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川上 晃正 院長の独自取材記事

かわかみ歯科クリニック

(豊川市/豊川駅)

最終更新日:2020/12/07

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名鉄豊川線の豊川稲荷駅から徒歩約8分の「かわかみ歯科クリニック」。2020年5月にリニューアルオープンしてからは、3代目になる川上晃正(あきまさ)先生が院長を務めている。白と青、ツートンカラーの外観とロゴマークが目を引く同院。船内をイメージした院内には、キッズルームやファミリールームを備えるなど、子ども連れの患者への配慮も。マリンブルーの診察着を身にまとった爽やかな印象の川上院長に、生まれ育った地元への熱い想い、リニューアルに伴い一新したという設備、治療方針や今後の目標などについて幅広く話を聞いた。
(取材日2020年9月3日)

自らの使命に気づき、地元に戻ることを決意

今年の5月にリニューアルされたんですね。反響はいかがですか?

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当院は自衛隊の軍医だった祖父の代から3代、約60年続くクリニックです。新たに作成したロゴマークは、“カワカミデンタルクリニック”のイニシャルである“KDC”と3つの波を表していて、私が当院の3代目であることを意味しています。いかりのマークには、この地に根差したいという気持ちも込めました。私自身がウェイクボードなどマリンスポーツが好きなので、内装は海の船室をイメージ。歯科医院はこうあるべき、という慣習にとらわれず、楽しんで通える歯科医院でありたいし、私自身楽しく診療ができたらと思っています。祖父や父の代からの患者さんの中には、私が戻ってきたことを喜んでくれたり、私が子どもの頃の思い出話をしてくれたりする方も。地域の方たちが温かく迎えてくださったことをとてもうれしく思っています。

歯科医師を志したきっかけやこれまでのご経歴を教えてください。

生まれてから高校卒業まで豊川にいました。父の働く姿を見ていて自分には向いていないのでは、と思っていたので、最初は歯科医師を継ごうとは思っていませんでした。しかし高校生の頃、医療ドラマを観たのがきっかけで、当初は医師になりたいと思い、当時すでに歯学部の学生だった姉に相談しました。そこで歯科医師という仕事の奥深さや、口腔外科という専門分野があることを聞き、興味を抱いて歯科の道へ。愛知学院大学歯学部を卒業後は、名古屋市立西部医療センターや歯科医院などで計10年間勤務しました。当初は、大学病院などで口腔外科を専門に勤務したいと思っていたのですが、豊川の歯科事情を調べてみると、名古屋と比べてまだ歯科に関する情報がいきわたっていないように感じました。口腔外科の知識も取り入れることで幅広く治療に対応できるのではないかと思い、地元に戻ってきました。

先生の転機となる出来事があれば、お聞かせいただけますか。

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勤務医時代、歯学部の友人たちと話をする中で、会話についていけないと感じることがあり、自身の不勉強を痛感しました。そんな自分について悩み、大学時代のラグビー部の友人に相談したところ、かねしげ歯科の小澤謙盛院長を紹介され、そのまま勤務することになりました。小澤院長は私の中にあった甘えやおごりに妥協なく向き合い、徹底的に指導してくださいました。大人になっても指導してもらえるありがたさを感じ、小澤院長との出会いをきっかけに猛勉強するように。また、かねしげ歯科は「今日も患者さまが気持ちよく帰られますように」という意味が込められた、「オートクチュールトリートメント」という理念を掲げており、私は現在でもその気持ちを常に持ち続けて診療にあたっています。

先進の機器・設備を整え、患者のQOL向上をめざす

普段の診療で心がけていることを教えてください。

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プロフェッショナルとして正しい情報発信をしたいと思っています。例えば、診断をした結果、治療を勧めたいと私が思っても、患者さん自身はそれを望んでいないこともあります。ですので、患者さんにお話しするときは、治療することのメリットに加え、治療しない場合にあと何年その歯が経過できるかの見通しも伝えた上で、治療するかどうか患者さん本人が選べるように配慮しています。また、時間的にも経済的にも負担となる再治療を極力減らすよう心がけています。私自身も日々学びを続けていますし、スタッフの教育にも力を入れ、患者さんのQOLを向上させることに重きを置いています。

医療機器にもこだわられているそうですね。

再治療のリスクを減らすために、先進の機器は必要不可欠だと思います。先代の時に使用していたものは処分し、リニューアルに伴い新たに機器を導入しました。歯科用CT、骨格を診断するためのセファログラム、マイクロスコープ、口腔内カメラをはじめ、インプラント治療用にはインプランターも導入しました。さらに根管治療を行う際には、唾液が患部に侵入することを防ぐためにラバーダムも取り入れました。診断する上で従来の機器では可視化することが難しいケースもありました。しかし、診断においては「見える」ことがとても大切なので、直接は見ることのできない部分に関してもエックス線などを使うことで、極力目で見て診査診断ができるように準備を整えたのです。さらに、感染のリスクを最小限に減らすことも重視しておりますので、クラスBの滅菌器を使用することで衛生管理も徹底しています。

カウンセリングルームやファミリールームも新設されたんですね。

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患者さんが話しやすい場を設けることが大切だと思います。診察室の治療用チェアですと周りもバタバタしていますし、たくさんの器具に囲まれた狭い空間ですので、きちんと患者さんの希望をヒアリングできていないと感じることもありました。今では、初診の時には必ずカウンセリングルームで今後の治療計画についてじっくりお話ししています。ファミリールームについては小さなお子さんを連れて来院された際に泣いてしまった時に対策できるよう、ベビーカーごと入れるような設計になっています。小さなお子さんがいらっしゃる方が治療の都度、お子さんをどこかへ預けなくていけないのは、大変ですからね。

予防歯科の正しい情報を発信して、地域に貢献したい

地元である豊川に対する先生の想いをお聞かせください。

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歯を失う理由として、虫歯が4割、歯周病が4割、噛み合わせが2割ともいわれています。虫歯になりやすいかどうかは生まれ持った体質によるところもありますが、1歳半から2歳半くらいまでに、お口の中に虫歯菌を定着させないようにすると、大人になってからも虫歯菌が少ない状態が保ちやすいことがわかってきました。私は、生まれてから一度も虫歯になったことがないんです。ですので、虫歯の痛みもわからないし、歯科治療の経験もありません。今振り返ると、小さい頃に甘いものを食べさせられなかったのが良かったのかもしれないな、と。そのように習慣づけしてくれた両親に感謝しています。でも、生活習慣に関する情報を知らない方は、意外と多いのではないかと思っています。知識がないことが理由で行動が変わらないのは悲しい。正しい情報を発信して、地元の皆さんに貢献したいと思っています。

患者さんには具体的にどのようなアドバイスをされているのですか?

先ほども申し上げたように虫歯予防のためには日々の習慣が大切。お父さん、お母さんには、お子さんが食べるものや食べさせ方をアドバイスしています。年齢が上がるにつれ、嗜好品を摂取する機会が増えるので、なるべく糖分の少ないものを選ぶようお勧めしています。以前からよくいわれている「8020運動」ですが、達成率が上がってきています。ただ、達成している方を詳しく調べてみると、噛み合わせが正常なケースがほとんどだったというデータもあるのです。噛み合わせに関しては、小さい頃からのトレーニングも大切なのです。お子さんたちが高齢になった時にも、口腔機能を良い状態で保てるといいな、と思い幼少期からのケアの大切さを伝えています。

今後の目標を教えてください。

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治療が済んだ後は定期的に歯をきれいにする習慣が根づくよう啓発したいです。欧米に目を向けると、口の中がきれいなのは当たり前という考えが一般的で、悪くなったら治すのではなく、悪くならないようにメンテナンスをするという意識を持つ人が多いんですね。一方、日本はその逆で悪くなったら治すという考えが根強いと思います。最近はメンテナンスのために受診する患者さんも増えてはいますが、歯科医院は虫歯ができてから治療に行くところ、という固定概念を変えたいと思っています。美容院に行くような感覚で、通ってもらえたらうれしいです。まずは現状を知ることが大切なので、気軽に来ていただきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/32万円~

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