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健康を守る上で重要な予防歯科
知識と習慣を身につけ病気を防ぐ

かわかみ歯科クリニック

(豊川市/豊川駅)

最終更新日:2020/12/08

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  • 保険診療

歯を失う原因に数えられる、虫歯や歯周病を未然に防ぐのに役立つ予防歯科。健康意識の高まりから予防歯科に関心を持つ人が増える一方、「毎日歯磨きをしているし、目立ったトラブルはないから大丈夫」「歯科医院は痛みや違和感が出たときに行く場所」といった考え方をする人はまだまだ多いとされる。これに対し、予防歯科の取り組みを重視する「かわかみ歯科クリニック」の川上晃正院長は、口腔内の虫歯の原因菌の数を算出するテストなど、わかりやすい判断軸を用いながら患者本人や保護者への理解を深めている。加えて子ども本人には、成長に即して個別に指導しながら、子ども・大人に関わらず、自発的にケアに臨める意識醸成に注力する。川上院長に、予防歯科の重要性、基本となる知識について詳しく聞いた。 (取材日2020年10月15日)

病気にならない、再発させない、病気とともに健康的な日々を送る。多角的な「予防」の観点で歯の健康を守る

Q予防歯科の考え方について教えてください。
A
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▲いつでもすてきな笑顔で迎え入れてくれる川上院長

医療における「予防」には、病気にならないようにするための「1次予防」、悪くなった部分を早期に見つけて治療し、悪化を防ぐための「2次予防」、そして重篤な状態を回復させ社会復帰をめざす「3次予防」という考え方があります。歯科の中で特に重視すべきは、病気にならないこと。そもそも病気にならなければ治療の必要はありませんからね。病気になってしまった場合にも、正しい知識・情報を持っていれば、再三の治療は避けられるかと思います。私が当院の立ち上げにあたり掲げた理念は「再治療の必要ない口腔内の環境づくり」。これを達成するために、診療でも予防の考え方、取り組むべき事柄を患者さんにお伝えしています。

Qどうして生まれ持った天然の歯を守るべきなのでしょうか?
A
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▲カウンセリングルームでしっかり話を聞いてもらえる

噛み心地、喋りやすさ、笑顔の輝き、すべてにおいて天然歯に勝るものはありません。きちんと咀嚼できる歯があれば、胃腸への負担も軽くなって栄養も吸収しやすくなり、健康寿命を延ばしてくれると言えるでしょう。入れ歯やインプラントなどは、残された健康な歯の負担軽減を目的に用いるのであり、健康な歯の代替品とはなり得ません。第一に考えるべきは、いかに健康な歯を長く使っていけるようにするかということなのです。また、一度お口の中に住みついてしまった虫歯の原因菌は、ゼロにはできません。いかにお口の中の細菌と共存でき、細菌に悪さをさせない環境を整えるかを念頭に置いています。

Qどのタイミングで予防歯科を意識するべきでしょうか?
A
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▲豊富な知識でアドバイスをくれる

理想は、お子さんの歯が生え始める頃には、ご家族が予防歯科に関する正しい知識を持っている状態にあることです。お口の中の細菌数が決まるとされるのは、生まれてから1歳半〜2歳半前後くらいまで。赤ちゃんのお口に、毎日の食事やスキンシップなどをきっかけに、ご家族や近親の方々から細菌たちが移っていきます。その数が多ければ、当然細菌数が増えリスクも高くなる。将来虫歯に悩まないようにするためにも、まずご家族のお口の中の環境を整えて虫歯の原因菌を減らし、移る細菌の数を抑えることが重要なのです。もちろん大人の方も、口腔内管理に意識を向け始めた段階からきちんとケアしていけば、トラブル予防につながります。

Qこちらで予防歯科を提供する際に重視していることは何ですか?
A
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▲プライベートが確保された空間で治療が行える

目の前の人の理解を深めつつ、生活に無理なく落とし込めるケアの内容を考えることですね。どうして虫歯を予防すべきなのか、意識すべきことなどをお伝えしながら、一方で情報過多になりすぎないよう、できるだけシンプルで習慣化しやすい方法を提示するよう意識しています。特にお子さんに関しては、親御さんに対して食生活の見直しについても詳しくアドバイスしています。例えば、だらだら食べをさせない、間食の時間として「おやつ」を設けていた日本の文化を振り返り、砂糖が使われたお菓子ではなく、昔から食されていた穀物やイモ類、果物などを選ぶ、といったことをするだけでも、歯の健康維持が期待できるとされています。

Q予防歯科に取り組む上で気をつけておくべきポイントは何ですか?
A
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▲まずは一度相談してほしいと話す川上院長

セルフケアを習慣化していただくのはもちろん、定期的に歯科医院を受診して定期検診を受けましょう。定期検診では、日頃の清掃状況を確認した上で、必要に応じてケアの方法を変えたり、ケアを行う上でのアドバイスをしたり、お子さんに関してはフッ素を塗布したりしています。これに加えて、歯科衛生士が専用の器具などを用いてお口の中をきれいにします。どれだけ毎日丁寧に歯を磨いていても、だいたい2〜3ヵ月のうちに細菌の集合体であるバイオフィルムが形成されるといわれています。ですから、できるだけきれいな状態を保てるように、プロのケアを受けることが欠かせないのです。

ドクターからのメッセージ

川上 晃正院長

歯について気になることがあれば何でも聞いてください。当院では、患者さんとお話しする時間を十分に取り、生活環境や時間的・経済的な制約などを踏まえた上で、口腔内のケアに関して必要な情報を提供したり、口腔ケアの方法をご提案したりしています。お子さんの仕上げ磨きのこつなどもレクチャーしております。嫌がるお子さんに対して仕上げ磨きを行うのは……と抵抗感を持たれるかもしれませんが、やはり仕上げ磨きはやらなければならないこと。どうやったらうまくできるのか、そんな相談でも大丈夫です。予防歯科で何よりも大切なのは、ご自身が主体的に取り組む姿勢です。皆さんの取り組みをプロの立場からお力添えしていきます。

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