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がんをはじめ重篤な病気の発見につながる
胃と大腸の内視鏡検査

旭街道にしかわ内科クリニック

(尾張旭市/尾張旭駅)

最終更新日:2026/07/14

旭街道にしかわ内科クリニック がんをはじめ重篤な病気の発見につながる 胃と大腸の内視鏡検査 旭街道にしかわ内科クリニック がんをはじめ重篤な病気の発見につながる 胃と大腸の内視鏡検査
  • 保険診療

胃や大腸の内視鏡検査は、痛そう、つらそうというイメージから受診をためらう人も少なくない。しかし、症状が現れる前の段階で病気を見つけることが内視鏡検査に求められる役割で、定期的な検査が大切となる。特に大腸がんは、早い段階で見つけて治療すれば予防にもつながる。名鉄瀬戸線・尾張旭駅近くの「旭街道にしかわ内科クリニック」では、消化器内科を専門とする西川和希院長が、胃と大腸の内視鏡検査を行っている。健康診断をきっかけに検査を希望する人も多く、症状のない段階で病気を拾い上げることを大切にしているという。丁寧な手技や送気のガスの工夫など、患者の負担を抑える工夫も重ねているそうだ。今回は、丁寧で負担の少ない検査を心がける西川院長に、検査を受けるべき人や、同院での検査の進め方について話を聞いた。

(取材日2026年6月30日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Qどのような人が内視鏡検査を受けると良いのでしょうか。
A

胃の内視鏡検査は、胃の不調や食欲不振などの症状がある方はもちろん、症状がなくても健康診断の機会に受けていただくことが大切です。症状が現れる前の段階で病気を見つけることが、内視鏡検査に求められる役割だと考えているからです。大腸カメラは、便通の乱れや血便といった症状がある方、検診の便潜血検査で指摘された方が主な対象になります。ポリープを切除することで、大腸がんの予防につながることもありますよ。胃も大腸も、一度内視鏡検査を受ければ良いというものではなく、結果を踏まえて繰り返し受けていただくことが大切です。当院でも、結果から必要と判断した方には年に1回の受診をお勧めしています。

Q内視鏡検査では、どのような病気の発見に役立ちますか?
A

胃内視鏡検査では、食道がんや胃がん、胃潰瘍や十二指腸潰瘍のほか、近年増えている逆流性食道炎などの発見に役立ちます。ピロリ菌感染の有無を確認できる場合もあります。大腸内視鏡検査では、大腸ポリープや大腸がん、潰瘍性大腸炎などが見つかることがあります。ポリープはがんとは別物と思われがちですが、中にはがん化しやすいものもあり、見つけて切除しておく意味は大きいといえます。症状のある方はご自身で検査を受けに来られますが、症状のない方にも受けていただくよう啓発することも大切だと思っています。

Q痛みや不安の軽減のために、どのような工夫をされていますか?
A

ご希望の方には鎮静剤を使い、楽な状態で受けていただけるようにしています。一方で、鎮静剤を使わない場合でも、検査の画像を見ていただきながら説明したり、こまめに声をかけたりと、安心して受けられる環境づくりを心がけています。緊張の強い方ほど検査がつらく感じやすいので、私や看護師がしっかり声をかけ、検査前に丁寧に説明することを大切にしています。検査前の説明で検査自体の印象が決まると考えているからです。わからないまま検査を受けるのではなく、納得して臨んでいただくことが大切だと思います。送気に体内へ吸収されやすい炭酸ガスを用いるなど、手技と機器の両面から負担を抑えるための工夫もしています。

検診・治療START!ステップで紹介します

1検査前の問診・診察を受ける
旭街道にしかわ内科クリニック 検査前の問診・診察を受ける

症状があって受診した場合も、検査を希望して受診した場合も、まず医師の問診・診察を受ける。問診を通して「胃腸の調子が悪い」といった不調に気づくこともある。大腸内視鏡検査の場合は、基礎疾患や内服薬の確認が必要であり、前処置の説明と対応があるため、検査の前に一度説明を受ける。診察では検査の流れが丁寧に説明され、鎮静剤を使うかどうかの希望なども確認される。

2検査前日・当日の準備を行う
旭街道にしかわ内科クリニック 検査前日・当日の準備を行う

前日は21時までに食事を済ませ、検査まで絶食する。大腸内視鏡検査の場合は腸の中をきれいにする必要があり、前日に下剤を服用した上で、検査当日の朝から腸管洗浄液を飲み始める。数回の排便を経て、検査を受けられる状態をめざし整える。胃内視鏡検査のみであれば、こうした下剤の服用は不要。高齢者や検査が初めてで不安な人などは、院内で下剤を飲むこともできる。

3検査室で内視鏡検査を受ける
旭街道にしかわ内科クリニック 検査室で内視鏡検査を受ける

体調の確認や問診票の記入をした後、検査着に着替えて検査を受ける。希望する場合は鎮静剤を使うこともできる。検査そのものにかかる時間の目安は胃内視鏡検査で5〜7分程度、大腸内視鏡検査で15〜30分程度で、ポリープの有無や処置の内容によって変わる。検査中は、医師や看護師がこまめに声をかけながら進める。ポリープが見つかった場合は、事前の同意があればその場で切除されることもある。

4リカバリースペースで休憩する
旭街道にしかわ内科クリニック リカバリースペースで休憩する

鎮静剤を使った場合は、麻酔の影響が落ち着くまでリクライニング機能のついたストレッチャーで休憩する。検査後に自力で移動することなく、そのまま体を休められる。休憩の時間はおよそ1時間が目安となる。なお、鎮静剤を使った当日は、自身での自動車やバイク、自転車の運転ができない。そのため、家族の送迎や公共交通機関を利用する必要があり、当日の予定はあらかじめ調整しておきたい。

5検査結果の説明を受ける
旭街道にしかわ内科クリニック 検査結果の説明を受ける

休憩後、医師から検査結果の説明を受ける。検査画像を見ながら説明されるため、鎮静剤で記憶があいまいでも、自分の状態をしっかり確認できる。検査時間は、検査前後の説明、休憩も含めて来院から1〜2時間ほどで終わることが多い。ポリープの切除や組織を採取する検査を行った場合は、後日あらためて来院し、病理検査の結果について説明を受ける。今後の検査の時期についての案内も受けられる。

ドクターからのメッセージ

西川 和希院長

内視鏡検査は、丁寧に行うことを何より大切にしています。手間や時間をかけてでも、患者さんの苦痛が少なくなるよう心がけています。検査がつらくなければ、必要に応じてまた受けてみようと思っていただけるものです。一度きりで終わらせず、繰り返し受けていただくことが、病気の早期発見につながりますからね。症状が現れる前の段階で見つけられることこそ、内視鏡検査の大きな役割です。胃や大腸の病気は、見つかるのが遅れると治療が難しくなることもあります。気になる症状のある方も、これまで検査を受けたことのない方も、まずは気軽にご相談いただき、定期的に受ける習慣につなげていただければと思います。

西川 和希院長 旭街道にしかわ内科クリニック