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岡村 一成 院長の独自取材記事

はなまるクリニック

(川口市/東川口駅)

最終更新日:2022/03/15

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東川口駅南口から徒歩5分ほどの場所にある「はなまるクリニック」。赤ちゃんから高齢者まで幅広い患者が受診する耳鼻咽喉科だ。院長を務めるのは穏やかな口調で患者の悩みに寄り添ってくれる岡村一成先生。同院では、1滴の採血から41項目のアレルゲンを調べることが可能な血液検査や幼児の聴力検査などさまざまな検査を行っている。そして、Bスポット療法、耳鳴り再訓練療法、舌下免疫療法など多岐にわたる治療方法を提供。「今必要な治療」を見極め、患者が納得する治療をめざしている岡村院長に治療内容や地域住民への思いを語ってもらった。

(取材日2022年3月8日)

患者の悩みをできるだけ解決してあげたい

東川口に開業して20年になるそうですね。どうしてこちらに開業しようと思われたのですか?

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開業を考え始めた頃に、東川口に住んでいた友人から、この辺りは耳鼻咽喉科が足りなくて地域住民の方たちが困っているという話を聞いて、東川口で開業することにしました。その友人がコンサルタントもやっていまして、この土地の地主さんと知り合って、とんとん拍子で医療ビルを建てることが決まったんですよね。地主さんには非常に良くしていただきました。川口に住んでいたとか生まれた場所というわけではないのですが、この地で開業すると決めてから、ここに根を下ろして東川口の皆さんのために尽くしたいという気持ちが自然に生まれました。

来院される患者層と主な主訴について教えてください。

赤ちゃんから高齢者まで幅広く来院されます。割合としては、お子さんが2割、大人の方が8割くらいです。東川口は市境なので、越谷市や草加市、さいたま市などからもお越しいただいています。主な主訴は、花粉が飛散する時期は花粉症で来院される方がたいへん多いです。新型コロナウイルス感染症が流行する前は、風邪を悪化させたくない、学校を休ませたくないといった理由で受診される方も多かったです。ここ数年は、感染症対策としてマスクの着用や手洗いをしっかりされていることから、風邪症状で来院される方は以前と比べたらずいぶん少なくなりました。

幅広い世代の患者さんを診察される中で、どのようなことを心がけていらっしゃいますか?

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この患者さんは私に何を診てほしいのか、伝えたいのか、治してもらいたいのかということを問診でしっかり聞くようにしています。最初の問診に結構時間をかけるんですよ。丁寧過ぎると言われるのですが(笑)。この患者さんは何で悩まれているのだろう、訴えたいのだろうというのを、患者さんと話しながら考えています。処置している最中も、考えて考えて考えて、診察の最後に「こうしましょう」とお伝えできるように心がけています。大病で来られる方というのはほとんどいないんですよね。鼻の詰まり感があるとか、のどの部分に痰が引っかかっているなどの症状なのですが、当院に来られたということは、その悩みを私に預けられたということですから、できるだけ解決して差し上げることが私の役割だと思っています。

1滴の採血で検査可能な血液検査

アレルギーの低年齢化が進んでいますが、こちらのクリニックでも増えていますでしょうか?

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そうですね。花粉症の時期になると、受診するお子さんが多いですね。花粉症と言えば、昔は大人がかかるものだったのですが、ここ数年は子どもの有病率が上がっていると感じます。小さなお子さんですと、症状をしっかり伝えるのが難しいため、花粉症なのか風邪なのかで迷われる親御さんも多いと思うのですが、くしゃみを連発する、目をかゆがっている、こすっている、体をかゆがっているなどの症状があったら受診していただいたほうが良いと思います。当院ではアレルギー検査の設備を導入しましたので、小さなお子さんでも簡単にアレルギー検査をすることが可能です。

アレルギー検査について詳しく教えてください。

注射器を使わずに、指先に細い針を刺して1滴の採血でアレルゲンを調べることができる検査です。スタンプ型になっていて、押すと針が出てきて、刺さったときは針が引っ込んで見えないんですよね。しばらくすると血が出てくるので、そこから血を絞り出してカテーテルにとって検査機に回し、30分後には結果がわかります。細い針なので、刺された感覚もほとんどないはずです。時間も体への負担もなく、1歳以降のお子さんから検査可能です。簡単にできる検査なので希望される親御さんが多いですね。お子さんのアレルギーは原因を明確にして早めに治療をスタートすることが大切なので、気になる親御さんはぜひ受けてみてください。もちろん大人の方も受けられますので、ご自分のアレルゲンを知りたい方はご相談ください。

子どもの早期治療が大切な理由を教えてください。

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アレルギーのあるお子さんが風邪を引くと、症状が重くなって長引いたり、勉強や部活動に集中できなかったりというデメリットがあります。生活の質を下げないためにも、早期治療が大切だと考えます。当院では舌下免疫療法も行っていまして、5歳以上から可能です。4年間続ける必要があります。ただ、アレルギー症状がそこまでひどくないお子さんに対しては一定期間飲み薬を服用してもらえれば、しばらくは落ち着いて過ごせることが期待できます。症状がひどくなったらまた来ていただくようお伝えしています。

今後も納得度の高い治療を提供していきたい

先生はどうして医師をめざされたのでしょうか?

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医師になりたいと思ったのは、進路をどうするか考え始めた高校生のときです。どんな職業も社会の役に立とうと思って仕事をされているわけですよね。どういうふうに生きていくかということをぼんやり考えていたときに、医療というのはストレートに社会の役に立つやりがいのある仕事だなと子どもの目に映ったんですよね。たまたま耳鼻咽喉科の先生と家族ぐるみでお付き合いがありまして、その先生の医院に遊びに行ったり食事に行ったりする間柄だったことから、耳鼻咽喉科を身近に感じていました。そのような経緯で耳鼻咽喉科の医師をめざしました。

やりがいを感じるのはどのようなときでしょうか?

患者さんとうまくコミュニケーションが取れて、病気の解決方法がスムーズに見えたときですね。患者さんの悩みに対して検査をして結果を患者さんにうまく伝えられて、納得され、「ここへ来て良かった」と言っていただけたり、安心していただけたら、良かったなと感じますね。また、地域のクリニックでも、まれに大病の患者さんが見つかることがあります。そういう場合は大規模病院にご紹介しますから、手術で実際に治療するのは病院の先生ですが、治療のきっかけのお手伝いができることは、地域のクリニックとしての責務を果たすことなのかなと思っています。

今後の展望を教えてください。

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世の中全体において、時の流れとともに、技術の進化などによってできなかったことができるようになりますよね。それは耳鼻科領域でも同じで、ここ数年で検査機器にしても治療方法にしてもできることが増えてきています。当院でもアレルギーの血液検査やBスポット療法、舌下免疫療法のほか、耳鳴り再訓練療法などさまざまなアプローチが可能です。また、お子さんの聴力を調べる検査機器や耳管開放症を調べる検査機器も導入しました。さまざまな検査が可能になったことで、この病気とこの病気がつながっていたのだとわかるようになり、治療の幅が広がってきました。そのほか、新型コロナウイルス感染症の後遺症のご相談もお受けしています。経験がある先生の知見を集めて、患者さんの悩みを解決できるよう勉強しています。今後も患者さんの悩みにお応えできるよう治療方法や検査機器など新しいものを取り入れていきたいと思っています。

地域住民の方へのメッセージをお願いいたします。

長期間の通院は患者さんの負担になってしまうので、当院では今必要な治療を見極めながら、納得度の高い治療をめざしています。どんなに些細なことでも気軽に相談にいらしてください。耳垢一つにしても、患者さんにとっては悩みなわけですから、一生懸命診させていただきます。開業して20年になりますが、東川口で開業できて良かったなと改めて思います。これからも地域の皆さまのお力になれるよう精進していきます。

自由診療費用の目安

自由診療とは

耳鳴り再訓練療法(TRT療法)
※お試し期間のみ貸し出し、お試し後に本格的に治療を行う時に購入
耳鳴り治療機能つき補聴器/9万9000円~

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