ボロボロの歯でも相談を
1本からできるインプラント治療
BRISTO DENTAL CLINIC
(三郷市/新三郷駅)
最終更新日:2023/03/15


- 自由診療
虫歯や歯周病などの理由で失ってしまった歯を補うための方法の一つであるインプラント治療。入れ歯やブリッジとは異なり、他の健康な歯に負担をかけることが少なく、天然歯に近い見た目や機能をめざすことができる治療法だ。しかし、外科手術を伴うことなどから、痛みやトラブルを懸念して治療に踏み出せない人もいるだろう。これまでに数多くのインプラント治療を手がけてきた「BRISTO DENTAL CLINIC」の小松雅之院長は、「事前の綿密な検査によるシミュレーションや、使用するパーツの品質にこだわることで安全性を追求しています」と話す。今回は同院で行うインプラント治療の特徴や、安全性への配慮のために大切なことなどを詳しく聞いた。
(取材日2022年3月2日)
目次
検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!
- Qこちらのインプラント治療の特徴を教えてください。
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A
まずインプラント治療に限らず、すべての治療において歯科用ルーペやマイクロスコープを用いた精密な治療を行っています。そしてインプラント治療の際には、より治療精度を高めるために、CTによる精密検査・診断を実施します。CTは撮影部分を立体的な映像としてコンピューター上に再現できる装置で、通常のエックス線撮影ではわかりにくい情報を得るために用います。使用するインプラント製品の種類にもこだわっています。製品の品質も治療成果に影響すると考え、安全性に疑問が残る製品は使用しません。
- Q難易度の高いケースにも対応しているそうですね。
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A
骨や歯が足りないなどの理由で他院でインプラント治療が難しいと言われた方でも、当院で対応できることがあります。当院では、すべての歯を失った方、もしくは数本しか残っていない方に対して抜歯をして行う全顎インプラントも実施することができます。これは片方の顎に数本のインプラント体を埋入して人工歯を固定する方法で、専門性の高い技術力と治療経験が必要とされます。しっかり固定できることが期待でき、天然歯に近い力で噛むことも望めるため、入れ歯に抵抗がある方にもお勧めです。
- Qインプラント治療はどんな人に向いていますか?
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A
18歳以下の方や糖尿病などの全身疾患がある方など、一部対象外の方もいますが、金額面で問題がなければ、基本的には歯を失った方全員に検討いただける治療法だと思っています。骨の厚みが少ない人でも、当院では「ソケットリフト」や「サイナスリフト」といった骨再生術を用いることで対応します。GBR法(骨再生誘導法)といって、インプラント体を埋める部分に骨の再生を促す人工膜を入れて骨の再生を図る方法もあります。骨を増やしたりインプラント体の入れ方を工夫したりすることで難症例に対応できることがありますので、まずは一度ご相談いただきたいです。
検診・治療START!ステップで紹介します
- 1まずはリスク回避のための入念な事前検査から
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エックス線で口の中の歯周病や虫歯の有無なども含めて確認される。歯周病や虫歯があれば、同院で治療が可能だ。その後は歯科用CTで骨の状態などを確認される。顎の骨に穴を空けてインプラント体を埋め込むインプラント治療において、どれだけ細かい情報を事前に得られるかどうかが安全性と深く関係するそうだ。「インプラント治療のリスク軽減にCTは不可欠な装置です」と院長。検査が終了したら、手術について説明を聞く。
- 2歯科医師やコーディネーターと治療について相談
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歯科医師と治療計画を相談するだけでなく、同院ではインプラント治療についての知識を備えた「インプラントコーディネーター」と呼ばれるスタッフとじっくり話をすることも可能だ。歯科医師には聞きづらいことも、インプラントコーディネーターにフラットに質問することができる。施術の際の痛みや術後の過ごし方、費用のことなど何でも相談できるので、疑問や不安があればここで質問しておくと安心だ。
- 3麻酔をされ手術スタート
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同院ではこれまでに数多くのインプラント治療実績がある歯科医師が担当する。基本的には一次手術と二次手術を行うが、場合によっては「即時埋入」といって、抜歯当日に埋入まで行い、1回の手術で完了する方法を選択できる。即時埋入は痛みや腫れが少ないこと、治療期間が短縮されるなどのメリットが期待できる。痛みが不安な患者は麻酔を専門とする医師との連携による静脈内鎮静法によって、半分眠っている状態での手術も可能。
- 4術後は運動や飲酒を控えて過ごす
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手術を終えた当日は、歯科医師の指示に従い運動や飲酒を控えて過ごす。インプラント体を骨に埋める一次手術の後に、インプラント体が骨と結合するのを待つ期間を経て二次手術が行われる。歯肉の状態が落ち着いたところでかぶせ物のための型採りをして、最後に人工歯を装着されて完了。
- 5長持ちさせるためにも定期的なメンテナンスが重要
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インプラントを長く良い状態で維持するには、その後の定期的なメンテナンスが非常に重要。口内の衛生状態が悪いと、インプラントが劣化したり、インプラント周囲炎などのトラブルが発生する可能性も。同院では予防歯科にも力を入れており、歯科衛生士の担当制を導入し、一人ひとりの口内環境に合わせた丁寧なメンテナンスに努めている。こうした定期的なケアを前提として、インプラント治療には10年の保証期間が設けられている。
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント/33万円~38万5000円、ソケットリフト/5万5000円~、サイナスリフト(片顎)/27万5000円~
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。