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手術日や入院期間も柔軟に対応
膝・股関節・肩の人工関節手術

なか整形外科京都北野本院

(京都市上京区/北野白梅町駅)

最終更新日:2022/08/09

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  • 保険診療

悪くなった関節を人工物に置き換えることで、痛みの軽減や歩行、日常動作の回復を図る人工関節手術。変形性疾患や関節リウマチ、骨の壊死などが原因となって関節に痛みが生じると、一般的には鎮痛剤を服用しつつ様子を診ていくが、長期にわたって良くならない場合は手術を検討するという。「なか整形外科京都北野本院」の院長を務める田巻達也先生は、これまでに人工関節手術の分野で研鑽を重ねてきたエキスパートだ。同院では周辺組織や腱を傷つけないように手術を行うことで、痛みの軽減を図り早期回復につなげているという。今回はそんな田巻院長に、人工関節手術の流れやその後のリハビリテーションについて詳しい話を聞いた。

(取材日2022年6月28日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q人工関節手術について教えてください。
A

膝や股関節、肩の関節を人工のものに置き換える手術のことを人工関節手術といいます。いずれにおいても、すべての関節を入れ替えるのではなく、何らかの原因によって軟骨がすり減ってしまった場所を取り除き、部分的に人工のものにする手術です。人工関節は主に金属やセラミック、ポリエチレンなどでできており、どれも生体組織との親和性が高いとされています。当院の場合は、筋肉や腱といった周囲の組織をなるべく傷つけないような方法を採用しているので、手術後の早い回復が期待できます。また姿勢の制限なども設けていないため、特に気にすることなく普段どおり生活していただくことも可能です。

Qどのような人が手術の対象となるのでしょうか?
A

変形性膝関節症や変形性股関節症といった変形性疾患、関節リウマチ、骨の壊死などが原因で歩く時に痛みを伴う患者さんに対して人工関節手術を行います。状態によっては最初から手術をお勧めするのではなく、まずはリハビリテーションやトレーニング、服薬などの保存療法を行い、それでも痛みが軽減されない場合に手術を検討します。膝は加齢によって軟骨がすり減ることで関節に痛みが生じるので、年齢層としては70代の方が多いですね。一方で股関節は、年齢のほかに先天性の要素が加わって発症するケースもあり、60代の方でも手術を行うことがあります。先天性の場合は、だいたい40代以降に何らかの症状が現れるといわれています。

Q手術後はリハビリテーションが欠かせないのですね。
A

手術はあくまでも骨や関節を治すための手段であって、筋力まで回復させることはできません。そのため、人工関節手術後のリハビリが非常に重要になります。個人差はありますが、股関節の人工関節手術の場合は約1ヵ月、膝の場合は約3ヵ月のリハビリが一つの目安となります。クリニックや病院で行うリハビリは頻度や時間に限りがありますので、自宅でのトレーニングやエクササイズも大切です。当院には、理学療法士、作業療法士、リハビリ助手のほか、柔道整復士も在籍しています。スタッフ一丸となって日常への復帰をサポートする体制を整え、ホームエクササイズのアドバイスも行っていますので、安心して手術に向かっていただきたいと思います。

検診・治療START!ステップで紹介します

1問診・検査

受付で問診票をもらったら、これまでの病歴や服用している薬などを記入する。診察室では、仕事を含めた生活スタイルやスポーツ歴の有無、階段の上り下りや靴下の着脱ができるかどうかなど、医師によるヒアリングが行われるため、できるだけ詳しく答えよう。

2術前検査

手術は全身麻酔下で行うため、血液検査や心電図検査、胸部エックス線撮影など、必要な検査を受けて体の状態を事前に確認する。当日までの注意点としては、運動や飲酒の制限はされないものの、喫煙に関しては麻酔時のリスクや術後の合併症リスクを高める可能性があることから、控えるのが望ましいという。また、糖尿病治療をしている場合は内科のかかりつけ医と相談し、血糖値コントロールをきちんと行うことが大切だ。

3手術

当日は手術の6時間前までに食事を済ませて、水分摂取は3時間前にストップする。手術着に着替えたら点滴と全身麻酔を行い、手術スタート。同院の人工関節手術は、筋肉や腱を傷つけにくい方法を採用しているため、手術後も早い回復が期待できるそうだ。また、入院に関しては前日からが一般的だが、同院では当日入院にも対応しているという。

4リハビリテーション

手術した翌日からリハビリがスタート。筋力の回復を促すだけでなく、血栓症を予防する上でも体を動かすことが非常に大切となるため、体調に合わせてできることから開始していく。同院では、理学療法士、作業療法士などリハビリの専門家がチームとなってサポート。患者の思い描く日常を送れるように、細部まで寄り添ったリハビリを提供している。入院期間としては、股関節の手術を受けた場合は約1週間、膝の場合は約2週間。

5定期的な通院

退院した後もリハビリのために継続して通院する。頻度としては週に1回で、それ以外の日は自宅でできるトレーニングやエクササイズを実践する。筋力の回復が確認でき、日常生活に戻れるとの医師の判断があるまでは、毎日のリハビリを欠かさない。

ドクターからのメッセージ

田巻 達也院長

当院では、手術日や入院期間を含めて患者さんのご要望を確認するようにしています。手術の希望日があればなるべくかなえられるよう柔軟に対応し、入院期間に関しても臨機応変に調整しています。また、手術後に何よりも重要となるのがリハビリです。生活環境によって条件は変わってくるため、当院ではホームエクササイズも重視して専門スタッフがアドバイスを行っています。これを取り入れていただくと、通院できない日も自宅で体を動かすことができるので、術後の早期回復が期待できます。クリニック一丸となって一人ひとりのニーズに合った治療とリハビリを提供し、今後も皆さんのQOL(生活の質)向上に貢献していきたいと思います。

20210428 dr 1
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