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中 智哉 院長の独自取材記事

戸渡歯科診療所

(長岡京市/長岡天神駅)

最終更新日:2022/06/02

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阪急長岡天神駅より徒歩約2分。白いビルの3階にある「戸渡歯科診療所」。長岡京市で40年以上親しまれてきた歯科医院を、2016年に院長の中智哉先生が先代から引き継いだ。中院長はインフォームドコンセントを重視した診療と、やり直しがいらない精密な治療をモットーに、マイクロスコープを用いた治療や顎の成長に合わせて行う小児矯正を得意としている。インプラント治療や妊婦歯科検診など幅広い患者のニーズにも対応。地域の人々が健康に暮らせるよう歯科の分野で貢献を続ける中院長から、治療に対するポリシーなどを聞いた。

(取材日2022年5月22日)

患者の「10年後、20年後」を見据えた治療を追求

長岡京市で40年以上診療を続ける歯科医院とお聞きしました。

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はい。先代の戸渡先生が開院されて40年以上、長岡京市に根差した歯科医院として地域の皆さんに支えられながらともに歩んできました。私も長岡京市出身で、地域の歯科医療に携わりたいという思いが強かったこともあり、大阪大学歯学部を卒業後に当院へ入職しました。戸渡先生は常に先進的な歯科治療や技術を導入し、設備投資にも積極的で、早い時期から詰め物やかぶせ物を短時間で作製できる専用設備やマイクロスコープを導入されていました。私もマイクロスコープによる歯周形成外科や、インプラント治療などに関するスタディーグループにも参加して、歯科医療の新しい知識やスキルを習得し、数多くの診療経験を積むことができました。

診療で大切にされていることを教えてください。

歯だけではなく全身の健康を守るために、10年後、20年後を見据えた診療の提案を心がけています。そのためには正確な診断を行い、口腔内の現状を正確に伝えることが重要です。当院では治療法の選択肢やそれぞれのメリットとリスクを「自分の家族だったら」と考えながら丁寧に説明しています。治療方針についても全身の健康を考えて率直にお伝えし、本音で話し合う誠実なコミュニケーションを心がけています。治療方針が決まったら、やり直しがいらない精密な治療を行うことを大切にしています。また、子どもさんには良い噛み合わせを作って将来的に社会で活躍してほしいとの思いから、小児矯正にも力を入れています。私はもともと医師を志していましたが、父が歯科技工士だったこともあり、歯科にも興味があったので、歯科医師の道へ進みました。ですから、お口から全身の健康を守る医療人としての気概を持ち、患者さんと向き合っています。

マイクロスコープを用いた精密な治療を行っているのですね。

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マイクロスコープは最大20倍もの倍率で視野が得られるので、これまで肉眼で見えているつもりだった部分も、勘や経験に頼ることなく可視化してしっかりと診断し、治療を進めることができます。一般的には根管治療で使われることが多い機器ですが、当院では歯周外科やインプラント治療などさまざまな外科的治療にも使用しています。マイクロスコープには治療中の画像や動画を記録する機能があり、歯周外科手術を受けた患者さんは歯根にどれだけ歯石がついていたのか見ることができるので、自分の口の中が見えないという患者さんの不安も解消されていると実感しています。実際にご覧いただくことで、治療後のメンテナンスへのモチベーションにもつながっていますね。

顎の成長に合わせて行う小児矯正にも注力

小児矯正にも力を入れているそうですね。

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歯並びには遺伝的要素もありますが、現代のお子さんは歯が大きい割に顎が小さい傾向があり、歯と顎のバランスの悪さから歯並びに影響するケースがあります。一般的に矯正は永久歯が生えてからと思われるかもしれませんが、当院では小学校に入学する前や小学校低学年からの矯正相談をお勧めしています。取り外し式の装置を、就寝中を含めて1日トータル12時間以上装着する必要はありますが、学校がある間は外すことができます。顎の成長に合わせて矯正を行うことで、体への負担やストレスも少なくて済むでしょう。歯並びが整っていれば、自然な笑顔がつくれたり、話しやすくなったりすることが期待できますし、そういったコンプレックスの解消だけでなく、歯磨きでの磨き残しが減り、虫歯や歯周病のリスク軽減にも役立ちます。何よりも、良い歯並びになって、社会で活躍してほしいですね。

子どもの口の健康のため、親はどのようなことに気をつければ良いでしょうか。

顎の健康な発育を促すためには、幼い頃からしっかりとよく噛んで食べることが大切です。虫歯予防には歯磨きの習慣をつけることが大切ですが、嫌がる子どもを押さえつけて行うと、歯磨きがつらいものになってしまうので、まずはご両親が楽しい雰囲気で歯磨きをしてください。子どもは親をよく見てまねをするものです。あとは、お菓子やジュースなど甘いものを覚える時期を遅くすること。 砂糖はできるだけ与えないよう気をつけていただきたいですね。健康なお口は親からの贈り物です。お子さんの歯について気になることがあれば、気軽にご相談ください。

印象に残っている患者さんとのエピソードを教えてください。

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虫歯治療で受診された小学校低学年の患者さんから「ありがとう」とお手紙をいただいたことはうれしかったですね。歯医者さんが苦手で「怖い、怖い」ととても怖がっておられたので、周りのスタッフも私も「大丈夫だよ」と声かけし少しずつ慣れてもらいました。今の歯の状態はどうなっているのか、これからどんなことをするのかは大人と同じように説明して伝えて、できるだけ痛くないように注意しました。いろんな患者さんを診療してきましたが、治療後に喜んでいただけることはやりがいにつながっています。

妊婦歯科検診も推奨されています。

妊娠中はホルモンバランスの影響で妊娠性歯肉炎になりやすいですし、つわりで歯磨きがしづらくなったり、食生活の変化が原因で、虫歯や歯周病になりやすくなります。歯周病の細菌や炎症を起こす物質が体内に入ると、早産の原因になる可能性もあります。出産後は育児でお母さんは歯科治療の時間がとりにくくなります。お母さんと赤ちゃんの健康のためにも、早めに妊婦歯科検診を受診して、きれいなお口で過ごしてほしいと思います。

地域住民が健康で豊かに暮らせるよう歯科の分野で貢献

衛生管理や感染防止対策を徹底されているそうですね。

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歯科治療器具は鋭利なものが多く、手洗いではスタッフがケガをする可能性があるので、安全性に配慮して歯科専用の器具洗浄機を導入しています。洗浄した器具は滅菌パックに入れて滅菌し、使用直前まで滅菌状態を保ったまま保管します。滅菌できないものはすべて使い捨てのものを使用しています。衛生管理は当たり前のことですが、徹底的に行っています。また、感染症対策としてスタッフにはゴーグルもしくはフェイスガード、マスクに加え、長袖白衣の着用を指示しています。患者さんには検温をお願いし、治療中は口腔外バキュームを使用して、歯の削りかすや金属片、細菌など目に見えない細かい粉塵や飛沫の飛散を防いでいます。患者さん、スタッフ双方にとって安心できる治療環境を整えることを重視しています。

学生時代の思い出がありましたらお聞かせください。

中学、高校ではオーケストラ部に入り、バイオリンを弾いていました。80人ほどの大所帯ですので、さまざまな考え方の人がいましたが、「良いコンサートをつくり上げよう」という1つの目標に向かって進んでいく過程や、コンサートが終わったときの達成感は素晴らしかったですね。また、オーケストラでは指揮者の微細な挙動を見ながら、ステージ上の全奏者が息を合わせて音を出しますので、高い集中力の持続が求められます。こういった経験を多感な時期にできたことは、今に続く人生の財産になっていますね。

読者へメッセージをお願いします。

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子育て世代の方は家事や育児、仕事で忙しく、どうしても自分のことは後回しにしがちですが、ご自分の健康をもっと大事にすることは家族の幸せにつながると思います。歯周病の原因菌は心筋梗塞や脳梗塞に悪影響を及ぼすといわれていますし、歯周病は糖尿病の合併症の一つでもあるなど、お口は全身の健康に影響しています。かかりつけ歯科医院として歯科を通じて地域の方々の健康に貢献したいと思っていますので、ご自分のことはもちろん、お子さんや親御さんの歯について心配なことがあれば、相談していただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/45万円~、矯正/55万円~、小児矯正/11万円~、歯周外科治療/8万円~

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