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西村 有祐 院長の独自取材記事

医療法人祐愛会 西村歯科

(堺市堺区/七道駅)

最終更新日:2022/02/28

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南海本線の七道駅のロータリーに面する「西村歯科」。1981年の開業以降、地域に密着した歯科医院として、“痛みの少ない”“心地良い”診療を追求し続けてきた。長年の実績を持つインプラント治療や訪問歯科診療に加え、小児患者や障害者の歯科診療、さらに最近では矯正やホワイトニングにも力を入れる。そんな同院を40年にわたり率いるのが、西村有祐(なおすけ)院長。患者の気持ちに寄り添った診療を行うためには、「技術」と「スピード」、そして「思いやり」が必要だと語り、若手歯科医師やスタッフの育成にも力を注ぐ。「患者さんが健康になり、スタッフもやりがいを感じ、皆が笑顔になれる場にしていきたい」と話す院長に、現在の診療内容や、患者の気持ちに寄り添う診療理念について聞いた。

(取材日2021年8月21日)

大切なのは「治療過程」と「思いやり」

まず、先生が診療で大事にしていることを教えてください。

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それは、治療の過程です。もちろん、最終的に「治った」というフィニッシュも大切ですが、それに至るための治療の過程が重要なんです。噛めなかった人が噛めるようになるだけでなく、“楽な治療”を提供できることが一番大事。治療が楽であれば、歯科医院が苦手な患者さんも受診しやすくなりますからね。治療の際に痛みに配慮することは当然ですし、楽に口を開けて治療を受けられるかどうか、あるいは、苦しいどころか気持ちが良いとさえ思える型の採り方。歯科医師やスタッフがそこに気づけるかどうか、患者さんの立場に立って常に考えられるかどうかがポイントだと思います。当院で実践していることは、これまで私が考え続け、独自に研究してきたことです。

患者さんの気持ちを第一に考えるのですね。

大人の方でもお子さんでも歯科治療に苦手意識を持っている人はいますから、治療に際して何が嫌なのか、何を求めているのかをきちんと聞く。それによって、例えば同じ虫歯でも治療方針は変わりますし、患者さんの思いに寄り添った治療が提供できます。また、各患者さんの希望を診療に反映するためには、いくつもの手段を持つ必要があり、それを支える技術の修得が欠かせません。さらに、同じ治療であっても、短時間で終われば負担が軽くなりますので、スピードも重要項目です。手段と技術の数、スピード、それらを患者さんの立場になって考える思いやり。治すために一生懸命治療するのはよいことですが、それ以上に、その過程が治療への満足度を左右するのです。「治ったからうまくいった、ではない」と、若い歯科医師たちに指導をしています。

子どもの患者さんへの対応についてはいかがですか。

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お子さんはじっとしていられないし、苦痛な時間を少なくするためにも特にスピードが大切です。また私は、障害者歯科にも長年取り組んでいますが、お子さんは障害の有無にかかわらず、「痛いから嫌」ではなく「何をされるのかわからないから嫌」で、そこに恐怖心を感じているのだと考えています。実際に「最初に何をするのか」、「どんな器具を使うのか」をきちんと見せて説明すれば、落ち着くケースがほとんどなんですね。もちろんそれだけではないのですが、まずはお子さんの気持ちになって考える。とても基本的なことですが、治療に一生懸命になりすぎるとそこを見失いがちな若い先生もいますので、お子さんの気持ちを大事にしてほしいと常に話しています。

矯正やホワイトニングで心も健康にしていきたい

改めて、こちらの診療内容をご紹介ください。

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虫歯や歯周病などの一般的な歯科診療のほか、40年前の開業直後から、当時はまだ珍しかったインプラント治療に注目し、力を入れてきました。また、15年以上前から、訪問歯科診療も実施しています。以前は虫歯などの治療を希望する方が大半でしたが、現在は「食べられない、飲み込めない」といった摂食嚥下障害への対応や、飲食物が誤って気管に入ることで発症する誤嚥性肺炎、これを防ぐための口腔ケアを希望する方が増えていますね。必要に応じて内科の先生方とも連携しながら、診療を行っています。さらに最近では、矯正や、ホワイトニングにも取り組んでいます。

どのような歯列矯正やホワイトニングが受けられますか。

子どもの歯列矯正では、顎の大きさを広げるための装置をつけて歯並びを整えていく「床矯正」を行っています。前歯が永久歯に生え替わり始めた頃から、気になることがあれば相談してもらえるとよいですね。大人では、金属ではなく透明や白色の装置を使った「目立ちにくい矯正」を積極的に行っています。当院では、矯正を専門とする歯科医師が担当することで、質の高い矯正を安全に実施することをめざしています。マウスピース型装置を使った歯列矯正にも対応しています。それからホワイトニングは、院内で行うオフィスホワイトニングとご自宅で行うホームホワイトニング、どちらも取り扱っており、患者さんのご希望や生活に適した方法をご案内しています。

歯列矯正やホワイトニングにも取り組むのはなぜですか?

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今の日本では、より健康でありたい、というニーズがますます高まっています。そして、歯並びや歯の色をひそかに気にしている方は、年齢を問わず実はとても多いのですね。幼い頃から引け目を感じたり、長い間悩み続けていると、その方の性格にまで影響を及ぼしてしまうこともあります。逆に、歯並びがきれいで歯が白ければ、おしゃれな服を着たときのように気分が明るくなるはずですし、自信を持って笑ったり話したりできるのではないでしょうか。歯をきれいにすることで、心も健康になると思うんですね。患者さんや地域の方には、健康で笑顔で過ごしてほしいので、これらの診療にも取り組んでいます。また、歯並びが整っていると、食べ物の汚れが歯の間にたまりにくいので、虫歯を防ぐという意味でもメリットは大きいと思いますよ。

“人財”育成に注力、若手に技術と心を伝承

若手歯科医師や歯科衛生士の教育も積極的に行っているそうですね。

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私のような年齢になれば、後進育成も大事な役目です。若い先生を対象としたスタディーグループで、実践型の講習会などを定期的に開いています。歯科医師はもちろん医療者ですが、半分は技術者。そしてその技術は、一番最初に勤務した場所で決まると考えていますので、当院で勤務した先生はどこでも通用するよう勉強してもらっています。それから、われわれが行っているのは医療であって、お金儲けではありません。患者さんを思って一生懸命治療することで、自然と患者さんが信頼してくれるようになる。当院でのメンテナンス率は9割程度と高いです。やはり「思いやり」をもって対応にあたれば、患者さんのほうから「引き続きメンテナンスを受けたい」と言ってくださるものです。ですから技術とともに、そうした基本的な考え方も両方教えています。

今後新たに取り組んでいきたいことは?

歯科衛生士が活躍できるケアや施術を、もっと増やしたいですね。例えば歯周病の治療では、歯科衛生士が患者さんのニーズや思いをよく聞いて、主体的に方針を決めていくような体制を確立させたいと考えています。現在、ホワイトニングに関してはすでに歯科衛生士がほとんどの施術を行っていて、担当している患者さんとコミュニケーションを深めながら、方法なども相談して決めています。そのためには勉強会を定期的に行い、歯科衛生士が相互に実習を行うなどして、技術を高めています。また将来的には、歯科衛生士がお口の中をマッサージするオーラルケアも導入したいと考えています。さらに、歯科医師の先生方に安心して働き続けてもらえる組織づくりも、今の私の仕事です。歯科医師やスタッフが喜んで働ける場にしていくことが、患者さんのためになり、ひいては社会貢献になると思うのです。

読者へのメッセージをお願いします。

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口や歯に関して、気になる点がないという人はほとんどいないでしょう。例えば「痛くはないけど肉が噛み切れない」「噛めるけど右側が痛い」。歯並びや歯の色も、気にしている方は本当にずっと引け目に感じているもの。一方で、気になりつつ放置している方も多いと思いますが、お口の健康を守り、さらに心の健康を得るためにも、ぜひ早めの対応をお勧めしたいですね。また治療やケアは受けっぱなしではなく、定期的なメンテナンスが必要です。目安として3~4ヵ月に1回、年に3~4回くらいの来院を推奨しています。今後も、当院ならではの治療の過程を大切にした思いやりのある診療やケアで、皆さんに笑顔に、そして健康になっていただきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/30万8000円~、成人歯列矯正/17万500円~、小児床矯正/13万7500円~、オフィスホワイトニング/1万6500円~(上顎のみ)、ホームホワイトニング/1万6500円~(本数無制限)

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