塩之谷整形外科

塩之谷整形外科

塩之谷 昌理事長、塩之谷 香院長、市川 義明副院長

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今年で開院47年目を迎える「塩之谷整形外科」は、長きにわたって患者の悩みの解決に尽力してきたクリニックだ。理事長の塩之谷昌先生とその娘である院長の塩之谷香先生、4月より副院長に就任した市川義明先生は、それぞれ整形外科に関する幅広い診療を行うだけでなく、専門性に特化した診療にも対応。香先生と同じく、足の外科で研鑽を深めてきた市川先生が加わったことで、これまで以上に多くの患者の治療に取り組むことができることとなった。また香先生が中心となって取り組む専門外来「足と靴の外来」には、県外から通院する患者も多い。痛みや苦しみに耐える患者に寄り添う同院の診療は、人生を照らすものなのだろう。そう強く感じる取材となった。
(取材日2018年4月4日)

地元に医療で貢献すべく開院を決意

―開院の経緯を教えてください。

【昌先生】私は豊橋市出身なのですが、若い頃は東三河地区ではまだ整形外科のクリニックは少なく、「私がやらなければ!」という思いで開院を決意しました。当時は今のように整形外科の領域は細かく分類されておらず、整形外科に関することはすべて診るのが当然の時代。毎日多くの患者さんを診ていました。大変ではありましたが、以前勤めていた愛知厚生連渥美病院では外来だけでなく多くの入院患者も1人で診ていましたので、忙しいということには慣れていましたね。日々患者さんと向き合う中、手のしびれの「手根管症候群」の女性が多いことに気づきました。

―手根管症候群とはどのような疾患なのでしょうか。

【昌先生】症状としては手のしびれや痛みで、明け方に強く症状が出るという特徴で知られています。手をよく使う中高年女性に多いのですが、渥美地方は農業従事者が多く、発症する人が多いのです。当時はあまりこの疾患が知られていなかったため医師であっても診断が難しく、患者さんは痛みとしびれに耐えていたということがありました。そんな中、1970年に学会で手根管症候群についての発表をし、テレビ番組で取り上げられるなど反響を呼びました。今でも手根管症候群は見落とされやすい病気です。だからこそ診断で一番大切なのは患者さんの訴えをよく聞くこと。朝方の手のしびれなどが気になるようでしたら、ぜひ受診をしてもらいたいです。

―香先生は貴院での診療スタートにあたり、足と靴の専門外来を立ち上げたそうですね。

【香先生】実は私は手の外科を専門に学び、学位も手関節の内視鏡の研究で取りました。しかし手の外科に比べ足の外科を専門とする医師が少なく、当時の上司の「きみは足をやりなさい」という勧めもあって足と靴の研鑽を深めることを決めたのです。大学でも足の外科をやっている先生はおらず、その中で手の外科も足の外科も取り組む私は異例中の異例の存在。周りからはたいへん驚かれましたが、手の外科で身につけた知識や技術と、背中を押してくれた恩師の存在が、医師としての私の人生を変えてくれたと感じています。現在も毎年足の外科の手術トレーニングを受けにドイツへ行っています。足にトラブルを抱える人に対しての治療はさまざまありますが、私が注目したのは靴です。整形外科を専門とする医師でも、歩き方や足のトラブルが靴選びによって改善することがあるとは、あまり知られていません。しかし私は靴が持つ力を、もっと知ってほしいと考えています。



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