、それを踏まえながらその方の足に合わせたインソールを作製します。まずは歩き方をチェックして、足に合わせて型を採り、何度か履き心地を確認しながら丁寧に作っていきます。インソールを着用して歩き方を変えることで、肘や肩の使い方の改善も期待できます。普段からよく履いている靴に合わせて作るのですが、スニーカーでも革靴でも作製可能です。

今後は訪問リハビリテーション開設も視野に

プライベートはどのように過ごしていますか?

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ゴルフに行くこともありますが、下手ですね(笑)。スタッフと行くこともありますし、スタッフ同士がとても仲良く働いているので、みんなでボウリングやバーベキューに行ったりと懇親会もよく開いています。お酒が好きで、日本酒を熱燗で飲んでいます。また、学会や勉強会などに参加することもありますよ。

今後の展望について教えてください。

患者さんがドクターや理学療法士に自分の意見をはっきり伝えて、安心して治療やリハビリテーションを受けられるような環境をつくっていければと考えています。スタッフには常に、「患者さんがなんでも気軽に話せるよう、クリニック全体でやわらかい雰囲気をつくっていこう」と話しています。スタッフみんなでボウリング大会やバーベキューに行くのも、実はそのため。スタッフ同士が良好な関係を築くことができれば、その和やかな空気が患者さんにも伝わりますから。患者さんにこまやかな対応をするために、理学療法士の人数をさらに増やしたいとも考えています。また、今後は訪問リハビリテーションなどもできればいいと思っています。

読者へのメッセージをお願いします。

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これまでの経験を生かし、手術のタイミングを視野に入れた適切な診断に努めています。「手術をしたくない」という患者さんには、運動療法や保存療法など、さまざまな選択肢を提示し、大きな病院と遜色ない診察をめざしています。さらに、大きな病院では手術対象とならないため加療対象と見なされない患者さんに対しても丁寧に診療するよう心がけています。また、理学療法士が複数在籍しているので、治療・リハビリテーションともに細かな対応が可能です。例えば足首の捻挫のテーピング一つとっても、患者さんが痛みを感じる部位と実際の歩き方を確認してから固定し、固定した後も再度歩き方を確認するといった丁寧な処置を心がけています。体のどこかに原因不明の痛みを感じていながら何科を受診すべきか悩んでいる方も、ぜひ一度当院に相談してください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インソール作製1足/1万1000円~

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