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羽生 健 院長、羽生 友起子 副院長、羽生 仁 先生の独自取材記事

梶ヶ谷クリニック

(川崎市高津区/梶が谷駅)

最終更新日:2021/03/29

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梶が谷駅から歩いて2分ほどの場所にあるのが「梶ヶ谷クリニック」。先代の羽生仁先生が1981年に開業した同院は現在、肛門科を中心に外科・内科・小児科と幅広い診療に対応。心臓・腎臓・肝臓・消化器の各専門分野の医師が在籍しているのも特徴だ。現院長である羽生健先生は、東京慈恵会医科大学附属病院や関連病院で長年にわたり大腸がんの研究や診療にあたってきたことに加え、肛門科を専門とする病院で研鑽を積み、大学病院に戻った後に肛門疾患を専門に診る外来の立ち上げに携わった経験も持つという。「川崎市の方々の健康を守りたい」と語る健院長と日本内科学会総合内科専門医で内科を担当する友起子副院長、現在も現役で診療にあたる仁先生に、同院について話を聞いた。
(取材日2021年3月8日)

肛門科を中心に各分野の専門家が在籍するクリニック

院長のご経歴をお聞かせください。

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【健院長】東京慈恵会医科大学を卒業後、同大学附属病院やその関連病院に長年勤務し、大腸がんの研究や診療、大腸や肛門疾患を扱う科のチーフも務めました。その間には、さいたま市で大腸肛門疾患に特化した診療を行っている「ときとうクリニック」にも勤務し、さらに専門的に学びました。研鑽を積んで大学に戻ってからは、肛門疾患の外来の立ち上げにも携わりました。東京慈恵会医科大学とは今でも結びつきが強く、診療面での連携はもちろん、今は同窓会の理事として大学に関する情報発信もしています。当院では、2015年に父の後を継ぎ院長を務めています。

こちらのクリニックでは、どのような診療が受けられるのでしょうか?

【健院長】当院は、内科から外科、小児科、消化器内科、肛門科など幅広く診療しており、胃と大腸の内視鏡検査や超音波検査などにも対応しています。その中でも、私が特に力を入れているのは肛門外科です。実際に、お尻の痛みや出血がきっかけで来院される患者さんも多いですね。外科処置が必要なときは、比較的簡単なものは当院でも局所麻酔で行っていますが、必要な場合には総合高津中央病院に1泊入院していただき手術を行います。その際も、週に1日の総合高津中央病院での私の診察日に合わせて、私自身が手術を行っています。
【友起子副院長】肛門外科のほかにも内科全般に対応し、開業医ならではのフットワークの軽さを生かして、スムーズな診療を提供しています。日常のちょっとした不安や症状、また健康維持のための検査で気軽に立ち寄れる「地域のかかりつけ医」をめざしています。

各分野の専門の医師が在籍していると伺いました。

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【健院長】私の専門は胃腸・肛門領域です。妻である副院長は日本内科学会総合内科専門医で、糖尿病や高血圧などの生活習慣病を含め、内科疾患全般を診ています。そのほかにも、当院には心臓・腎臓・肝臓・消化器が専門の医師が数人在籍しています。まずは当院で各医師が専門的な診察を行い、必要に応じて関連する大学病院や大規模病院での精密検査も可能です。内科や肛門外科に女性の医師がいるのも当院の特徴ですね。
【友起子副院長】私は一般内科から小児科、それに特別養護老人ホームの嘱託医もしていますので、小さなお子さんから高齢者までに対応できます。お子さんの風邪や、ちょっとした育児相談にのることもありますし、若い女性の便秘相談や薬の調整などもあります。年齢問わず女性同士だからこそできる相談を聞くことも多いです。例えば膀胱炎や生理の時にかゆみがひどくてなどの相談も、女性医師のほうが話しやすいのではないかと思います。

お尻の違和感には、重い病気が潜んでいることも

大腸や肛門の検査について教えてください。

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【健院長】新鋭の直腸・肛門用デジタルカメラシステムを導入しました。肛門はご自分では確認しにくい場所なので、患部の画像をモニターに映し出して、患者さんご自身の目で症状をご確認いただいています。また、苦痛の少ない経鼻内視鏡による胃の内視鏡検査と、眠らずに自分の大腸の中の様子をライブ映像で確認しながら受けられる大腸内視鏡検査にも力を入れています。それらに関しては、スタッフの教育にも取り組んでおり、看護師や新人の医師も院内勉強会で内視鏡検査の知識をつけ、院内全体で日々スキルアップを図っています。内視鏡検査には、苦しい、つらいなどといったイメージを持つ人も少なくありませんが、お尻の違和感や痛みを感じたら、怖がらずに検査にいらしてほしいですね。

お尻の違和感には、どのような原因が考えられるのでしょうか?

【健院長】違和感や出血があると痔を疑う方も多いのですが、お尻からの出血の原因は痔だけではありません。中には直腸や大腸のどこかにがんがあり、出血として表れていることもあるんです。よく見られるのが、便潜血検査で陽性になっても放置しているケースです。その症状を痔や生理の影響と思い込み、何年も放置して、がんがかなり進行してから病院を受診された方を、これまでも多く診てきました。また、肛門周囲膿瘍も放置して治るものではありません。きちんと手術で膿を取り除ければ、術後数回の通院で対応できる場合もあります。さらに、最近では温水洗浄便座などの使い過ぎでかゆみやかぶれが生じている方もいらっしゃいます。違和感を感じたり健診結果に異常があったら、悪化して大変なことにならないうちに受診してください。

診療の際に心がけていることはありますか?

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【健院長】内視鏡検査では、苦痛に配慮した検査を心がけています。現代では、多くの日本人ががんを発症していますし、特に胃がんと大腸がんの罹患率は高いものとなっています。内視鏡検査はその予防や早期発見のために有用な手段である一方で、ハードルが高いところがありますから、苦痛の少ない検査に努めるのは大切だと考えています。皆さんには、大腸がんのリスクが高くなる40歳を過ぎたら定期的に内視鏡検査を受けてほしいですね。また、私はすべての診察において「スピーディーであること」を心がけています。患者さんは痛みやつらさを抱えて来院されますから、できるだけお待たせしたくありません。

友起子先生は、いかがですか?

【友起子副院長】私は話をよく聞くことと共感することを大切にしています。特に初診の時は、私も患者さんも身構えているようなところがありますが、症状や悩みを聞くだけでなく、「つらいですよね」と共感することで、心の疎通ができると思うんです。それができれば、患者さんが話すのを戸惑っていたことが出てくるかもしれませんし、それによってより適切な診断や治療や対処ができると考えています。その上で、患者さんに寄り添って治療ができるように心がけています。

医師として、地元・川崎に貢献し続けたい

明るくて開放感のあるレイアウトですね。

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【健院長】待合室はゆったりと、診察室の入り口も広めに造りました。バリアフリー設計で車いすやベビーカーでもご来院いただけます。院内全体は白を基調に、ナチュラルな木のぬくもりを生かしました。壁のタイルは副院長のセレクトです。色も形もあえて不ぞろいで味があり、院内の雰囲気に彩りを添えています。

感染症対策で工夫されていることはありますか?

【仁先生】換気や消毒はこまめに行い、患者さんにもマスクの着用・手指消毒・検温のご協力をお願いするほか、ウェブ問診も活用して接触機会の軽減に努めています。また、発熱や症状のある方は一般診療と診察時間をずらし、別の専用ルームで診療を行いますので、ほかの患者さんと一緒になることはありません。

最後に、読者へメッセージをお願いします。

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【健院長】私は地元である川崎が大好きで、医師、そして市民としても貢献したい気持ちを強く持っています。そんな私がめざすのは、当院を「川崎のお尻の相談窓口」にすること。ですから、お尻に痛みや違和感を感じた時や、下血や便潜血検査で異常が出た際などには、女性の場合は女性医師もいますので、気軽に受診してほしいと思います。また、当院は元日も含め月曜から日曜まで診療を行っていますし、小さなお子さんから高齢者までのどのような症状や病気でも、まずは診察させていただきます。そして、無理に患者さんを抱え込むようなことはせず、必要なときには症状やご希望に合わせ適切な医療機関を紹介することも心がけており、そのために地域の医師会などで他院との連携を深めています。体のことで何かお困りでしたら、ぜひ当院にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

内視鏡検査/胃:2万9700円、大腸:4万700円

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