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技術と誠意で「面倒を見続ける」
頼れる地域のかかりつけ医

野口医院

(大阪市城東区/関目駅)

最終更新日:2022/09/28

野口医院 技術と誠意で「面倒を見続ける」 頼れる地域のかかりつけ医 野口医院 技術と誠意で「面倒を見続ける」 頼れる地域のかかりつけ医
  • 保険診療

かかりつけ医をもつことが推奨される現在、信頼できる身近なクリニックとの出会いを願う人は多いだろう。一方で医療機関は専門化、細分化が進んでおり、同じ感染症でも親子が別々のクリニックに通ったり、1人の患者が病気ごとに異なる医院を受診するというケースは珍しくない。そんな中、内科、小児科、消化器内科を標榜する「野口医院」では乳幼児から高齢者まで幅広い年齢層を受け入れ、さまざまな症状に対応。検査機器を充実させ、野口誉生(たかお)院長の専門である消化器疾患を中心に適切な見極めを行って治療を行うほか、必要に応じて適切な治療が可能な中核病院への紹介も行う。「誰からも気軽に相談してもらえて、できる治療はここで完結する、そんな医療を地域に提供したい」と話す野口院長に、具体的な診療内容や内視鏡検査について聞いた。

(取材日2022年1月17日)

検査力を生かし早期診断・早期治療を追求。年齢や症状を問わず、些細な健康の悩みでも放置せず気軽に相談を

Qこちらではどのような疾患を診てもらえるのでしょうか?
A
野口医院 地域に根差したクリニックである野口医院

▲地域に根差したクリニックである野口医院

お子さんでは風邪や腹痛などの感染症が特に多いですね。食物アレルギーや、アレルギーに伴う皮膚症状のご相談も多いです。乳児の後期健診や定期接種も行っており、今は接種の種類が非常に増えたので、スケジュールを一緒に考えながら抜けがないようにサポートします。成人の方でしたら私の専門である胃腸や肝臓・胆嚢・膵臓の病気をはじめ、高血圧や糖尿病などの生活習慣病や循環器疾患、風邪やインフルエンザなどの感染症、認知症など神経疾患のご相談もあります。また睡眠時無呼吸症候群では診断やCPAPを使った治療が可能です。現在は、発熱のある方は時間帯を分け、感染症に配慮した診療体制をとっています。

Q何でも相談できる地域のかかりつけ医をめざしているそうですね。
A
野口医院 小さな子どもから高齢者まで幅広く対応

▲小さな子どもから高齢者まで幅広く対応

当院ではお子さんから働き盛りの方、ご高齢の方まで、地域の皆さんに気軽に受診していただきたいと考えています。発熱患者さんへの対応を検査材料が手に入るようになってすぐ、早い段階から始めたのも、不安を抱く近隣の患者さんを受け入れて診断、早期治療へつなぐとともに、地域内での新型コロナウイルスの感染拡大を防ぎたいという思いからでした。また、「何でも」ということでは訪問診療にも取り組んでおり、地域内の医療機関と連携しながら、当院への受診が難しくなったかかりつけ患者さんを診ています。ご高齢の方だけでなく、在宅での闘病を望まれた末期がんの患者さんを支援するなど、「最後まで面倒を見る」ことも当院のモットーです。

Q先生は日本消化器内視鏡学会の消化器内視鏡専門医だそうですね。
A
野口医院 内視鏡検査にも対応可能

▲内視鏡検査にも対応可能

大学では上部消化管グループで、早期胃がんの診断や内視鏡治療、ピロリ菌関連の胃炎の研究を行っていましたし、大腸内視鏡検査にも携わっており、内視鏡検査の経験は豊富だと自負しています。当院でも高精度の内視鏡システムを導入し、食道、胃、十二指腸内視鏡では細胞を採取して病理学的検査から良性・悪性の見極めや確定診断まで行っていますし、ピロリ菌の有無も内視鏡で確認できます。最近では経鼻内視鏡を選ぶ方が多く、細いスコープですので喉を通過する際の不快感は大幅に軽減されています。大腸に関しては、がんの早期発見をめざすとともにポリープがあれば同時に切除まで行いますし、炎症性疾患の診断も実施しています。

Q内視鏡検査は、どのような患者さんにお勧めしたいですか。
A
野口医院 検査設備も充実

▲検査設備も充実

診察で胃や大腸の病気が疑われれば、こちらからお声がけしています。また最近では会社の健診などで「便潜血が見つかったから検査をしたい」と来られる方も増えています。そういった機会がなくても、50歳前後であれば上部も下部も1回は受けておくことをお勧めしたいですね。なぜなら、60歳、70歳で初めて検査を受けて末期のがんが見つかる方がたまにいらっしゃいます。10年前なら初期で発見できたかもしれませんし、胃であれば潰瘍やピロリ菌、大腸であればポリープといった発がんリスクの有無や程度が、ある程度はわかります。当院は大阪市の胃がん検診で胃内視鏡検査の実施医療機関でもありますので、ぜひ活用してほしいと思います。

Q地域に根差した医療を継続する上で重視していることは?
A
野口医院 何でも相談してほしいと話す野口院長

▲何でも相談してほしいと話す野口院長

どんな患者さんでも、ある程度はここで見極めや診断をつけ、当院や紹介先で治療を早く始めてもらうことです。患者さんやご家族はやはり病名を早く知りたいですし、ここで治療が受けられれば便利でしょう。ですので検査機器についてはお話しした以外に超音波、エックス線、各種血液検査、ホルターを含めた心電図、簡易聴力検査なども実施できます。超音波検査は経験が診断力を左右する領域ですが、大学で超音波診断にも携わっていた経験を生かして、胆嚢や膵臓を含めた検査を行うほか、臨床検査技師によるサポートでスムーズな検査を心がけています。またお薬は基本的に院内処方ですので、診察後はまっすぐ帰宅していただけます。

ドクターからのメッセージ

野口 誉生院長

地域にお住まいの幅広い患者さんから気軽に頼ってもらい、きちんと診断・治療をして、ご縁が続けばずっと健康のお手伝いをする、その姿勢を大事にしてきました。最近では、以前検査を受けた方からの再検査の申し込みも増えていて、手応えを感じています。これからも地域の方には安心して過ごしていただきたいので、体調に不安があれば些細なことでも放置せず相談してほしいですし、特に症状がなくても市の健診などを利用して、当院とつながってもらえればうれしいですね。院長以下、スタッフが一体となって、地域の健康を守れる技術と熱意をもった医院であり続けたいと思います。

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