全国のドクター9,166人の想いを取材
クリニック・病院 160,569件の情報を掲載(2023年2月07日現在)

  1. TOP
  2. 神奈川県
  3. 川崎市高津区
  4. 梶が谷駅
  5. 医療法人社団慈生会 梶ヶ谷クリニック
  6. 羽生 健 院長、羽生 友起子 副院長

羽生 健 院長、羽生 友起子 副院長の独自取材記事

梶ヶ谷クリニック

(川崎市高津区/梶が谷駅)

最終更新日:2022/10/27

20220826 10289 top

1981年の開業以来、川崎エリアの地域医療を支え続ける「梶ヶ谷クリニック」。肛門科を中心に外科・内科・小児科と幅広い診療に対応し、心臓・腎臓・肝臓・消化器の各専門分野の医師が在籍しているのが特徴だ。院長を務める羽生健先生は、東京慈恵会医科大学附属病院や、その関連病院で長年にわたり大腸がんの研究や診療にあたってきた。さらに、肛門科を専門とする病院で研鑽を積み、大学病院へ戻った後に肛門疾患を専門に診る外来の立ち上げにも携わった経験を持つ。「川崎のお尻の守護神として、地元の人々の健康を守りたい」と語る健院長と、その妻であり、日本内科学会総合内科専門医でもある羽生友起子副院長から、同院の診療方針について話を聞いた。

(取材日2021年3月8日/情報更新日2022年5月31日)

肛門科を中心に各分野の専門家が在籍するクリニック

院長のご経歴をお聞かせください。

1

【健院長】東京慈恵会医科大学を卒業後、同大学附属病院やその関連病院に長年勤務し、大腸がんの研究や診療、大腸や肛門疾患を扱う科のチーフも務めました。その間には、さいたま市で大腸肛門疾患に特化した診療を行う「ときとうクリニック」にも勤務し、さらに専門的に学んでいます。その後、大学に戻ってからは、肛門疾患の外来の立ち上げにも携わりました。東京慈恵会医科大学とは今でも結びつきが強く、病診の連携はもちろん、同窓会の理事として大学に関する情報発信もしています。

こちらではどのような診療が受けられるのでしょうか?

【健院長】当院は、内科から外科、小児科、消化器内科、肛門科など幅広く診療しており、胃と大腸の内視鏡検査や超音波検査などにも対応しています。中でも私が特に力を入れているのは肛門外科です。実際にお尻の痛みや出血がきっかけで来院される患者さんも多いですね。外科処置が必要なときは、比較的簡単なものは当院でも局所麻酔で行っていますが、場合により総合高津中央病院に1泊入院していただき手術を行います。その際も、週に1日の総合高津中央病院での私の診察日に合わせて、私自身が手術を行っています。
【友起子副院長】肛門外科のほかにも内科全般に対応し、開業医ならではのフットワークの軽さを生かして、スムーズな診療を心がけています。日常のちょっとした不安や症状の相談、また健康維持のための検査で気軽に立ち寄れる、地域のかかりつけ医をめざしています。

各分野の専門の医師が在籍しているのですね。

20220826 2 2

【健院長】私の専門は胃腸・肛門領域です。妻である副院長は日本内科学会総合内科専門医で、糖尿病や高血圧などの生活習慣病を含め、内科疾患全般を診ています。そのほかにも当院には心臓・腎臓・肝臓・消化器が専門の医師が数人在籍しています。まずは当院で各医師が専門的な診察を行い、必要に応じて関連する大学病院や大規模病院での精密検査も可能です。内科や肛門外科に女性の医師がいるのも当院の特徴ですね。
【友起子副院長】私は一般内科から小児科、それに介護老人福祉施設の嘱託医もしており、小さなお子さんから高齢者まで診療しています。お子さんの風邪や、若い女性の便秘、働き盛りの方の生活習慣指導、高齢の方の些細な不調相談など、幅広い年代の相談を受けています。

お尻の違和感には、重い病気が潜んでいることも

大腸や肛門の検査について教えてください。

20220826 3

【健院長】新鋭の直腸・肛門用デジタルカメラシステムを導入しました。肛門はご自分では確認しにくい場所なので、患部の画像をモニターに映し出して、患者さんご自身の目で症状をご確認いただいています。また、苦痛の少ない経鼻内視鏡による胃の内視鏡検査と、眠らずに自分の大腸の中の様子をライブ映像で確認しながら受けられる大腸内視鏡検査にも力を入れています。それらに関しては、スタッフの教育にも取り組んでおり、看護師や新人の医師も院内勉強会で内視鏡検査の知識をつけ、院内全体でのスキルアップも日々欠かせません。内視鏡検査には、苦しい、つらいなどのイメージを持つ人も多いのですが、お尻の違和感や痛みがあれば怖がらずに検査にいらしてほしいですね。

お尻の違和感には、どのような原因が考えられるのでしょうか?

【健院長】違和感や出血があると痔を疑いがちですが、原因は痔だけではありません。中には直腸や大腸のどこかにがんがあり、出血として表れていることもあるんです。よく見られるのが、便潜血検査で陽性になっても放置しているケース。その症状を痔や生理の影響と思い込み、何年も放置して、がんがかなり進行してから受診される方をこれまで多く診てきました。また肛門の縁に膿がたまり、徐々に痛みが増してくる肛門周囲膿瘍も放置して治るものではなく、もし悪化すれば痔ろうを引き起こすきっかけにもなりかねません。ただ、きちんと膿を取り除くために手術を行えば、術後数回の通院で済む場合もあります。さらに、最近では温水洗浄便座などの使い過ぎでかゆみやかぶれが生じている方も多いようです。日常的な違和感や、健診結果に異常があれば、大変なことになる前に受診してください。

診療の際に心がけていることはありますか?

【健院長】内視鏡検査では、苦痛に配慮した検査を心がけています。現代では、国内でも多くの人ががんを発症しており、特に胃がんと大腸がんの罹患率は依然として高いままです。内視鏡検査はその予防や早期発見に有用である一方、ハードルの高さを感じる方も多いので、苦痛への配慮に努めることは大切でしょう。皆さんには、大腸がんのリスクが高くなる40歳を過ぎたら定期的に内視鏡検査を受けてほしいですね。また、私はすべての診察においてスピードを重視しています。患者さんは痛みやつらさを抱えて来院されますから、できるだけお待たせしたくないんです。

友起子先生はいかがですか?

20220913 4

【友起子副院長】私は患者さんのお話に耳を傾けることを大切にしています。特に初診の時は、私も患者さんもつい身構えてしまうところがありますが、症状や悩みを聞くだけでなく、「つらいですよね」と寄り添うことで、心の疎通ができると思います。それができれば、患者さんが話すのを戸惑っていたことが出てくるかもしれませんし、それによってより適切な診断や治療、対処ができると考えています。このように、患者さんに「寄り添う診療」が私のモットーです。

「川崎のお尻の守護神」として、地元に貢献し続ける

院内は明るくて開放感のあるレイアウトですね。

5

【健院長】待合室はゆったりと、診察室の入り口も広めに造りました。バリアフリー設計で車いすやベビーカーでもご来院いただけます。院内全体は白を基調に、ナチュラルな木のぬくもりを生かしました。壁のタイルは副院長のセレクトです。色も形もあえて不ぞろいにしたので味があり、院内の雰囲気に彩りを添えています。

感染症対策で工夫されていることはありますか?

【友起子副院長】換気や消毒はこまめに行い、患者さんにもマスクの着用・手指消毒・検温のご協力をお願いするほか、ウェブ問診も活用して接触機会や院内滞在時間を少なくできるよう努めています。また、発熱症状のある方は一般診療と診察時間をずらして診療を行いますので、ほかの患者さんと一緒になることがないようにしています。加えて、金銭の受け渡しによる接触感染を予防するために、今年から新しく自動精算機も導入しました。現在クレジットカード決済も行なっており、今後は交通系ICカードなどのキャッシュレス決済にも対応する予定です。

読者へメッセージをお願いします。

6

【健院長】私は地元である川崎が大好きなんです。医師、そして一市民としても貢献したい気持ちを強く持っています。そんな私がめざすのは、「川崎のお尻の守護神」。下血や便潜血検査で異常が出た際はもちろん、ちょっとしたお尻の痛みや違和感のある時にも頼れる存在でありたいですね。当院には肛門科を専門とする女性医師もいますので、受診に恥ずかしさを感じる方も気軽にお声がけください。また、当院は月曜から日曜、祝日まで診療し、元日を含めた「年358日診療」を掲げていますし、小さなお子さんから高齢者まで、どんな症状や病気もまずは診察させていただきます。そして無理に患者さんを抱え込まずに、必要なときには症状やご希望に合わせ適切な医療機関をご紹介することも心がけており、そのために地域の医師会などで他院との連携を深め、橋渡しの役割も果たしています。体のことで何かお困りでしたら、ぜひ当院にご相談を。

自由診療費用の目安

自由診療とは

内視鏡検査/胃:2万9700円、大腸:4万700円

Access