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軟組織や臓器の観察に力を発揮
腫瘍の発見に役立つMRI検査

百万遍クリニック

(京都市左京区/元田中駅)

最終更新日:2022/01/11

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  • 保険診療
  • 自由診療

磁気の力と電波の働きを利用して、体内の臓器などの状態を画像撮影するMRI検査。さまざまな画像診断方法の中で、MRI検査の特徴や強みとはどんなものだろうか。話を聞いたのは、「百万遍クリニック」の重富博之院長。「地域住民の健康を守るために、誠実な診療を行う」ことをモットーに、一般的に大規模病院で受けることが多いMRI検査を、地域のクリニックでも受けられるよう体制を整え、疾患の早期発見や病態の把握に役立てている。同院では、重富院長が専門とする整形外科をはじめ、内科、乳腺外科の診療に応じており、いずれの診療科でも、必要とあればMRI検査を検討するという。MRI検査の特徴、検査の流れについて取材した。

(取材日2021年12月21日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

QMRI検査が得意とすること、メリットを教えてください。
A

エックス線画像撮影では詳細に捉えにくい、靱帯や筋肉、神経、椎間板などの軟組織、ほかにも脳や乳腺、子宮、卵巣、前立腺などの臓器の観察を得意とします。整形外科領域で言えば、椎間板ヘルニアや圧迫骨折、靱帯損傷、あとは肩の腱板損傷や炎症の有無などが挙げられますね。乳腺外科では、マンモグラフィや超音波検査などを経て、MRI検査を検討することがあります。MRI検査は被ばくの心配がなく、基本に年齢制限などもありません。注意の必要な人を除けば、体への影響を心配することなく受けられる検査と考えます。

QMRI検査を受けるのに注意が必要なケースを教えてください。
A

MRI非対応のペースメーカーが埋入されているなど、磁力に反応する素材が体内にある場合は、MRI検査を受けることはできません。近年はMRI対応のペースメーカーも登場しておりますが、対応が明らかでない場合は安全を考慮し、ほかの検査方法を検討します。また当院では、画像を鮮明に映し出すため、検査時に造影剤を使用しています。ですので造影剤が安全に使用できるかどうかも、あらかじめ確認します。例えば、過去に造影剤でアレルギー症状が見られた場合には、造影剤の使用を見合わせます。ほかにも注意したいのが、閉所恐怖症の方。一定時間、狭い装置の中で体を静止する必要があるため、不安な方は事前にご相談いただきたいです。

QMRI検査の所要時間と費用を教えてください。
A

画像撮影にかかる時間は、どの部位を観察する場合も30分程度を要します。なお健康診断の結果、要精密検査と判断された、あるいは主治医からMRI検査を受けるようにと進言された場合には、MRI検査は保険適用となりますが、気になる症状もなく、将来的なリスクなどを知りたいといった理由でMRI検査を希望する場合は自費診療となります。「脳ドックを受けたら気になる結果が出た」「別の病院でエックス線画像撮影を受けたが、より詳しく患部の状態を知りたい」といった理由から受診される方も多いです。

検診・治療START!ステップで紹介します

1問診票の項目を確認し記入する

既往歴や受診理由などを記入する。MRI検査非対応のペースメーカーや人工弁、動脈クリップなどが体内で使われている場合、MRI検査を受けることはできないため、埋め込まれている装置やパーツがMRI検査に対応しているか、あらかじめ確認しておこう。妊娠の有無、MRI造影剤に対してアレルギーがある、喘息治療中あるいは過去5年間で喘息治療を受けたことがあるなどの情報も記入する。

2医師による診察を受ける

問診票の記入内容を踏まえ、医師が問診や触診などの基本的な診察、エックス線画像撮影を実施する。診察結果をもとに、医師がMRI検査の必要性を判断する。診察結果と検査の必要性、検査を受けるにあたっての注意事項などの説明を聞いた上で、MRI検査を受ける意思を伝え、検査の予約に進む。なお、診察日に検査枠が空いていて医師が当日に検査できると判断した場合、患者が希望すればその日のうちに検査を受けることも可能。

3検査着に着替えてMRI検査を受ける

金属製のヘアピンやアクセサリーなどの装飾品、眼鏡、カラーコンタクトレンズなど身につけているものを外し、検査着に着替えてから検査室に入室する。検査中は大きな音が鳴るため、気になる場合は耳栓を装着。検査台に横になり、造影剤の点滴処置を受ける。造影剤の投与が始まるのと同時に検査がスタート。医師や検査技師の指示に従い、30分程度静止した状態を保つ。

4検査結果の説明を聞く

検査を終え、着替えが済んだら再び診察室へ。医師から検査結果の説明を受ける。なお同院では、MRI検査で撮影した画像は、診察を行った医師と読影を担当する放射線科の医師がチェックする。担当医師の基本的な解説が終わる頃には放射線科での読影が完了し、続けて画像所見の説明を受けることができる。検査開始からすべての説明終了まで、所要時間は1時間程度。

5必要な治療を開始する

検査結果から、医師が治療の必要性やさらなる検査の実施を判断し、検査結果とともに今後の流れを患者に説明する。手術などが必要な場合は、対応可能な医療機関を紹介。同院の場合、系列病院に紹介することもあるそうだ。手術や治療、経過観察などを通じて、健康の回復をめざす。

ドクターからのメッセージ

重富 博之院長

MRI検査は、一般的な画像検査ではおおよそでしか把握できなかった病態を、より精密に把握するのに役立つ、「〇〇かもしれない」にとどめない、確定的な診断につなげられるものと考えます。気軽に受けられることは、患者さんの不安感の軽減、前向きに治療に向き合うきっかけにもつながるのではないでしょうか。他院からのご紹介の場合は、責任を持って検査・診断を行い、結果とともに患者さんを主治医の先生のもとへお戻しします。当院では、検査から結果説明まで、スピーディーに対応することを第一としております。お気軽にご活用ください。

Dr

自由診療費用の目安

自由診療とは

MRI検査(自費診療の場合)/1万5000円

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