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吉川 宏一 院長の独自取材記事

吉川デンタルクリニック

(京都市中京区/烏丸御池駅)

最終更新日:2020/07/13

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京都市営地下鉄烏丸線や東西線の烏丸御池駅から徒歩1分、烏丸通姉小路下ル西側のビル2階にある「吉川デンタルクリニック」。長年にわたって臨床セミナーの講師を務め、後進の育成にも熱心に取り組む吉川宏一院長は、口の中をトータルに診るべく、さまざまな治療にオールラウンドに対応する。経験を積んだ歯科技工士をはじめ、歯科衛生士、そのほか治療に関して患者に詳しい説明を行うスタッフがチーム一丸となって、永続性の高い高度な歯科診療を追求。「生まれ変わっても歯科医師になりたい」と熱く語る吉川院長に、診療ポリシー、入れ歯・インプラント治療、歯科医師としてのやりがい、院内の感染症対策など幅広く話を聞いた。
(取材日2020年6月11日)

熟練技術と豊富な知識で「一度きり」の治療を

まず、診療のポリシーを教えていただけますか?

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「自分がしてもらいたい治療を患者さんに提供する」ことです。その中には私が患者の立場となったときに絶対条件として挙げる「生涯、一度きりの治療」という永続性も含まれます。“治療のやり直し”が発生して何度も治療を重ねていくと、歯の負担も増え、削る部分が増えるなど状態は徐々に悪くなってしまいますし、時間・費用の両面を考えても望ましいものではありません。永続性のある治療のためには歯周病・虫歯・根管など各治療のほか、入れ歯、インプラント治療、噛み合わせなど総合的に診断し、治療計画を立てていく必要があります。口腔全体をトータルに診るオールラウンダーをめざして研鑽を積み、現在は根管治療や義歯の臨床セミナーの講師として後進の育成にも力を入れています。

セミナーの講師はどのくらい務めていらっしゃるのですか?

根管治療については30年近く講師をしており、2019年からは義歯の臨床セミナーもスタートしました。講師として伝えたことが臨床の場で実践され、顔も名前も存じ上げない多くの患者さんに伝わっていくことに、やりがいと責任を感じています。実は大学卒業時、根管と義歯は苦手な領域でしたが、先輩方に教えていただいて奥深さや面白さがわかるようになり、今ではどちらも好きな領域になったんです。今の私があるのは教えてくれた先生方がいるからです。私のところで止めるのではなく、体力の許すかぎり、若い先生方にも伝えていく義務があると考えています。

チームで診療にあたっておられるのも貴院の特徴だと伺いました。

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歯科技工士、歯科衛生士、スタッフ、いずれも意識を持って、与えられた役割を全うしてくれています。歯科技工士についてはさまざまな面で助けてもらっていて、彼の技工物は作品と言えるレベルではないかと思います。彼のような技工士が力を貸してくれるからこそ、技工物が原因で歯が悪くなるというリスクを減らしていけるだけでなく、私も歯を失くす原因となる歯根と歯周病の治療にいっそう力を入れることができ、より永続性のある診療がめざせるようになるのです。また、きちんと時間をかけてお口の中の状態や治療について患者さんにご説明するための専属スタッフを置いています。「スタッフさんが親身になって話してくれるので、わかりやすい」と、患者さんも喜んでくださっています。

入れ歯もインプラントも「総合的な治療計画」を重視

入れ歯製作についても力を入れていると伺いました。

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入れ歯は型採り、装着感、見た目、噛み合わせ、発音など、歯科医師や歯科技工士の技術・知識・経験が最も問われるところ。機能的な入れ歯を作るためには、口腔内の構造をよく知った上で、どのような入れ歯の形にすべきか、噛み合わせはどうなのかなど、総合的な判断が必要です。入れ歯の患者さんが来院したときは入れ歯の知識・技術の引き出しを開けつつ、噛み合わせや歯周病治療の知識や技術も含めながら、審美面も加味して総合的に治療を進めていけるのが当クリニックの強み。入れ歯はもちろん、どのような症状の患者さんでもクオリティーの高い診療をご提供するように、常に意識しています。

インプラント治療についてはいかがでしょうか?

インプラント治療だけを完璧にしても、噛み合わせや歯周病など他に問題があれば、いつか不具合が起きてきてしまうでしょう。「生涯、一度きりの治療」のためにも、インプラント治療をオールラウンドの歯科治療の中の一つとして捉え、前段階である歯周病治療から、インプラント埋入手術、その後のメンテナンスまで、「残っている歯を守る」というインプラント最大の目的を達成できるよう治療を進めていきます。

貴院の感染症対策を教えてください。

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当地にリニューアル移転した2004年より、病院の手術室で採用されている空気清浄機を導入しています。そして歯科医師やスタッフが感染症から身を守ることが、患者さんを守ることにもつながると考え、ゴーグルやマスク、手袋の着用はもちろん、受付にはクリアパーティションや手指消毒薬を設置するなど、考えられる対策はすべて行っています。また院内で使う水には、中性電解水を使用しています。実はこの設備はセントラル方式で、ビル全体で導入されているもの。通常のテナントではかなり珍しい設備だと思います。

「患者の人生を助けたい」生まれ変わっても歯科医師に

歯科医師をめざした理由を教えてください。

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母方の4人のおじのうち2人が歯科医師、2人が医師、そして祖父も歯科医師という家系で育ち、医療系になじみがあったことが影響しています。幼少期から患者さんの健康を支える仕事のやりがいを知ることができる環境だったことはありがたかったですね。高校生の頃は、情熱をもって人生の岐路に関わることができる教育学部をはじめとしたさまざまな職業に興味を持っていましたが、最終的に歯科医師をめざしていました。現在は、セミナー活動を通し、歯科治療に向き合う若者にさまざまなことを伝えています。今思うと10代の頃に志した歯科医師と教育に携わるという両方の職業に関わることができていますね。責任をもって勤め上げたいと思います。

歯科医師のやりがいは、どのようなところですか。

口腔外科ががん手術を行う以外で、一般的に歯科領域で命に関わる患者さんはまずおりません。しかし、お口のトラブルを抱えたままの人生と、治療することで、スムーズにものが噛めるようになってお食事を楽しめるようになる人生を手に入れることを比べれば、180度変化すると思いませんか? 内科などの医科と違い「命を助ける」という側面は歯科ではほとんどありませんが、その人の「人生を助ける」ことは間違いなくできると思っていますし、それがこの仕事のやりがいです。

先生にとって歯科医師は天職なのですね。

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この仕事が好きで、何回生まれ変わっても歯科医師になりたいと思っています。なぜなら歯科医療は本当に奥が深く「やり切った」という感覚がないから。まだまだやり残したことがあると思えるから、歯科医師としての診療、臨床セミナー講師などの後進の育成にも精一杯打ち込めるのだと思います。登山家が登頂に成功した直後から「また次の山に登りたい」と言うのは、山が違えばその道のりも違うからですよね。口腔内のトラブルも患者さんによってまったく違うところが、この世界の面白いところだと感じています。どのような仕事でも同じだと思いますが、今後も一生勉強です。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

30歳以上の日本人のおよそ8割が歯周病といわれていますが、歯周病が心臓疾患・脳血管疾患・糖尿病など全身疾患の発症に関係している可能性もあることなど、その深刻度を理解されている方がとても少ないのが現状です。もし気にはしていても行動に移せていない方は、早めにご相談ください。患者さんの口の中の状況に合わせ、無駄なく最大効果が出るよう、そして最もコストパフォーマンスが高いと思える治療プランをご提案させていただきたいと思います。ご自身のお口の健康にしっかりと向き合えるようお手伝いさせていただきますので、この機会に一緒に考えてみませんか?

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療(1本)/45万円~

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