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田巻 達也 院長の独自取材記事

なか整形外科京都北野本院

(京都市上京区/北野白梅町駅)

最終更新日:2021/04/20

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30年以上にわたり地域医療に貢献してきた「なか整形外科京都北野本院」。最大の強みは外来から手術・リハビリテーションまでを一貫して対応できることで、西院駅前にある分院とも連携し、質にこだわった治療とリハビリテーションを行う。そんな同院の3代目院長に就任した田巻達也先生は、これまでに関東の病院で研鑽を積み、外傷外科や人工関節の分野に精通するエキスパートだ。スポーツ整形や骨軟部腫瘍など各分野を専門とする医師をはじめ、在籍するスタッフらとチーム医療で診療に取り組み、患者のニーズに応えられる柔軟な医療の提供をめざす。今回は、同院の診療やチーム医療について、田巻院長に詳しい話を聞いた。
(取材日2021年4月6日)

外来診療から手術・リハビリまでをチーム医療で完結

クリニックの強みについて教えてください。

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外傷や運動器の痛み、骨粗しょう症などに対する診療から、整形外科の各分野の手術・リハビリテーションまで、一貫した診療を行っていることが最大の強みです。特に手術となると、ほとんどの整形外科クリニックでは連携病院を紹介する運びとなりますが、当院の場合は手術・入院設備を備えており、外来診療を担当した医師が退院までずっと診させていただきます。また、外傷外科や人工関節、スポーツ整形、骨軟部腫瘍など、各分野を専門とする医師が複数人在籍しているため、大学病院や基幹病院にも劣らないようなレベルの治療を提供できることも特徴の一つです。ほかにも、受付や看護師、理学療法士など、頼れるスタッフたちとチーム医療で診療に取り組んでいるので、どんなことも気軽に相談してもらえればと思います。

チーム医療も自慢のポイントですね。

私は2021年1月に院長に就任したばかりですが、当院は困ったときは助け合う風土が浸透していますし、優秀なスタッフが集結していると日々感じています。医療とは、医師という職業だけでは完結できず、受付や看護師、理学療法士といった各セクションのプロフェッショナルがそろって初めて質の高い診療が提供できるのです。だからこそ、それぞれが持っている専門性を存分に生かせる職場にしていきたいと思い、「任せられるところは任せる」というスタンスで診療しています。

先生が考える「クリニックならではの良さ」とは何でしょう?

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やはり、全員が同じ方向を向いて診療できることではないでしょうか。スタッフの数が多ければ多いほど、理念や目標を全員で共有するのは難しいですが、良い意味で小回りの利くクリニックだと、仲間と同じ信念を持って診療に従事することができます。診療科の数は限られますし、高度な医療の提供には制限が生まれることを差し置いても、強いチームワークを創出できることはクリニック特有の長所だと思います。

地域連携を存分に生かし、患者の幅広いニーズに応える

西院駅前にある分院とのすみ分けについてはいかがですか?

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当院のサテライトクリニックである分院は、ここから3~4キロ南下した場所にあり、リハビリテーションに特化した施設として診療しています。駅直結で利便性が良く、近くに大学も多いことから、患者層は本院よりも若い患者さんの比率のほうが高いです。一方で当院は手術・入院設備が整っていることもあって、専門的な手術にも対応できますし、時には分院から紹介された患者さんの手術を行うこともあります。その場合は、相互に医師とスタッフが常に連携を取って治療経過も共有されるので、入院手配などは紹介状がなくても迅速な対応が可能です。法人内や地域での医療連携を積極的に行い、質の高い専門治療を提供しています。こうした要素から、この地域にお住まいの方以外に、遠方の患者さんやアスリートの方が多く来院されていて、年齢層も幅広いです。

診療方針についてお聞かせください。

一番大切にしているのは、患者さんによって異なるニーズそれぞれに応えることです。これまでは日常生活に困ったら整形外科を受診される方が多かったのですが、時代の流れとともに受診の目的も変化しており、現在は「趣味を楽しみたい」「足腰が良くなったらやりたいことがある」などの理由が多いように感じます。そうした患者さんの希望や願いをかなえることこそがわれわれ開業医の役割だと思うので、一人ひとりのニーズに合った医療を提供したいと考えています。治療に関しても、歩けなくなった人に対して手術だけをお勧めするのではなく、まずはご本人の要望をきちんと確認し、生活の質を向上することを重視しています。

患者さんと接する際に大切にしていることは何ですか?

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患者さんのニーズを知るためにも、問診の際は病状や体調だけでなく、その人の生活背景までを深く聞くよう心がけています。ご家族と同居しているのか、それとも一人暮らしなのかでニーズは異なりますし、それによって治療方針も変わってきます。患者さんご本人の病状によっては、治療に協力してくれる人が周りにいるかどうかも大切な情報になってくるので、一見治療と関係のないようなことも詳しくヒアリングしています。あとは、どんなときも「おもてなしの心」を常に忘れずに、患者さんと接するよう努めています。

目標は「三ツ星レストラン」のように求められること

ところで、先生が医師をめざすようになったきっかけは何ですか?

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物心ついた頃から「人の役に立ちたい」という想いを抱いていました。特に、けがをした人のフォローをするリハビリ分野に関わりたい気持ちが強く、医療従事者をめざすようになったんです。そうした背景もあって、医学部を卒業してからは整形外科を専門に選びました。一般的に、整形外科の医師になってすぐのうちは骨折などの外傷治療を行うことが多く、私も日々たくさんの患者さんを診療していました。勤務していた関東の病院で印象的だったのは、手術から退院までの期間がとても短く、「飛行機に乗ってでも治療を受けたい」という患者さんが多かったことです。特に高齢の方の場合は、手術後に数ヵ月入院することも当たり前だったのが、そこでは数日から数週間で退院していたのです。高い治療技術に感銘を受けたことをきっかけに、膝・股関節の人工関節手術の分野で経験を重ね、当院の診療にも生かしています。

今後はどのようなクリニックにしていきたいですか?

分院の院長である樋口直彦先生ともよく話しているのが、「三ツ星レストランのようなクリニックにする」ということです。例えば、行ってみたい三ツ星レストランがあるとしたら、たとえ自宅から遠かったとしても、そこで食事することを目的に旅行しようと思いませんか。それと同じで、「なか整形外科で治療を受けたいから受診する」という患者さんを増やすことが、私たちの当面の目標です。たくさんあるクリニックの中から吟味して選び、実際に足を運んでもらえる。そんな場所にしていきたいのです。さらに、海外の方に向けて情報発信をしていくことも視野に入れています。当院で専門治療を受けて、その後に京都観光をして帰ってもらえるようになれば、患者さんの選択肢も広がると思います。

読者へのメッセージをお願いします。

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専門性の高い治療を受けるとなると、紹介状が必要だったり、少し先の日程になってしまったりと、何かと自由が利かないこともあるかと思います。しかし当院であれば、外来から手術、リハビリまでを1ヵ所で完結できますし、手術日や入院期間までを含めて可能な限り患者さんのニーズを実現することが可能です。専門治療を行っている身近なクリニックとして、ぜひご活用ください。「専門治療」というと構えてしまうかもしれませんが、30年以上の歴史を有する地域のかかりつけ医として、日常におけるお悩みや不安にも寄り添っていきたいと思っています。今後も地域の皆さまに信頼されるクリニックをめざしていきますので、気になることがあれば何でも気軽にご相談ください。

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