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山田 恭子 院長の独自取材記事

山田医院

(横浜市鶴見区/鶴見駅)

最終更新日:2022/10/12

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胃や大腸の内視鏡検査、肛門治療の豊富な経験を持つ「山田医院」山田恭子院長。長年耳鼻咽喉科で地域に根差してきたクリニックが、内装も一新して、消化器内科と肛門外科を新設した。特に大腸カメラや痔疾患の治療など「恥ずかしくて受診できなかった方や、一人で悩んできた方にこそ来てほしい」と、安心して診療が受けられるようにプライバシーを重視した構造にもこだわったという。内視鏡や肛門科の専門家というハードなイメージとは異なり、優しい笑顔で、何でも相談できそうな雰囲気の山田院長。消化器や肛門の病気・トラブルに悩む人の心強い味方になることだろう。

(取材日2017年7月28日/更新日2022年5月10日)

鶴見で開業。内視鏡や肛門治療を専門とする女性医師

クリニックとして幅広い科目を診ていらっしゃいますが、先生のご専門は?

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私は主に消化器内科、肛門外科を診ています。研修医時代の外科研修で、チーム一丸となって患者さんを治していく流れと、手術後の回復がはっきりわかる点にひかれて外科に進みました。また炎症性腸疾患の専門病院で潰瘍性大腸炎やクローン病の診療に長く携わりました。その後は専門性を高めたいという思いから、肛門と内視鏡を専門とする施設に移りました。そこで内視鏡検査を受けた患者さんたちがたいへん満足してお帰りになる姿を多数目の当たりにし、自分も少しでもそういった患者さんを増やしていきたいと修行を積んできました。

開業されたきっかけを教えてください。

横浜に戻り、しばらくは横浜市民病院と宇都宮のクリニックに勤務していました。夫の地元である鶴見の人情あふれるところが好きになり、この地域で子育てをしたい、自分もここで開業をしたいと考えるようになりました。

開業の際、どのようなところを工夫されましたか。

今まで、女性の外来を担当してきた中で、特にお尻の問題に関しては、長年一人で悩まれ、意を決していらっしゃった方や、とても緊張されている方が多いことを経験していました。そこで、少しでも安心して受診していただけるようにと考えました。そして、お尻を診るからこそ、清潔感にもこだわりました。また、大腸内視鏡検査も気軽に受けられる検査というイメージは皆さんお持ちではないので、敷居を少しでも低くできるよう、検査前の説明をしっかり取ったり、検査前後にお過ごしいただく場所は、アコーディオンカーテンで仕切った半個室とし、検査着を着たら、検査が終わるまで、他の患者さんにも会うことのないように動線にもこだわりました。

開業してどのような感想を持たれましたか。

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近隣の方も来てくださるのですが、特に女性の患者さんは遠方からも来られます。患者さんの年齢層は10歳未満のお子さんからご高齢の方まで幅広いです。女性専用の外来ではないので、男性女性関わらず誰にでも気軽に来ていただきたいと思っています。

あらゆることを話しやすいようにきめ細かく配慮

こちらの診療面の特徴を教えてください。

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検査だけでなく胃炎などちょっとした悩みの方も来ていただけるようにと考え、消化器内科を標榜しております。胸やけや便秘などの胃腸に関するお悩みはなんでも相談していただきたいです。内視鏡はいわゆる胃カメラ、大腸カメラの検査ができます。またお尻の診察は、デジタル肛門鏡でその場で確認していただけます。無理にはお勧めしておりませんが、自分の目で確認すると現状を理解しやすいと思います。治療による変化も感じていただきやすいと思います。

診療をされる上で、大切にされていることはなんですか。

ゆっくり丁寧にご説明することですね。「わかりました」と納得していただけるまで話すようにしています。特に、お尻は異常なのかどうか、ご自身では判断できず悩まれていることも多いです。話しづらいことを意を決して相談に来られる方もいらっしゃるので、安心して何でも話していただけるような雰囲気づくりを心がけています。

胃カメラと大腸カメラについて教えてください。

胃がんを予防するためには、ピロリ菌の有無を調べ、ピロリ菌の感染のある場合は除菌することが勧められています。しかし、それに先立ち、胃の状態を把握する必要がありますので、胃カメラはとても大事な検査です。また、ピロリ菌の感染がない方でも胃がんや大腸がんなど、さまざまな疾患が隠れていることがあります。胃カメラは異常を見逃さない目が重要です。一方、大腸カメラは奥までいかに早く到達させて、観察に時間をかけられるようにするテクニックが必要です。どちらも専門的な技術を磨いてきましたので、多くの方に受けていただいて、病気の早期発見、早期治療につなげていきたいと考えています。50歳以上の方は横浜市の胃がん検診として胃カメラを選択できますので、利用なさるといいと思います。

専門的な立場から、気になることなどがあればお聞かせください。

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大腸がんは男女ともに増えている病気です。大腸がんで命に関わる状況に陥らないためには、大腸の検査を受け、ポリープを初期のうちに治療することが重要です。お通じのときに出血があったら、イボ痔や切れ痔だろうと自己判断せず、ぜひ大腸内視鏡検査を受けてください。40歳以上の方はご自分で症状を感じることがなくても検査を受けると安心だと思います。また、潰瘍性大腸炎は、食生活の欧米化などで患者数も増えています。若い方の病気というイメージもありますが、中高年の方やご高齢の方も発症することがあります。下痢と一緒に出血のある方や、下痢でなくても出血や粘液が出る方には可能性があります。早く症状を良くするためには、早い段階で検査を受けることが大切なので、ためらわずに相談していただけたらと思います。

新しい検査や治療も積極的に導入し、健康づくりに貢献

ところでお忙しいことと思いますが、プライベートについてもお聞かせください。

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趣味は、最近あまり作れないのですが、パン作りです。丸めた生地が発酵してふんわり膨らむのがかわいくて好きなんです。健康法は、ちょっとお酒をいただいてリラックスすることでしょうか(笑)。

今後、力を入れていきたい分野などがありますか。

最近、腸内フローラ(腸内細菌叢)について盛んに研究が進んでおり、当院でもその解析に注目しています。腸内フローラが乱れている方は便秘や下痢になりやすいといわれており、肥満のなりやすさや食生活の問題点を見つけるための参考にもなるので、悩まれている方は一度確認されたらよいのではないかと思います。またお通じの状態が悪いと、切れ痔やイボ痔にもなりやすいものです。便秘や下痢、またはその両方を繰り返す方は、生活習慣や食生活の改善も大切です。免疫のバランス、肥満、大腸がん、糖尿病のなりやすさ、更年期障害への対処法や食生活の問題点などにも目を向け、薬以外の生活面におけるアドバイスにも力を入れていきたいですね。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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胃や腸、お尻、お通じの不調など消化器に関わることならば、小さい悩みでも気軽にご相談ください。特に、肛門の診察や大腸の検査は敬遠されがちですが、大腸がんなど病気が隠れていることもありますし、自己判断で市販の薬を塗って悪化する方も少なくありません。当院は、プライバシーにも配慮し、安心して検査や治療を受けていただけるよう環境を整えています。お一人で悩まれているより、一度受診してみてください。また、耳鼻咽喉科は現在週2回ではありますが、丁寧に診察しますので、気軽に受診していただいて、地域の皆さんの健康を守るお手伝いをしていけたらと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

胃内視鏡検査 2万2000円(1回)
大腸内視鏡検査 3万3000円(1回)

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