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大橋 健児 院長の独自取材記事

むつみ歯科クリニック

(桑名市/桑名駅)

最終更新日:2024/05/24

大橋健児院長 むつみ歯科クリニック main

桑名駅から歩いて15分。桑名市大央町で30年以上にわたり診療を続けているのが「むつみ歯科クリニック」だ。「とにかく患者さんの話をしっかりと聞いて信頼関係を築くことを大切にしています」と話す大橋健児院長は、一般的な歯科治療からマウスピース型装置を用いた矯正、インプラント治療まで幅広く対応するベテラン歯科医師。長年通い続ける患者が多いのが特徴だが、その一方で、家族や知り合いに紹介されて受診する新規の患者も後を絶たない。インタビューでは得意な治療や患者と向き合う上で気をつけていること、これまでの経歴などをたっぷりと語ってもらった。

(取材日2024年3月28日)

患者のニーズに応えるために治療の選択肢は幅広く

これまでの経歴を教えていただけますか?

大橋健児院長 むつみ歯科クリニック1

大学を卒業してから6年ほど大阪や名古屋の歯科医院で勤務医をしていました。私は、勤務先にとても恵まれていたんです。神業のような治療をする先生もいて、多くを学ばせていただきました。他にも「自分で決めた仕事は自分の責任でやれ」という考えの院長もいて、初めての治療でも、難しい治療でも、高額な治療でも「何かあったら僕が守るから」と言ってなんでも任せてくれたんです。大学を卒業したばかりだった若造にあそこまで任せてくれる歯科医院は他になかったんじゃないかな、と今になって思います。とても良い経験をさせていただきました。あの経験があったからこそ、さまざまな治療ができるようになったと思っています。

30年以上この地域で診療してこられたわけですが、現在はどのような患者さんが多いのでしょうか?

高齢者の比率が高く、中には随分長く通ってくださっている方もいます。土地柄なのか、偶然前を通りかかったから来てみたというような方はほとんどいません。家族が通院しているという方や、知り合いから紹介されて受診される方が多いです。開業した頃は、偵察役として診療に来る方もいました(笑)。その方にとって合格点だったら、その方のご家族やお仲間が来るというような感じでしたね。最近は「インターネットを見てきました」という若い方も増えています。小児歯科も標榜していますから、通ってくださっている方のお孫さんが来ることもあります。近隣には新しいマンションや大きな会社もあるので、ぜひお子さんにももっと来ていただきたいですね。

注力している治療はありますか?

大橋健児院長 むつみ歯科クリニック2

インプラント治療ですね。歯が欠損したときには良い選択肢だと思います。歯列の真ん中の歯が抜けてしまった場合は、ブリッジか取り外し式の入れ歯という選択肢もありますが、ブリッジは両サイドの健康な歯を削らなければいけませんし、取り外し式の入れ歯だと噛む力が十分に出ません。それに対して、インプラントは自分の歯のような噛み心地が期待できますし、周囲の歯を傷つけずに済みますからね。今のインプラントは耐久性においても優れていて、しっかりケアできていれば非常に長持ちします。ただ、すべての治療はつながっていますから、インプラントを入れるなら土台を整えなければいけないので、根管治療もできないといけません。患者さんに提示する選択肢を増やすなら入れ歯も作れないといけないですし、幅広いニーズに応えたいと思っています。

コミュニケーションと気配りで患者と信頼関係を築く

普段の診療で心がけていることを教えてください。

大橋健児院長 むつみ歯科クリニック3

患者さんとのコミュニケーションや信頼関係を大切にしています。信頼関係ができると患者さんもリラックスできますし、私も余分な緊張感がなくなって本来の力が出せると思います。信頼関係を築くために、まず患者さんの話をしっかりと聞くことを心がけています。不安に思っていること、これまでの他院での診療のことなど、とにかく胸の中のことをはき出してもらいますね。あとは、例えば審美歯科の場合だと、患者さんがどんなふうになりたいのかということもじっくりと聞かせていただいています。私たち歯科医師の目から見たきれいさと、患者さんが感じる見た目のきれいさには乖離があることも多いんです。なので、事前に認識を共有することも大切にしています。

患者さんの話を聞く上で重きを置いているポイントなどありますか?

痛みがあるかないかは重要なポイントですね。症状を尋ねるとき、治療の説明をするとき、また実際に治療を行うとき、「痛み」に配慮することは信頼関係を構築する上でとても大切なことです。麻酔を使うか使わないかで悩まれる患者さんもいるのですが、麻酔を人肌に温めて時間をかけて打てば本来痛みはほとんど感じません。少し手間がかかっても痛みを抑えてあげたいので、患者さんをリラックスさせながらその呼吸に合ったタイミングで打ち、薬を入れていきます。外科的な処置をした後にはどうしても痛みが出てしまう場合もありますが、そういうときには事前に「痛みは出るけれど、心配しないでください。どれくらいで痛みは引いていきます」と伝えます。一つ一つの小さなやりとりを省略せず丁寧に行うことが信頼関係につながっていくと考えています。

先生は口腔内だけでなく全身の健康にも気を配られているそうですね。

大橋健児院長 むつみ歯科クリニック4

口腔環境は、糖尿病をはじめいろいろな病気と密接な関係にあります。糖尿病の人は歯周病になりやすいですし、歯周病だと糖尿病も悪化しやすくなります。そのため、診療するときは患者さんのお口の状態も注意して診ています。口の中を診ていて、全身の疾患をお持ちなのかなと感じることもありますしね。例えば、歯肉炎が急に進んだとか、口内炎が多いという方がいたら、「最近どこか病院に行かれました?」と聞くこともあります。もちろんすべての疾患がわかるわけではありませんし、診断もできませんが「どこか悪いかもしれないから一度病院に相談してください」といったアドバイスならできます。口だけ診ていれば良かった昔と違い、今は歯科医師も全身の健康に気を配る時代ですからね。

スタッフとともに患者のデンタルIQの向上をめざす

予防歯科に対する先生のお考えをお聞かせください。

大橋健児院長 むつみ歯科クリニック5

予防歯科とは患者さんが毎日セルフケアしてきれいな状態を継続していくことだと考えています。歯科医院で歯周病治療をしたり、虫歯の治療をしたりしますが、それは対症療法に過ぎません。頭痛の原因がわからないけど、取りあえず頭痛薬で痛みを止めようとするのと同じですね。どんな治療をしても患者さん自身がケアをしなければ、また同じことを繰り返すでしょう。そうさせないために必要なのが予防歯科なんです。毎日のブラッシングだけでなく、定期的に歯科医院でチェックをして歯石を取るなどのケアをすることが重要です。患者さんが自分の口の中に意識を向け、健康な状態を保とうとする気持ちになって初めて予防歯科は成立すると考えています。予防歯科において患者さんに働きかけてくれているのは、私よりも歯科衛生士です。写真や資料を活用しながら言葉を尽くして説明し、時間をかけてクリーニングをしてくれるので、とても助けられていますよ。

歯科医師は先生お一人だと伺いましたが、お忙しくないですか?

もちろん忙しいことも多いのですが、ユニットが3台と、クリニック自体コンパクトな規模なので、ちょうど良いくらいですね。私が患者さんの治療をしているときでも、歯科衛生士が処置している患者さんに何か問題が起こればすぐに対処が可能です。どこにいても私の目が届くのは当院の大きな特徴でもあります。コンパクトなスペースに私とスタッフがいるわけですから、今のまま、いい雰囲気で仕事を続けていきたいですね。患者さんが来てくださるから成り立つ仕事なので、院内の雰囲気も大切です。そのためにスタッフとも良好な関係を築き、何かものを頼んだり、指示をしたりするときもやわらかい言い方を意識しています。

今後の展望をお聞かせください。

大橋健児院長 むつみ歯科クリニック6

私は仕事が好きなんですよ。来てくださった大切な患者さんたちを健康にする、とても素晴らしい仕事だと思います。今後の展望は、このまま好きな仕事で生涯現役を通したいです。その間に一人でも多くの患者さんに健康になってもらい、より良く生きるためのお手伝いができればと思っています。しかし、私ももう66歳ですからね。やはり私自身も健康でなければいけません。できるだけ長くこの仕事を続けるために、4~5年前からパーソナルジムに通っているんですよ。この調子で健康を維持しながら、やれるところまで歯科医師の仕事を続けていきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

マウスピース型装置を用いた矯正/88万円~
インプラント/35万円~
ホワイトニング/2万5000円~
補綴物/8万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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