医療法人社団 本田医院
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甲状腺疾患の見つけにくさ
最終更新日:2026/03/19 10:37
甲状腺の腫れ
甲状腺は男性の喉仏の下のあたりの首の前面にあります。女性も同じ様な部位にありますが、男性でも女性でもちょうど首の筋肉が重なっていて慣れない人だと一見わかりません。当然、明らかに腫れている場合は素人目にもわかりますが、少しだけだと見た目ではわからないのではないでしょうか?
甲状腺疾患ごとの甲状腺の腫れ方
甲状腺の病気の種類によってはこの甲状腺の変化も異なりますし、個人差があります。一般的にバセドウ病の場合は触れた場合にやわらかく腫れるとされます。押した時に痛みはありません。これに対して橋本病では硬くなりやすいです。同様に痛みはありません。痛みが出るのは亜急性甲状腺炎や化膿性甲状腺炎の場合です。これらの病気は一般的には甲状腺全体が腫れてくるわけですが、甲状腺がんや甲状腺のう胞の場合は全体ではなくその部分が固く触れます。
個人差と触診だけでの診断の難しさ
いずれの場合も個人差が大きく、わかりやすく腫れる人とほとんど腫れない人、橋本病の場合は特に腫れるどころか萎縮する人もいるため、触診だけでの診断はほぼ難しいと言っていいでしょう。幸い、血液検査や超音波検査を組み合わせることである程度の診断は可能です(がんの場合は針生検が必要)。以前のコラムで書いた通り、症状も多岐にわたるため、もし甲状腺疾患が心配でしたらご相談いただければ適切な検査を検討します。

