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竹上 賢一 院長の独自取材記事

祐天寺歯科クリニック

(目黒区/祐天寺駅)

最終更新日:2023/12/27

竹上賢一院長 祐天寺歯科クリニック main

東急東横線祐天寺駅から徒歩30秒。東口のロータリー沿いにある「祐天寺歯科クリニック」は、駅のすぐそばという好立地に2013年開業した。院内は落ち着いたチョコレートブラウンとホワイトを基調にした内装に、テレビが備えつけられた診療スペースなど、リラックスできる空間になっている。その雰囲気に似合う穏やかな笑顔が印象的な竹上賢一院長は「まずは怖がらせないこと。そして痛みの少ない治療をめざしています」と、治療方針を語ってくれた。審美歯科にも力を入れて、歯をキレイにすることから歯への意識を高めてもらいたいと考える竹上院長に、開業から10年たった現在の想いについて、じっくり聞いた。

(取材日2023年7月25日)

開業10年、地域で高まる審美歯科のニーズに応えて

ここ祐天寺に開業して10年、振り返ってみていかがですか?

竹上賢一院長 祐天寺歯科クリニック1

2013年に「祐天寺歯科クリニック」を開業してから10年がたちました。スタッフもずっと続けてくれており、あうんの呼吸でチームとして仕事ができています。患者さんも長く通われている方が多く、安定していますので、いろいろ焦ることも少なくなってきました。このエリアにお住まいの方は、歯に対する意識が高く、当院は20~40代の若い患者さんが中心なこともあり、特に審美歯科に興味を持たれる方が多いと感じています。インプラント治療の需要も高く、幅広い症例に対応していくため、私も日々勉強を続けています。

審美歯科の需要が高いエリアなのですね。

そうですね。審美歯科の中でもホワイトニングは、行うことによって歯への意識がより高まる方が多いので、費用にも配慮して、皆さんに取り入れやすくなるようにしています。ホワイトニング前後の歯を撮影し、患者さん自身で比較できるようにしていますが、このことで変化がわかり、モチベーションも高まるようですよ。当院ではオフィスホワイトニングとホームホワイトニングの2種類のホワイトニングを用意して、患者さんの性格やライフスタイルによって選べるようにしています。「ホーム」はご自身でご自宅で行っていただくため費用も抑えられるとされていますが、続けていただく必要があります。そこに煩わされたくない方には「オフィス」を勧めています。「オフィス」は1回の通院で終わりますので、男性はこちらを選ばれる方が多いですね。デメリットとしてはしみる場合があること。その点をご納得いただいた方に施術しています。

その他、力を入れている診療内容を教えてください。

竹上賢一院長 祐天寺歯科クリニック2

インプラントを希望される方も多いため、材料や器具はその方に適したものを提供できるように準備しています。当院では歯科用CTを導入して、その画像をもとにシミュレーションを行っています。特に埋入する場所や角度はとても大事で、インプラント体がその後どれだけ長持ちするかにかかってきますので、細かく調べています。CT撮影のメリットは安全性を向上させていくことだけではなく、手術時間の短縮にもつながり、その面からも患者さんの負担軽減になるのではないでしょうか。また月に1回矯正の先生が来院されますが、矯正歯科でもシミュレーションに力を入れています。矯正歯科用の特別なエックス線写真であるセファログラムを使い、顔・頭部の正面と側面からエックス線写真を撮ることで、緻密な分析と診断を実施。それにより、術後の予測を行って、患者さんが後悔されないような内容で矯正法を提案していくようにしていきます。

過去の治療の不安や疑問も、解消して助けていきたい

診療の際、気をつけていることはありますか?

竹上賢一院長 祐天寺歯科クリニック3

まずは怖がらせないことでしょうか。穏やかな声かけで安心してもらい、治療内容についてしっかりと説明や提案をして、患者さんが納得するものを選んでもらうようにしています。患者さんとお話すると「歯医者さんが怖くて行けなかった」という方が多いのです。私自身も歯医者は痛かったというイメージがあるため、現在当院で行う治療では患者さんの「痛み」には特に気を配っています。麻酔は効きにくい場所もあり、痛くなってからでは対応が難しいため、麻酔の種類や、注入・塗布する場所は見極めて適切に対応できるようにしています。また、麻酔をした後、口の中に違和感が残りますよね。ですので、何度も麻酔をしなくて済むように、患者さんに確認をとって、できる限りまとめて治療を行うようにしています。

先生はとても穏やかな雰囲気ですので、子どもの患者さんの対応も得意そうですね。

30、40代の患者さんが多いので、お子さんと一緒に通われる方もいます。お子さんへの接し方も基本は大人の方と変わりません。今の歯の状態を見せて、どういう治療を行うのかきちんと説明をしています。このクリニックや治療に慣れて自信がつけば、怖がることも少なくなってくると考えています。説明してもわからないからと何も言わないで始めるよりは、きちんと説明をしてから治療に入るほうが、お子さんの抵抗感もなくなるように感じます。

先生はセカンドオピニオンにも対応されていますね。

竹上賢一院長 祐天寺歯科クリニック4

「ずっと通っていたんだけど良くならない」とおっしゃる方が時々いらっしゃって、他のクリニックでの治療に疑問や不安があるなら、解消して助けてあげたいと思っているんです。もし今までの治療内容に問題があったとしても、批判するようなことはしませんし、この施術は違うんじゃないかなという治療内容を見かけた場合は、改善できるように提案をします。また、患者さんが不安に思われているポイントが、治療過程でどうしても必要なものの場合もあります。その場合は、そのことをお伝えします。このように、治療ではなくセカンドオピニオンとして相談や質問をするだけでも、当院を利用していただいて構いません。公平に事実を伝えるように努めていますので、ご自分が受けている治療に不安があるのでしたら一度当院に来ていただければと思います。

ベテランチームで患者に寄り添った診療を提供

先生の広い知見があってこそアドバイスができるのだと思いますが、改めてご経歴を教えてください。

竹上賢一院長 祐天寺歯科クリニック5

東京歯科大学を卒業後、東京歯科大学水道橋病院に勤務医として勤めました。総合歯科といういろいろな症状を持つ患者さんを診察して治療する部門で、症状によっては専門分野の先生とタッグを組んでじっくりと治療にあたっていました。口腔外科や矯正歯科などは専門の先生への引き継ぎをお願いしていましたが、保存系はすべて担当していました。その中で重度の歯周病を治療する歯周外科に興味を持ち、中でも歯周病や噛み合わせの影響による骨吸収に対する骨再生療法に興味をもって研究をしていました。そのまま大学病院で研究を続けるつもりでいましたが、父が院長を務める実家の歯科医院を、父に代わって任されることになり、29歳から34歳までの5年間、診療にあたりました。その後、都内の歯科医院で勤務医を経て、ここに開業するに至ります。

口腔内スキャナーなどのデジタルシステムの導入にも積極的だそうですね。

口腔内スキャナーを導入したことにより、印象材を使って歯の型採りをしていたものが、口腔内のスキャンで済むようになりました。型採りが苦手な方も多いですし、データで行うためゴミも減らせます。治療の期間の短縮も見込めるようになり、患者さんにとって大きなメリットだと思います。また、歯の根の治療や歯周病の治療など、今まで見えにくかった細かな根っこの部分が見えるようになり、治療の精度も上げていけるようになりました。より良い治療を提供できるよう、機器も進化させていきたいと考えています。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

竹上賢一院長 祐天寺歯科クリニック6

当院は歯科医師とスタッフともにあうんの呼吸が取れるベテランのチーム体制で診療に臨んでいます。失敗がないことをめざすのはもちろん、提供する技術やその品質も安定できるようにしていますし、スケジュール管理も患者さんを困らせないようスタッフが工夫してくれている点も自慢です。まずは気軽にいらしていただきたいと思います。当院は、虫歯はすべて治療するわけではなく、初期虫歯であれば回復する可能性も考え、様子を見る場合が多いです。他院で虫歯がたくさんあると診断された方でも、定期的なメンテナンスと経過観察でいい歯であれば、そのように伝えています。基本的には自分の歯を残していくという考えで治療を行っていますので、気軽にクリーニングからでもお越しいただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

歯列矯正/小児:33万円~、成人(部分矯正):11万円~、インプラント治療/38万5000円、セラミック治療/3万3000円~、ホワイトニング/オフィスホワイトニング:1万3200円~、ホームホワイトニング:2万7500円~、着色取り/3300円~、唾液検査/1100円~

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