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勃起しない、持続しないなどのEDの症状
若者にも身近な悩み

千田クリニック

(小牧市/小牧駅)

最終更新日:2023/04/27

千田クリニック 勃起しない、持続しないなどのEDの症状 若者にも身近な悩み 千田クリニック 勃起しない、持続しないなどのEDの症状 若者にも身近な悩み
  • 自由診療

「勃起しない」「勃起するまで時間がかかる」「勃起時の硬さや持続時間が落ちた」など、一般に勃起不全(ED)と呼ばれる症状に悩んでいる男性は少なくないといわれる。男性ヘルスケアに注力する「千田クリニック」の千田基宏院長によると、EDは中高年以上の悩みということはなく、若い人でも珍しくないという。「早めに治療することが大事で、EDが原因で殻に閉じこもってしまっている若い方の自信を回復させたい」と、悩める患者に寄り添う千田院長に、EDとその治療などについて詳しく聞いた。

(取材日2021年3月31日)

一人で悩まず、専門の医療機関を早めに受診してほしい

QまずEDの原因とは何ですか?
A
千田クリニック 勃起不全の原因として血管性と心因性の2つが考えられる

▲勃起不全の原因として血管性と心因性の2つが考えられる

EDとは、「勃起機能の低下」を意味します。勃起とは海綿体が血液で満たされることによって陰茎が硬くなる状態を指し、機能の低下は、大きく分けて2つの原因が挙げられます。一つは血管性で、年齢からくる動脈硬化で血流障害が起こり、男性器の海綿体に十分な血液が流れ込まなくなること。もう一つは、環境の変化やストレスなどメンタルからくる心因性のものといわれています。例えば若い方で、自慰行為は勃起しても性行為の時は失敗してしまう場合、心因性が原因の割合が多いですが、両者がミックスしている場合も多いので素人判断は避けたほうが無難です。

QEDの⼈は多いのですか︖
A
千田クリニック 恥ずかしいことではないため抱え込まず相談してほしいと話す院長

▲恥ずかしいことではないため抱え込まず相談してほしいと話す院長

「一定の陰茎の硬さがあり、その状態が一定時間持続可能で、挿入ができて射精まで至る」が正常な状態とするならば、そこから外れ「満足な性行為ができない」と本人が思えばEDと考えてよいでしょう。また、EDの主な原因が動脈硬化である以上、自覚症状がなくても年齢からくる動脈硬化は30代前半からみられますし、それに加えて高脂血症、高血圧症、高血糖などの方は既にEDの可能性があるとも言えます。ここに心因性が原因のものを加えると、潜在的なものを含め、皆さんが思っている以上に、若い方からご高齢の方までEDの患者さんは多いと考えたほうがよいでしょう。

Q若い⽅でもEDになるのでしょうか︖
A
千田クリニック より人生を充実させるための前向きな取組みとして治療が存在する

▲より人生を充実させるための前向きな取組みとして治療が存在する

高齢者に比べ割合は高くありませんが、進学や新社会人としての生活など、環境の変化を起因としてEDになる若い方は当院にもいらっしゃいます。20代前半の患者さんは10代の頃からなんとなく違和感を覚えていることが多いです。特に若い方は同級生など周りにも相談しにくいこともあるでしょう。ご自身でも何が正常なのかは判別できないと思います。一人で抱え込んで悩むより、一度正常か否かを判定してもらうために専門のクリニックの受診をお勧めします。専門のクリニックならば、悩みに応じた治療法や治療計画を一緒に考え、最良の策を提供できると思います。

Q受診する場合はどうしたらいいでしょうか︖
A
千田クリニック その人の症状や希望に沿った治療を提供

▲その人の症状や希望に沿った治療を提供

EDは若い方にもある身近な症状です。まずは気構えずに気軽に受診し、悩みはすべて打ち明けましょう。一番の悩みはどこにあり、どういう状態までもっていきたいかをしっかり伝えていただくことが満足できる治療を受けられるかのポイントですね。20代をピークに男性ホルモンは減少に転じますので、男性ホルモンを計測してほしいなどご要望に応じて血液検査なども行います。血管性か心因性かを診断して患者さんのライフスタイルなどニーズに応じた勃起不全治療薬を処方し、重い副作用などの問題がなければ継続します。当院では、患者さんの要望や状態に合わせて勃起不全治療薬以外にもさまざまなアプローチを取り入れていきたいと考えています。

Q勃起不全治療薬は誰でも服用できるのですか︖
A
千田クリニック 現在は薬だけでなく、抜本的治療が研究されている

▲現在は薬だけでなく、抜本的治療が研究されている

勃起不全治療薬は心筋梗塞や狭心症などの既往歴がある人は服用ができないほか、だるさ・鼻詰まり・頭痛といった副作用が出る場合もあります。薬によっては作用が24時間から35時間続くものがあり、その間は副作用にも悩まされることがあります。また、勃起不全治療薬は血管に働きますので、血管の状態が良くなければ作用しにくいわけです。血管性のEDの場合、動脈硬化で血管の働きが悪く、薬を投与しても結果につながりにくい場合があります。そこで、陰茎の新生血管を増やすことで本来の勃起力を取り戻すことができないかという抜本的治療が研究されています。

ドクターからのメッセージ

千⽥ 基宏院長

EDはお年寄りだけの悩みではありません。複雑な現代社会においては、若年者のEDは中高年と比較して割合は低いけれども身近な悩みであることをまず知ってください。EDが原因で、自分に自信が持てないことから始まる負のサイクルに落ちてしまい、傷が深くなる前に受診してほしいと思います。EDが自分の可能性を狭めているのでしたら、それを打ち破るお手伝いをしたいのです。まずは恥ずかしがることなく、専門の医師に相談し、さまざまなアプローチを利用して自信を取り戻してほしいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

血液検査/5000円、勃起不全治療薬/シルデナフィルクエン酸塩1錠:1550円、タダラフィル1錠:1750円

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