他分野の専門家が集い実現する
地域での総合的な歯科診療
小倉南歯科医院
(北九州市小倉南区/朽網駅)
最終更新日:2026/07/10
- 保険診療
北九州市小倉南区の「小倉南歯科医院」は、一般的な歯科診療を軸としながら、小児歯科や障害のある人の歯科診療、全身麻酔下での治療、高齢者の摂食嚥下まで、幅広い領域に対応している歯科医院だ。特定の分野に偏るのではなく、さまざまな専門スキルを持つ歯科医師がそれぞれの強みを生かし、一つのクリニックの中で多様なニーズに応えている。一般の歯科医院では対応が難しいケースでも、専門的な知識を持つ歯科医師が連携することで、外来から全身麻酔下の治療まで院内で完結できる体制を整えてきた。子どもから高齢者まで、また障害のある人も含めて、誰もが必要な歯科医療を受けられる。今回の取材では、赤木郁生院長をはじめ、小児歯科を担当する平野先生、歯科麻酔を担当する河野先生に、同院の総合的な診療の強みについて話を聞いた。
(取材日2026年6月12日)
目次
小児歯科から障害者歯科、全身麻酔下の治療、高齢者の摂食嚥下まで専門の歯科医師が連携して支える
- Qこちらは総合的な診療に強みがあるそうですね。
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A
▲専門分野の歯科医師が幅広い診療に対応。複数受診の負担を減らす
【赤木院長】当院の強みは、一般的な歯科診療を幅広く行いながら、専門的な対応も院内で完結できる点にあります。小児歯科、障害のある方の歯科診療、全身麻酔下での治療、高齢者の摂食嚥下など、それぞれに専門の技術を持つ歯科医師が在籍しています。とはいえ、一人の歯科医師が一つの分野だけを担当するわけではなく、複数の領域に対応できる体制です。一般の歯科医院では、対応が難しいケースは大学病院などの専門機関に紹介されることが少なくありません。ですが、当院なら全身麻酔を含めて一つの歯科医院で対応でき、患者さんが何ヵ所も移動せずに済みます。この幅の広さが、当院ならではの特徴だと考えています。
- Q小児歯科について教えてください。
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A
▲さまざまな状態の子どもの診療にも柔軟に対応する
【平野先生】私は以前、北九州市立総合療育センターの歯科に10年ほど勤め、障害のある子どもたちの治療を担当してきました。当院でも、障害の有無に関わらず、お子さんであればどなたでも受け入れることを大切にしています。外来での治療が難しい場合は全身麻酔下での治療という手段もありますので、どんなお子さんでも何らかの方法で治療ができることをめざしています。歯科の治療というと、虫歯を削って詰めるイメージを持たれがちですが、私が最も大切にしているのは、虫歯や歯科疾患にかからないための土台づくりです。必要な治療を行った上で、食生活や歯磨きの指導、定期的な検診を通じて、健全な永久歯列を育てるお手伝いをしています。
- Q障害のある患者さんへの治療にも力を入れているそうですね。
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A
▲障害の有無を問わず同じ環境で一人ひとりに寄り添う診療をめざす
【赤木院長】当院は、障害のある方とない方を切り離さず、同じ環境の中で歯科診療を受けていただくことを大切にしてきました。障害のある方は、一般の歯科医院では対応が難しく、専門機関に紹介されることも多いのですが、当院では外来から全身麻酔下の治療まで院内で対応できます。
【平野先生】お子さんの場合も、対応の面では一人ひとりの特性に配慮しますが、治療や指導の内容そのものは障害の有無で区別することはありません。誰に対しても基本は同じです。ただ、虫歯の治療が外来では難しい人も多いため、甘い物を控えるシュガーコントロールなど、虫歯を発症させない生活習慣づくりにより力を入れてお伝えすることはあります。
- Q全身麻酔下での治療体制も備えているそうですね。
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A
▲安心して全身麻酔下の治療を受けられる環境を整備している
【河野先生】通常の歯科治療を受けることが難しい人に対して、安全で安心な状態で治療を受けていただくために全身麻酔を用います。特に障害のある方に行うことが多いですが、一般の外来の人でも、歯科治療への恐怖心が強い場合などに、眠っている間に治療を行うことがあります。当院では日帰りで行っている点が特徴で、治療後は2時間ほど個室でお休みいただき、回復を待ってからお帰りいただきます。環境の変化が苦手な人もいますので、状態に合わせて臨機応変に対応しています。全身麻酔に対応できる歯科医師が複数在籍し、人員を確保した上で安全な環境を提供できることが、当院の強みだと考えています。
- Q高齢者への治療について教えてください。
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A
▲無料送迎のリフトカーで通院が難しい患者の来院も支援している
【赤木院長】高齢の方については、摂食嚥下のリハビリテーションに力を入れています。看護師や言語聴覚士などと連携しながら、嚥下機能の検査を行い、歯科的な観点から支えています。加齢とともに飲み込みの機能が落ちると、食事中にむせるようになり、やがて口から食べられなくなったり、誤嚥性肺炎につながったりすることもあります。これは命に直結する場合もあるため、早く気づいて早めに対処することがとても大切です。介護施設では、機能が落ちきってから相談を受けることもありますが、本来はもっと早い段階で関わることが望ましいと考えています。むせている様子など気になる兆候があれば、早めにご紹介いただきたいと思っています。

