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患者のニーズに応じた選択肢を用意
安心できる膝関節の手術を

整形外科 吉田クリニック

(大阪市阿倍野区/昭和町駅)

最終更新日:2023/10/31

整形外科 吉田クリニック 患者のニーズに応じた選択肢を用意 安心できる膝関節の手術を 整形外科 吉田クリニック 患者のニーズに応じた選択肢を用意 安心できる膝関節の手術を
  • 保険診療

慢性的な膝の痛みは日常生活に影響を及ぼし、生活の質の低下にもつながりやすい。とはいえ、いざ手術を受けるとなると「入院が必要なのか」「痛みはあるのか」など不安が先走り、なかなか一歩を踏み出せない人もいるのではないだろうか。そんな患者のニーズをくみ取り、安心して手術を受けられるようサポートしているのが、「整形外科 吉田クリニック」だ。豊富な手術経験を持つ同院では、中でも膝関節の手術を強みとし、複数の選択肢を用意する中で個々に合った治療法の提案に努めている。「同じ疾患でも症状や年齢、患者さんの要望によって、手術の進め方はさまざま。患者さんの『こうしたい』という想いに応えたいですね」と話すのは理事長の吉田博一先生。そこで今回は、吉田先生に同院での膝関節の手術の流れなどについて詳しく話を聞いた。

(取材日2022年12月16日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Qクリニックで選択できる手術について教えてください。
A

大きく分けると、院内で行う局所麻酔による日帰り手術と、関連病院に私が出向いて行う全身麻酔下での入院手術があります。日帰りの場合は半月板切除、関節内遊離体摘出、ばね指や手根管の手術などに対応しており、入院の場合は半月板縫合や膝靱帯再建、人工関節の手術などが選択肢になります。日帰り・入院のどちらでも可能な方の場合は、「早く仕事に復帰したいから日帰り手術」「怖がりなので全身麻酔がいい」など、お一人お一人のニーズに応じた治療を選べるよう、選択肢を多く提示することを心がけています。ご希望や不安点など、何でもご相談ください。

Qどのような方が手術を受けていますか?
A

スポーツによるケガから復帰をめざす学生、変形性膝関節症の高齢の方などさまざまで、患者さんの症状やライフスタイルを踏まえて手術の提案をしています。例えば、変形性膝関節症の場合、ファーストチョイスとして人工膝関節置換術を実施する病院も多く見られますが、関節鏡視下手術でも回復が期待できるケースがあるんです。また、中には「リハビリで様子を見てから、手術をするかを決めたい」という患者さんもいます。そこで、当院ではまず患者さん自身がどんな治療を希望されるのか確認し、要望を踏まえて治療法を決定することを心がけています。 そのためにも、当院ではできるだけ多くの選択肢を用意しているんです。

Qこちらのクリニックの手術に関する強みを教えてください。
A

第一に、手術を担当する私の手術経験が抱負なことです。院内・院外合わせて年間多数の症例を経験し、中でも変形性膝関節症をはじめとする膝関節の手術を多く行ってきました。その経験は、個々の患者さんの手術内容や術後の経過の見立てに生かせているなと感じます。もう一つは、設備を充実させていることですね。低侵襲で精度の高い治療を実現するために、4Kの高画質モニターをはじめ、内視鏡なども先進のものを導入しています。また、スポーツへの復帰にあたっては、「どんな動きが原因でケガをしたのか」など、今後ケガをしないための視点を大事にしながら、患者さんのモチベーション維持を心がけた指導も行っています。

検診・治療START!ステップで紹介します

1検査・診察をもとに治療法の選択
整形外科 吉田クリニック 検査・診察をもとに治療法の選択

膝関節のトラブルが起きたら、エコーやエックス線検査を実施。状態によっては、提携の医療機関でMRI撮影を行った上で医師が診断をつける。膝関節と一口に言っても、スポーツによるケガでは素早い対応が必要だが、慢性の痛みなどは保存療法で経過を見ながら、必要に応じて手術を提案するケースも。手術にもいくつか種類があるため、同院では患者の状態やライフスタイルに合った治療を選んでもらえるよう心がけているそうだ。

2術前検査
整形外科 吉田クリニック 術前検査

手術をすることが決まったら、術前検査を受ける。同院では血液検査とエックス線検査を基本とし、入院手術を受ける40歳以上の患者、また心電図・採血などで異常が見られた患者に対しては、同院に勤める循環器内科の医師が診察を担当。安全な状態で手術を受けられるよう、医師とスタッフが連携しながらクリニック全体で患者を診ている。

3手術内容の説明
整形外科 吉田クリニック 手術内容の説明

変形性膝関節症の場合、関節鏡視下手術や、MIS片側置換を含めた人工膝関節手術を選択することができ、それぞれの治療の特徴や流れ、注意点について説明がなされる。MIS片側置換型は従来の方法に比べて体への侵襲が少ないのが特徴で、そうした説明も丁寧に行うそう。吉田先生曰く、「高齢になると筋力の低下が日常生活に影響を及ぼすので、より負担の少ない治療方法を選択できるように努めています」とのこと。

4関節鏡視下手術の実施
整形外科 吉田クリニック 関節鏡視下手術の実施

関節鏡視下手術を選択した場合、同院では4Kの高画質モニターを用いて精密な治療を実施。日帰り手術が可能で、所要時間は約1時間だそう。一方、入院手術の場合は食事制限もあるため、前日から連携する病院への入院が必須。患者が不安を感じる理由はさまざまなので、痛みに弱いのか、入院のほうが安心できるのか、日帰りで済ませたいのかなどを確認しながら、意見をすり合わせ安心して手術に臨めるようサポートしているという。

5人工膝関節手術の実施
整形外科 吉田クリニック 人工膝関節手術の実施

人工膝関節手術を選択した場合は連携病院への入院が必要となり、当日は全身麻酔下で行われる。手術は吉田先生が担当するが、関節周囲の筋肉をなるべく切らずに傷痕を小さくすることで患者の負担軽減につなげる手術法を採用。これにより、リハビリを早期に開始しやすくなり、結果的に退院や日常生活への早期復帰が期待できるそうだ。

ドクターからのメッセージ

吉田 博一理事長

当院が大切にしているのは、患者さんの「こうしたい」というニーズです。手術のやり方、治療の進め方などは、疾患や患者さんの考え方によって幾通りも考えられます。それに対し、これまでの手術経験や勉強会で得た知識などを最大限に活用し、総合的に判断するのが私たちの役目です。だからこそ、「早めに社会復帰したいので、日帰り手術が気になる」「少しでも早く膝の痛さから解放されたい」「不安なので入院したい」といった要望や疑問など、どんなことでもご相談ください。それをもとに、患者さんお一人お一人にとっての「一番良い治療」を一緒に探し、手術を通して毎日を快適に過ごしていただけるようサポートしていきます。

吉田 博一理事長 整形外科 吉田クリニック
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