歯科衛生士とめざすのは
人生に付加価値を与えるホワイトニング
竹内歯科医院
(綾歌郡宇多津町/宇多津駅)
最終更新日:2024/08/21
- 自由診療
黄ばんだり黒ずんだりと、歯が変色する理由はさまざまだ。タバコやコーヒーなどの嗜好品、またカレーや赤ワインなどの飲食物による外的な要因もあれば、進行したむし歯や外傷などによって、歯髄を失ったことによる内的な要因というケースもある。「竹内歯科医院」では、精密な審美修復を得意とする竹内一貴院長と、長年勤務する歯科衛生士らが各種ホワイトニングに対応。常に丁寧で確実な処置を心がける竹内院長と、一貫して患者に寄り添いサポートする歯科衛生士が協力し、患者が求める口元の健康美を追求している。審美性の向上は、口腔環境に対する患者の意識づけにもつながるという。「歯の治療と同様に、ホワイトニングにおいても、歯科衛生士は不可欠な存在」と語る竹内院長と、院長を15年以上支えている歯科衛生士の中山貴絵さんに話を聞いた。
(取材日2023年3月9日/情報更新日2024年8月2日)
目次
口元の健康的な美しさを通じて、より充実した人生に貢献する
- Qホワイトニングは、どのような方が受けるものですか?
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A
【竹内院長】歯の黄ばみが気になる人だけでなく、結婚式を控えた人やお仕事で清潔感が求められる人、歯のイメージを全体的に変えたい人など、さまざまな方がホワイトニングを選ばれています。希望者は女性が多いですが、男性も3分の1程度、来られていますね。中には「禁煙したからタバコのヤニを除去したい」、「前歯の白いかぶせ物と他の歯を同じような色にしたい」という方もおられます。ホワイトニングの良いところは、レジンやセラミックといった歯を修復する材料とも、色味を合わせやすくなるというところです。下地となる歯の色と、詰め物やかぶせ物のシンプルな色との調和が図れれば、より自然で健康的な印象の口元に近づけるでしょう。
- Qこちらでは、どのようなホワイトニングを行われていますか?
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A
【竹内院長】ご自宅で行うホームホワイトニングと、歯科医院で行うオフィスホワイトニングを組み合わせたデュアルホワイトニングを推奨しています。薬剤を注入したマウスピースを装着するホームホワイトニングは、持続的に均等な仕上がりがめざせる一方、低濃度の薬剤を使用するためすぐに効果が出にくく、自己流にも陥りやすいという一面があります。対するオフィスホワイトニングは、専用のライトを当てながら高濃度の薬剤を塗布することで、瞬間的な効果が期待できる点がメリットです。しかし、そのぶん薬剤がしみやすく、後戻りも早いとされています。持続的に高い効果を得るためには、両者のメリット、デメリットを補い合うことが大切です。
- Q神経を失った歯のホワイトニングにも対応されているそうですね。
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A
【竹内院長】抜髄へと至った歯、失活歯は徐々にその色調が変化します。しかし、こうした歯に外部からアプローチをしても、漂白効果は得られません。そのため行われるのが、ウォーキングブリーチと呼ばれる方法です。根管治療後の歯の穴に直接、薬剤を注入し、接着性の高い詰め物で丁寧に隙間なく蓋をします。そして数週間おきに薬剤を交換しながら、3〜5回程度の通院で求める白さの歯をめざします。大きく歯を削る必要もありません。薬剤の主成分である過酸化水素は刺激が強く、漏洩すれば歯根が溶け出すリスクもありますが、当院では歯科用マイクロスコープの拡大視野下で精密な処置を施しますので、安心してお任せいただければと思います。
- Qホワイトニングにおける、歯科衛生士さんの役割とは?
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A
【中山さん】まずは口腔環境を整えるため、歯科衛生士が歯磨き指導や非外科的な歯石の除去などを行います。こうした事前ケアは、むし歯や歯周病の予防にもつながります。その後の具体的なご説明や処置中のアシストも、すべて歯科衛生士の役割です。例えばホームホワイトニングは1日2時間、合計で2週間続ける必要がありますので、歯や歯肉への負担を抑えつつ、効果の維持を図る方法をお伝えします。施術直後は歯の表面の保護膜が除去されますから、歯面の保護を目的として高濃度のフッ化物を塗布。知覚過敏の方にはミネラル由来のパックを施し、歯がしみにくいよう配慮します。術後に注意すべき飲食物なども歯科衛生士からご説明いたします。
- Q先生と歯科衛生士さんが、一緒に施術を進めてくれるのですね。
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A
【竹内院長】歯科衛生士は、日々の臨床を行う上でなくてはならない存在であり、ホワイトニングにおいても、その重要性は変わりません。当院の歯科衛生士は強い向上心を持って、メーカーから紹介される新しい商品も随時勉強しながら研鑽を積み、そして患者さん一人ひとりに合わせた対応を考えてくれます。ホワイトニング後のセルフケア用品や、ケアのやり方を決める際にも患者さん目線の意見を出してくれますので、ありがたい限りです。歯科医師と歯科衛生士が対等に意見を出し合えれば、より質の高い医療を提供することにつながりますし、患者さんにとっても、自分と近い立場で真摯に寄り添ってくれる歯科衛生士の存在は大きいと確信しています。
自由診療費用の目安
自由診療とはデュアルホワイトニング/5万600円、ウォーキングブリーチ/1万2980円(別途薬剤代)
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。