全国のドクター9,124人の想いを取材
クリニック・病院 160,833件の情報を掲載(2021年5月09日現在)

  1. TOP
  2. 福岡県
  3. 福岡市城南区
  4. 七隈駅
  5. 医療法人恒愛会 りょうすけ内科外科
  6. 山口 良介 院長

山口 良介 院長の独自取材記事

りょうすけ内科外科

(福岡市城南区/七隈駅)

最終更新日:2021/04/23

20210407 86743 top

「りょうすけ内科外科」は住宅地である城南区樋井川で、地域のかかりつけとして親しまれている。前院長から引き継いだ2018年に、より明るいクリニックづくりをめざし、院内も白を基調に清潔感あふれる空間にリフォームしたという山口良介院長。バリアフリーにも対応した、さまざまな年代の患者が訪れる同院では、風邪をはじめ、生活習慣病、内視鏡検査、外傷から予防接種まで、幅広いニーズに対応している。「ここに来れば何とかなる、と思ってもらえるのが当初からの目標です」とほほ笑む山口院長。その言葉どおり、家族まるごと診てもらえるのがこのクリニックの特徴だ。今回、気さくで親しみやすい人柄と、優しい笑顔が印象的な山口院長に、これまでの経緯、診療スタイル、プライベートなど、詳しく話を聞いた。
(取材日2020年9月1日)

「何でも診ることができる医師」が自分の原点

まず、医師をめざしたきっかけからお聞かせください。

1

祖父が医師だったことがきっかけです。往診にもついて行っていましたし、それが大きく影響していますね。理数系は弱かったのですが、親の期待もありましたので、高校で進路を決める時期に医師になる決意を固めたような記憶があります。大学は福岡大学の医学部に進み、楽しい大学生活を過ごしました。コペンハーゲンにも留学し、海外は診療スタイルも価値観も日本とはまったく違うので、かなり世界観が広がりましたね。もともと手を使う仕事がしたかったので、医学部は向いていたかなと思います。医師になってからも、血を見ることや、メスで皮膚を切るのも平気だったので、手術も最初から動揺することなく臨めました。当時は大変なこともたくさんありましたが、患者さんから「ありがとう」と言われるたびに医師になって良かったなと思っていましたね。

救急科外来もある大きな病院勤務を経て、このクリニックを2018年に受け継がれたそうですね。

はい。お話をいただいたのがきっかけですが、すぐにすべて継承するという形ではなく、以前勤めていた所と並行して、週1回勤務させていただくスタイルを1年間続け、その後完全に引き継ぐ形をとらせていただきました。患者さんのほとんどはこの地域の方なんですが、その患者さんたちが良い方ばかりだったということと、患者さんが求めることと、自分ができることがフィットしていたこともお引き受けした理由としては大きかったですね。今も診療内容は幅広く対応していますが、引き継ぐ前のクリニックも同じく幅広く診療するスタンスでしたので、スムーズに引き継ぐことができました。スタッフも引き続き勤めてくれているので、非常にやりやすいです。

住宅地なので、患者層も幅広そうですね。

20210406 2

患者さんは2歳から100歳までと、まさに幅広いです。町の医師は、何でも診ることができる医師でなければと思いますし、そこが医師を志した自分の原点になっています。家族全員で診てもらえるクリニックというのをめざしていて、「ここに来たら何とかなる」と思っていただけるクリニックというのは常に目標に掲げています。以前、救命ではないですが、救急科外来を担当していたこともあったので、そこで身につけた緊急か否かの判断能力は今にも生かせていると思います。当院を引き継いでからもすんなり地域に溶け込むことができましたので、患者さんとも近い距離感でコミュニケーションをとることができていると思います。

患者を切れ目なく診ていける地域医療を

患者さんの年齢に応じた接し方についても教えていただけますか。

3

お子さんはケガで来られるケースも多いので、そういうときは「世界一、痛みに強い子だ」と、とにかく褒めます(笑)。中高生になると、過敏性腸症候群の訴えが多く、学校へ行ってもトイレから出られないといった学生さんもいます。感染症の影響で外出自粛期間が長く、生活リズムが崩れたことも要因として考えられますが、その根っこには親子関係や学校での友人関係など、精神的な原因があることも少なくありません。ですので、なるべく話しやすい雰囲気づくりを心がけて接しています。また、30代~40代の方には仕事や生活習慣についてもお聞きし、今の症状にどのように結びついているかを聞き出せるようにしていますね。50代~60代になると、がんの心配が出てくる年代ですので、積極的な検診をお勧めします。そして60代以降になると、予防も含めた指導と症状に合わせた診療という感じです。

専門的な診療にも対応されているのでしょうか。

私の専門は消化器なのですが、専門性が問われるものでは、定期的な健診として胃内視鏡検査、大腸内視鏡検査を希望される方が多いです。スタッフも以前のままですから、もう慣れたもので、スムーズに実施していますね。私が特に何か指導をしなければならないということもなく、逆にスタッフに助けてもらっています。この一帯は城南区の中でも特に高齢化が進んでいる地域なんです。そういったことからも、医師として、一人の患者さんを最後まで診たいという気持ちが強く、往診も行っています。しかし、多くの方を受け持つのは現状難しいので、今は当院の患者さんで、高齢になり来院できなくなった方を中心に診させていただいています。

今まで診てもらっていた先生に自宅でも診てもらえるのは患者さんも心強いでしょうね。

4

患者さんから要望もいただいていましたので、そこにできる限りお応えできればと思っています。一人の患者さんを切れ目なく診ていけるというのは、医師としても非常にやりがいがありますし、地域に密着した町のクリニックだからできることだと思うんですね。かかりつけ医として、消化器外科関連はもちろん、風邪やケガから、生活習慣病、予防接種、あと骨粗しょう症なども。とにかく何でも診ます。どうしても対応できない場合は紹介状を書いて適切な医療機関と連携を取っていますので、まずはご相談いただければと思います。私が心がけていることは、患者さんにクリニックへ来る前より幸せになってもらえること。それを大事にしています。

今後は状況に応じて在宅医療への取り組みも視野に

患者さんが求める医療を提供されているのですね。

5

そこは地域医療ならではですよね。当院は予約制ではなく、患者さんが来たい時に来てもらうという形をとっていますので、「具合が悪いな」という時はいつでも来ていただければと思います。大小含めて具合が悪い時など、特に患者さんの「案内人」になれればと思っているんですね。中にはあまりよくない状態で来られる方もいますので、その時は様子を見てもいいのかどうかの判断だけは間違わないようにしています。必要だと判断した場合はすぐに適切な病院へつなげます。その判断は非常に大事です。

ところで、お休みの過ごし方もお聞かせいただけますか。

日曜日は、もともとやっていたラグビーを再開しました。以前は、朝ラグビーに行って、夜はバンドの練習に行っていました(笑)。そして朝は毎日ランニングも。たまに眠くなったりしますけど、体を動かすとやはり体調が良いんですよね。ランニングは体力づくりを目的でやっていますが、それ以外はただ好きという理由でやっています。以前は旅行にも行っていましたが、今は世の中的にとても行けるような状況じゃないですから、とにかく体を動かすようにしていますね。

最後に院長が今後取り組んでいきたいことをお聞かせください。

20210406 6

今後の状況に応じて在宅医療への取り組みもより視野に入れていきたいと思います。一人の患者さんをずっと切れ目なく診ていきたいので、そこはずっとお付き合いができるように努めていきたいです。あとは、地域のお祭りなどにも積極的に参加して、さらに地域の方とのコミュニケーションを深めたいですね。当院はお子さんから高齢の方まで、家族皆で来ていただけるクリニックですので、ご家族の誰かから他のご家族のいろんな情報も入ってきます。それをきっかけに気づきを得られることもありますので、それは診療におけるメリットでもあります。困ったことがあれば何でも診ますので、気軽に来ていただければと思います。

Access