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感染症予防にも役立つ
口腔ケア

ベル歯科医院

(海老名市/海老名駅)

最終更新日:2021/06/10

Mian Mian
  • 自由診療

新型コロナウイルス感染症流行下でのマスク生活。ずっとマスクをしていると自分の口臭が気になるという人も増えているようだ。その一方で、新型コロナウイルスへの感染を恐れ、歯科医院の受診を控えている人も多い。今まで定期的にメンテナンスを受けていたのに、先延ばしにしている人も少なくないことだろう。こうした状況に警鐘を鳴らすのは、小田急線・相鉄線の海老名駅近くで、開業以来30年以上にわたり近隣住民の歯の健康を守ってきた「ベル歯科医院」の鈴木彰院長だ。「口腔内のケアが行き届かず、細菌が多いと歯周病も進行し、口臭の原因にもなります。口腔内を清潔にして歯周病やむし歯を予防することは、感染症の予防対策にもなるのです」。そこで、鈴木院長に、コロナ禍での口腔ケアの重要性について聞いた。(取材日2021年3月2日)

口の中の細菌は、マスク生活で気になる口臭や歯周病などの原因にも。心がけたい定期的な口腔ケア

Q口臭にはどのような原因があるのでしょうか?
A
1

▲症状の原因まで追究し、根本的に解決していくよう努める

口臭については、口の中に原因がある場合と口以外に原因がある場合があります。口臭の発生源は、多くの場合、進行した歯周病です。そのほか、例えば口呼吸になるとだ液量が少なくなり、口の中が乾燥し、口腔乾燥症(ドライマウス)になりやすくなります。だ液には抗菌作用があるので、だ液が少なくなると細菌が繁殖して口臭が起こりやすくなるのです。口以外の原因としては、咽頭部が腫れているなど耳鼻咽喉科の病気や、胃や食道の病気が考えられます。口臭の原因は多様ですが、やはり口の中に原因があることが多いので、まずお口から調べることをお勧めします。歯科に通っても変化がなければ、耳鼻咽喉科や内科を受診することも考えてください。

Qコロナ禍のマスク生活で、口臭が気になる人も多いようですね。
A
2

▲患者一人ひとりの状況にあわせてわかりやすい説明を行う

マスクをしているとどうしても息苦しいので口呼吸になりやすく、だ液量が減り、口腔乾燥症(ドライマウス)になりやすくなっていると考えられますね。またリモートワークや外出自粛で会話することが減っていることからもだ液が少なくなり、その結果、細菌が増え歯周病になりやすくなり、口臭も生じやすくなっていることも考えられます。ちなみに、子どもでもだ液が少なくなるとむし歯になりやすくなります。また、大人も子どもも家にいる時間が長くなり、間食や飲み物を取りやすい環境にあるのも良くないと思いますね。歯科医師の立場から、コロナ禍でお口の中の環境が悪化して、大人の歯周病、子どものむし歯が増えていると感じます。

Q歯周病は、全身の病気とも関連があるそうですね。
A
3

▲資料も使用しながら患者へのフォローも丁寧に行う

歯周病は、歯がぐらぐらする、歯が抜ける、出血するなど、口の機能が低下する病気ですが、研究が進んで糖尿病と深い関係があることがわかってきました。また、歯周病になると歯肉の下で繁殖した細菌が全身に流れ込み、血流に細菌が存在する「菌血症」という状態になることもわかってきました。炎症を起こした歯肉は体内への細菌の入り口になってしまうのです。「菌血症」は、血管の老化を進める原因でもあることがわかっており、結果として心筋梗塞や脳梗塞の原因ともなり得ます。さらに新型コロナウイルス感染症でも、歯周病により口腔内の細菌が多い人は、サイトカインストームという免疫の暴走を起こしやすく、重症化しやすいともいわれます。

Qでは、口腔ケアにはどのようなメリットがあるのでしょうか?
A
4

▲口腔ケアの本質から伝え、適切な治療を行う

お口をきれいに保ち細菌を減らせれば、口臭につながる口腔乾燥症(ドライマウス)、歯周病などを予防することができ、さらに全身の感染症にもかかりにくくなることが考えられます。口腔内をきれいにすることは、歯や口腔だけでなく全身の健康に役立つのです。ただし歯や歯茎の表面はブラッシングもしやすいですが、歯肉の下に隠れている部分は、歯磨きもしにくく細菌をきれいに取り除くのは難しいので、歯科衛生士など専門家によるクリーニングやケアを受ける必要があります。特に、歯周ポケットの深いところの細菌は、超音波洗浄のような徹底的なケアでないと除去することができません。

Q日頃からどのようなことを心がけるとよいのでしょうか?
A
5

▲医院でのケアだけでなく、自宅でのケアについてもフォローを行う

歯周病もむし歯も治療を受けるだけではなく、治療後も歯科衛生士に指導された正しいセルフケアを毎日行い、歯科衛生士による専門的なケアを数ヵ月に1度受けることにより、お口の中を常に清潔で健康な状態にコントロールすることが重要です。そうすれば、歯周病やむし歯が見つかってもごく軽いうちに治療することができるでしょう。正しいセルフケアと、定期的に専門的なケアを組み合わせて実行している方のほとんどは、高齢になられても健康な歯や口腔を維持されている印象です。そして、こうしたお口の良い習慣が身についている方は健康意識が高く、適度な運動や規則正しい生活も心がけ心身ともに健康に過ごされていることが多いと思いますね。

ドクターからのメッセージ

鈴木 彰院長

お口の中は専門的なケアを受ければ、良いコンディションを得ることが期待できます。細菌のないきれいな状態を経験すると、その状態を維持しようというモチベーションが高まり、また状態が悪くなったことも実感できます。口の中は得られた成果を感じやすい場所であり、しかもさわりやすい場所ですから、歯科医療者も患者さんもコントロールしやすく、ちょっとした努力で改善することがめざせるのです。そして、細菌数を少なくすることは体全体のコンディションを整えることにも役立ちます。口腔内の細菌を少なくすることは、歯周病や感染症予防につながり、全身の健康にもつながっていることを理解して、口腔ケアに取り組んでいただきたいですね。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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