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岩崎 正高 院長、岩崎 竜一朗 副院長の独自取材記事

岩崎内科

(松山市/本町四丁目駅)

最終更新日:2022/08/31

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平和通りから少し入ったところにある「岩崎内科」は、1988年に開業した地域密着型のクリニック。創業者の岩崎正高院長に、2021年4月より長男の岩崎竜一朗先生が副院長として加わり、親子2代での診療体制がスタートした。消化器内科、肝臓内科の専門家として、専門性の高い医療を提供する院長と副院長。特に注力しているのが内視鏡検査で、消化器がんなどの重大疾患の早期発見・早期治療に努めている。だが、「病気を診るのではなく、大切なのは患者さんを診ること」という竜一朗先生の姿に、目を細める正高院長。地域医療に情熱を注ぐ2人に、クリニックの診療について話を聞いた。

(取材日2022年7月21日)

消化器疾患を専門とするドクターが2世代で診療

医院のこれまでの歩みについて教えてください。

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【正高院長】松山赤十字病院の内科、人工透析部門、ICU、麻酔科で経験を積み、1985年に当院を開業しました。ご近所の患者さんを診るというイメージで、当初施設は大きくしていなかったのですが、透析患者さんが増えてきたこともあり新館を増築しました。透析患者さんは膝痛や関節症の方が多いので新館にリハビリテーションセンターを開設し、現在は道後温泉病院から整形外科の先生に来ていただいています。症状ごとにいろんな病院へ行くのは大変ですから、患者さんのためにも完結型の医療をめざしていたんです。現在当院でリハビリは行っていませんが、整形外科の外来は月に2〜3日、道後温泉病院の先生にお願いしています。何か異常があれば紹介状なしでスムーズに病院につないでくださるのでありがたいです。
【竜一朗副院長】腹痛や吐き気、便秘や食欲不振などの消化器の不調が原因かもしれない症状の方もご相談に来ていただいていています。

竜一朗先生の副院長就任の想いをお聞かせください。

【竜一朗副院長】地域に根づいたクリニックという原点は大切にしつつ、より専門性の高い医療をご提供できたらと考えています。高校を卒業して、18年間愛媛を離れていましたが、私が医師になった原点は父ですし、気づけば父と同じ消化器内科の道を選んでいました。父も私も日本消化器病学会消化器病専門医ですし、私は日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医でもあります。ですからその専門性は引き続き高いレベルを維持しながら、基幹病院などで経験してきたことで患者さんに還元できるように、診療のスタイルも少しずつ変化させているところです。

親子2代で診療するメリットは何だとお考えですか?

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【竜一朗副院長】2世代で診療を行うことで、子どもから高齢者まで幅広い患者さんのニーズにお応えできるのかなと思います。基本的に外来は私がメインで、院長の外来は週に1日なのですが、長年の院長の患者さんなんかは、「院長がいい」という方が多いですね。院長と話をしに来られている方も多いと思います。院長は本当に昔ながらの医師という感じですね。患者さんの話をしっかりと聞いて、それで安心して帰っていただくことを大切にしていると思います。
【正高院長】だから副院長が帰ってきてくれて、本当に助かっていますよ。

定期検診によりがんのリスクを減らすことに注力

内視鏡検査でのがんの早期発見に努めているそうですね。

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【竜一朗副院長】はい。私はこれまで愛媛県立中央病院などの基幹病院で数多くのがん患者さんの治療に携わってきましたので、本音を言うとまだまだ大きな病院で治療に臨みたいという気持ちも残っています。ですが、大きな病院にはかなり症状が進んだ状態で来られる患者さんが多く、もっと早く見つけていれば……と思うこともありました。だから今度は地域のかかりつけ医として、がんを早期発見することを使命としてやっていこうと思ったんです。初期のがんを見つけるには、自覚症状がない状態で検査を受けていただくことが一番。ですから生活習慣病などがんのリスクがある方には、定期的な検査をお勧めしています。私は現在も非常勤で愛媛県立中央病院の消化器内科に勤務していますので、当院の患者さんで精密検査が必要な方はすぐに紹介することができますし、高い診療レベルを維持して患者さんに還元できればと考えています。

がんを発症するリスクは生活習慣病のほかにどういったものがあるのでしょうか?

【竜一朗副院長】まず胃がんの場合はピロリ菌ですね。胃内視鏡検査で胃炎が見つかったら、ピロリ菌の検査をします。ピロリ菌がいる場合は除菌をして、その後も定期的に胃内視鏡検査を受けていただくことをお勧めします。また女性の方で便潜血があっても大腸がんの検診を受けていない人がいますが、これも危険です。高齢になってくると大腸がんのリスクは高まりますから、一度も大腸がんの検査を受けていない方にはお声がけをしています。それから、私は愛媛県立中央病院では膵臓・胆道の内視鏡チームにも所属していましたので、今も膵臓がんの早期発見にも力を入れています。特に膵臓がんは半数以上の人が進行がんで見つかっているので、当院の患者さんでも糖尿病の方、人工透析をしている方など、膵臓がんのリスクのある方は注意深く診ています。当院では腹部エコーで膵臓の検査を行い、精密検査が必要な場合は基幹病院へつないでいます。

検査のハードルを下げるため、苦痛の少ない内視鏡検査に取り組まれているとか。

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【竜一朗副院長】当院では胃の内視鏡検査に関しては経鼻内視鏡もしくは鎮静剤を使用した経口内視鏡、大腸内視鏡も希望に応じて鎮静剤を使用し、痛みの少ない楽な検査を心がけています。また、以前は入院病棟として使用していた2階のベッドを、内視鏡検査を受ける方の前処置用の個室、リカバリールームとして再利用しました。シャワートイレも各個室にありますので、大腸内視鏡検査前の処置時間もリラックスしてお過ごしいただけます。胃内視鏡、大腸内視鏡いずれの場合も検査中にポリープが見つかった場合、できる限りその場で処理をして、リカバリールームで少し休んでいただいています。

院長は副院長の内視鏡検査を受けていらっしゃるそうですね。

【正高院長】実はそうなんです。副院長に胃の内視鏡検査をしてもらったことがあり、私は鎮静剤を使用しない経口内視鏡検査を選びました。そういうこともあって、現在当院では内視鏡検査は副院長に一任しています。

専門家として、消化器全般を見守り続ける

先生方は肝疾患についてもご専門だそうですね。

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【竜一朗副院長】2人とも日本肝臓学会肝臓専門医資格を持っています。松山市内で肝臓を専門に診ている先生が少ないこともあり、これまで多くの肝疾患の患者さんを診療してきました。当院ではB型肝炎、C型肝炎、アルコール性肝炎などの肝疾患の診断、治療を行っていて、基幹病院でのB型肝炎、C型肝炎の治療が落ち着き、経過観察のため当院に来られている患者さんもいらっしゃいます。健康診断で肝機能の数値が悪かった方など、気になる症状がある方はお気軽にご相談いただけたらと思います。

診療時に気をつけていることを教えてください。

【正高院長】「優しく接する」というのがまず一番ですね。患者さんは心細い気持ちもありますから、親身になってお話を伺うことを大切にしています。息子には話が長いと言われますが(笑)。
【竜一朗副院長】長い時は1時間くらいおしゃべりしていますよ(笑)。でも院長と話すのを楽しみに来られている昔からの患者さんもいらっしゃいますからね。私は、できる限り診療のハードルを下げたいと思っています。定期検診が大事なのは、症状がない状態でもがんが見つかることがあるからなんです。ですから何か症状が出てからではなく、何もないときから気軽に来られるよう医院にしたいですね。昨年検査に行ったから、今年もそろそろ行ってみようかな……という気持ちで来ていただけたらありがたいです。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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【竜一朗副院長】2人とも消化器の病気に関しては、専門家として自信を持って診療にあたらせていただいています。ですので、ほかの病院で納得のいく診療が受けられなかったり、診療方針が合わなかったり、症状が良くならない、という患者さんはぜひ受診していただけたらと思います。当院は一般内科も扱い、風邪や腹痛、高血圧症、糖尿病、気管支喘息、花粉症など、幅広い症状の方にご対応しています。内視鏡検査をして終わりではなく、内科として継続的に、また総合的に患者さんの健康を見守っていけたらと考えています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

胃カメラ/1万3000円
大腸カメラ/1万8000円
胃の総合検査/3万9000円(胃カメラ+腹部エコー、便潜血、一般検診)
※症状が実際にある場合の検査や、2次検診(健康診断で要精査など)の場合は保険診療でさせていただきます。

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