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正木 秀信 院長、正木 秀武 副院長、正木 沙耶歌 先生の独自取材記事

正木産婦人科

(八尾市/河内山本駅)

最終更新日:2020/08/12

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近鉄大阪線の河内山本駅から小川に沿った遊歩道を歩いて8分ほどの閑静な住宅街の一角に「正木産婦人科」はある。院長の正木秀信先生は熊本大学医学部附属病院に入局後、大阪市立大学医学部の生理学教室で臍帯血の研究などで研鑽を積み、勤務医を経て1984年に同院を開業。自然なかたちでの出産にこだわり、現在は息子の正木秀武副院長とその妻の正木沙耶歌先生の3人で診療を行い、女性特有の悩みに寄り添いながら地域に根差した医療を提供している。今回は3人のドクターにクリニックの特徴や取り組み、プライベートなど、たっぷりと語ってもらった。
(取材日2020年7月20日)

女性に備わった力を引き出して分娩をサポート

こちらのクリニックでは自然なお産のかたちにこだわりを持っているそうですね。

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【正木院長】はい。当院では女性が持つ力を尊重し、できる限り人工的な手を加えることのない自然分娩にこだわりを持って、お母さん方のサポートを行っています。私が産科の医師になった頃は、いかに自然分娩に持っていくかということが、産科医師の産科医師たるゆえんでした。例えば、生まれる前の検診では逆子を正しい位置に戻すことに努めたり、分娩台では過ごしやすい体勢でお産をしていただけるようにしたりするなど、お母さんと赤ちゃんができるだけ自然なかたちで誕生の瞬間を迎えられるように手助けするのが、われわれの仕事だと思っています。
【秀武副院長】もちろん緊急時には母子の健康を最優先して帝王切開などの処置にも対応しております。また、近隣の総合病院とも連携を図っておりますので、ご安心ください。

どのような患者さんがお越しでしょうか?

【沙耶歌先生】やはり、お産を希望される妊婦の患者さんが多いですね。ほかにも、婦人科の診療では、生理不順や更年期障害、膣のかゆみなどの異常、がん検診など女性ならではのご相談でさまざまな年齢の方がお越しになられます。上は70~80代くらいまでと幅広いですね。
【正木院長】特にお産は10代から40代と昔にくらべ年齢層が広がりました。里帰り出産の方や、当院でお生まれになった方が自分もここで産みたいと、奈良や大阪市内など比較的遠くから通院されることも珍しくありません。当院は今年で開業36年を迎えます。そういったお話を聞くと、「やっと地域に根差すことができたな」と改めてうれしく思いますね。

現在は3人の先生で診療を担当されているのですか?

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【秀武副院長】そうです。父である院長と、私、そして妻の沙耶歌先生の3人のドクターで診療を行っています。担当制はなく、診療時間も分けてはいません。すべての医師がどの分野でも診察でき、どの時間にお越しいただいても同じレベルの医療を提供できるよう、常に情報の共有を心がけています。

さまざまな取り組みで、温かい診療を提供

こちらのクリニックの強みは何でしょうか?

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【正木院長】家庭的な温かみがある点ですね。われわれドクターはもちろん、助産師や看護師もベテランスタッフが多いんですよ。初めてお産を迎えられる方はもちろん、2人目、3人目と出産される方にとっても、ずっと同じスタッフが寄り添ってくれるというのは、非常に心強いのではないでしょうか。
【沙耶歌先生】また、助産師の外来も特徴の1つです。専用ルームで助産師とゆっくりとお話しさせていただく時間を設けています。ドクターには聞きにくい悩みも助産師さんには話せたという方もいらっしゃいます。当院は助産師の数も10人と多いので、ドクターでも助産師でも患者さんが話しやすい方を見つけて、気軽にご相談いただければと思いますね。

ほかに、クリニックで取り組んでいることはありますか?

【正木院長】産後の母乳ケアにも力を入れています。入院中はもちろん、退院された後や、他院で出産された方の受け入れも行っています。赤ちゃんがうまく飲んでくれない、胸の痛み、母乳が出ないといったトラブルを解消し、自然なお産から母乳保育につなげることをめざしています。
【秀武副院長】立ち合い出産や記念撮影、産後のアロマトリートメントなど、記念となる取り組みもさまざま行っておりますが、一部新型コロナウィルスの影響で中止している取り組みもあります。お一人で検診に来られる妊婦さんも多くなったので、新しくスマートフォンでおなかにいる赤ちゃんの4Dエコー画像を見ることできるシステムを導入したんですよ。遠く離れたおじいちゃんやおばあちゃんなど家族と共有できると喜んでいただいています。

患者さんと接する際に気をつけていることはありますか?

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【秀武副院長】説明する際には理解しやすい言葉を選んだり、図やイラストを使って説明するように心がけています。
【沙耶歌先生】副院長はエコーの写真1枚1枚に、どこの影が赤ちゃんなのか手描きでイラストを添えているんですよ。それがすごく好評なんです。
【秀武副院長】白黒のエコー写真って、患者さんにはわかりにくいじゃないですか。おうちに帰ってからもご家族に赤ちゃんの話をしてもらいたいですからね。
【沙耶歌先生】私は切迫流産や切迫早産の危機もありながら3回お産もしていますし、女性の気持ちがよくわかると思っているんです。しかし、理解しているという気持ちがかえって傲慢さを生むのではないかと注意もしているんです。例えば、院長や副院長は男性ゆえに患者さんの訴えをしっかり聞いているんですよ。同じ女性でも同じ人間ということはありませんから、その人が感じておられることをしっかり読み解くことを大切にしています。

個々の悩みに応え、頼られるクリニックをめざす

それぞれの先生の尊敬できる点を教えていただけますか?

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【秀武副院長】院長の尊敬できるところは自然分娩にかける熱意です。帝王切開は患者さんの体への負担が大きいですから、お一人お一人に合った方法を考察し、自然分娩に導く点は素晴らしいですね。沙耶歌先生は一番の相談相手。上手にサポートや後押しをしてくれるんです。診察も丁寧でいつも無駄がありません。
【沙耶歌先生】院長は姿勢やいきみ方を工夫して、普通だったら難しい場面でも、自然なお産に誘導されるので本当に尊敬しています。副院長は大学院で不妊治療に関する研究を行っていたことや、大阪大学医学部附属病院や愛染橋病院などの総合周産期母子医療センターでの勤務経験があり、知識が豊富で深い。一緒にいてこちらが勉強になることが多いですね。
【正木院長】二人は患者さんへの対応も丁寧で、新しいことへの取り組みや状況に応じた判断も早いんです。これからも互いに高め合っていってくれると期待しています。

ところで、ご趣味などはございますか?

【正木院長】音楽鑑賞です。産婦人科は、いつお産が来るかわかりませんから、外での趣味を持つことが難しいんです。そこで、娘がピアノを習い始める時に、私も一緒にピアノを始めたんですよ。今でも時々弾いていて、すでにピアノ歴は30年になりますね。
【秀武副院長】私の趣味は金魚や熱帯魚などのアクアリウム。家には水槽が2つあるんですが、実は隣の実家にも2つあって。ニシキゴイも水槽で飼っているんですよ。
【沙耶歌先生】大学の時はボート部で外で遊ぶことが大好きなアクティブなタイプだったんですが、院長がおっしゃるように外出が難しいので、今は自宅でミステリー小説を読む時間がホッとできる時ですね。ただ、子どもが小さいので、なかなか読み進む時間がないんですけれど。

最後に、読者へメッセージをお願いします。

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【正木院長】赤ちゃんにとっては人生の始まり。できるだけ良い人生のスタートを切るためにも、まずはお母さん方の不安を取り除き、健やかな気持ちで出産していただけるよう努めていきたいと思います。
【沙耶歌先生】今後ウェブでの予約をスタートする予定です。今まで待ち時間が発生するからと受診をためらっていた人にも気軽に来ていただけると思います。小さなお悩みも一人で抱え込まずに、まずは相談にお越しください。
【秀武副院長】女性のお悩みはライフステージに合わせて変わるため、実に多様です。私はこれまでいくつもの病院勤務でさまざまなご相談を受けてきました。不妊や産後ケア、更年期障害など、どういったことでもまずはお聞かせください。これからも「この場所にあって良かった」と思っていただける身近なクリニックをめざしていきたいと思います。

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