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正しい情報で明るく前向きに
QOLを犠牲にしないアレルギー対策

藤谷クリニック

(大阪市天王寺区/大阪上本町駅)

最終更新日:2022/03/04

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  • 保険診療

アレルギー疾患で医療機関を受診する人は増加傾向で、現在3人に1人が何らかのアレルギーを抱えているともいわれる。しかし、年々患者が増加する一方で、誤った情報や公平性を欠く情報が氾濫して、混乱している人も多い。中には、負担を強いられるケアを長期にわたって続け、アレルギー治療に疲れ切っているケースもあるそうだ。そこで、日本アレルギー学会認定のアレルギー専門医として、日々、さまざまな症例にあたっている「藤谷クリニック」の藤谷宏子先生に、最近のアレルギー疾患の傾向や主流となっている治療法、QOL(生活の質)を維持しながら、アレルギーと明るく・楽しく付き合うためのこつについて、詳しく話を聞かせてもらった。

(取材日2021年10月12日)

信頼できる医師とともに、無理なく楽しみながら治療に取り組んでほしい

Qアレルギーの種類を教えてください。
A
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▲アレルギーはきちんとした診断と治療が大切

アレルギー疾患は、食物アレルギー、アレルギー性鼻炎、気管支喘息等多種の疾患があります。アレルゲンと呼ばれる原因物質である抗原が体内に入ることで、不利益な症状が現れる病気です。ハウスダストやダニ、スギ、ヒノキなど吸入性のアレルゲンの他、卵、牛乳、小麦、ナッツ類、甲殻類なども原因となることが多いです。近年では花粉症患者の10人に1人は、イチゴやリンゴなどバラ科の果物、メロンやスイカなどウリ科の果物に反応する花粉、食物アレルギー症候群が増えアレルギーの種類は増えています。環境や天気、気圧、湿度やストレスもアレルギー発症との関連もありますので、総合的に診ることが大切です。

Qどのような検査を行いますか。
A
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▲さまざまなアレルギーの検査が可能

アレルゲンの特定のための検査は、血液検査の他、パッチテスト・プリックテストといった皮膚テストなどの方法があり、年齢や希望に合わせて行っています。しかし、当院が最も大切にしているのは問診です。特に小さなお子さんの場合には、血液検査を希望されないこともありますので、いつ・どこで・何をしている時に・どんな症状が出たのかを丁寧に聞き取っています。皮膚に症状が出た場合には、写真を撮っておいていただけるといいですね。食物日誌や喘息日記をつけていただくのもお勧めです。また食物アレルギーでは経口負荷テスト、気管支喘息は呼吸機能検査も行っています。

Qアレルギーの場合、どのように対処するのですか?
A
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▲アレルギーはきちんとした診断と治療が大切

食物アレルギー治療は「正しい診断による最低限の除去」が現在の方針です。血液検査だけではなく食物経口負荷テストなどを行い正しい診断をめざしています。子どもの成長において食事は非常に重要ですので、管理栄養士による栄養相談も行っています。また、アナフィラキシーショックを起こすような重症の食物アレルギーの場合は、アドレナリン注射液携帯を勧めています。スギ・ダニによるアレルギー性鼻炎に対しては、5歳からできる舌下免疫療法を積極的に導入しています。どのアレルギー疾患も治療には長期間かかるので、症状や検査結果を参考に新しい治療法を取り入れながら、患者さまや家族のQOLを考えて、その人に合った治療を行います。

Q子どもと大人で対処法は異なりますか。
A
20211101 4

▲子育ての悩みも相談できるので信頼が厚い

子どもと大人で大きく変わるということはありませんが、大人の場合は、ある程度自己コントロールが可能なので、きちんと理解していただいてアレルギーとうまく付き合うための方法をお伝えしています。当院の場合、大人の方も受診していただくことができますので、子どもさんが大人になられても引き続き診察させていただいています。子どもさんの場合は、成長とともにアレルギー症状が良くなる場合が多いです。保護者の方とともに、子どもの成長を見守りながら、長い目で見た時に「無理がない治療」「楽しめる生活改善」をしていきたいと考えています。

Qクリニックを選ぶ際のアドバイスをいただけますか。
A
5

▲わかりやすく丁寧に説明してくれる藤谷先生

治療を受けていても期待するような効果が見られない、治療方針に納得できないという場合は、日本アレルギー学会認定のアレルギー専門医に相談することがお勧めです。医学の世界は日々進歩しています。アレルギー専門医は、常に勉強しており、新しい治療やより良い治療を随時取り入れていることも多いのです。また、気軽に相談できるような相性の良い医師を選ぶのも大切ですね。有名かどうかではなく、「自分やわが子が心地良くいられるかどうか」を基準に選べば間違いないと思います。アレルギー治療は1回で完了するものではないので、暗い気持ちにならず、治療を明るく一緒に楽しめるクリニックを選んでください。

ドクターからのメッセージ

藤谷 宏子理事長

自分のアレルギーはもちろん、子どもがアレルギーだとわかったら、ほとんどのお母さんは暗い気持ちになってしまうと思います。しかし、落ち込む必要はありません。アレルギーの治療法は日々進歩していますし、アレルギーだからこそ食べることの大切さ、環境の整え方を知ることができるのはメリットです。家庭での軟こうを塗るなどの治療を通してスキンシップもできます。子どもの成長や治療成果をうれしく感じれることと思います。子どもたちは自分のために両親がしてくれていることを感じています。落ち込まず、前向きに明るく治療に取り組んでいきましょう。私たちも全力でサポートします。困った時はなんでも相談してくださいね。

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