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鏡味 毅 院長の独自取材記事

かがみ整形外科・外科 

(名古屋市天白区/野並駅)

最終更新日:2019/08/28

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「病気になってからはもちろん、病気にならないためにも整形外科クリニックを利用してほしいですね。」穏やかな表情でそう語るのは、「医療法人 かがみ整形外科・外科」の鏡味毅院長。地下鉄桜通線・野並駅から西へ徒歩5分、広々とした駐車場は30台分と余裕があり、車でのアクセスにも便利。3階建てのクリニック入り口にはスロープが設けられ、エレベーターも完備されたバリアフリーの設計で、歩行が困難な患者でも来院しやすい。院長を務める鏡味毅(かがみ・つよし)先生は、父が1968年に開業した「かがみ外科」の後継者として、2002年にクリニックをリニューアル。地域住民にとって頼りになる医院となるべく、日々診療にあたっている。診療にあたっての心がけや今後の展望など、院長に話を聞いた。
(取材日2017年4月22日)

健康寿命を延ばすことに注力

どんなことに力を入れていらっしゃいますか?

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健康寿命を延ばすことです。整形外科の専門医師として、「健康に長生きする」ことに貢献するのが使命だと思っています。全国的にも高齢化が今以上に進んでいき、ご高齢の患者さんがますます増えていくでしょう。だからこそ、ご高齢者の方には自分の足で歩いて豊かな生活を送ってほしい。そのためには運動器を健康に保つことが何より大事なのです。運動器を健康に保つことは健康寿命を延ばすうえでとても重要なことであると考えています。整形外科クリニックというと「ケガをしたら行くところ」というイメージがあるかと思いますが、私は、整形外科クリニックは、無理のない運動、食生活の相談などのためにご来院いただく場所でもあると思っています。患者さんそれぞれに合った無理のないご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談いただけるとうれしいですね。

どんなクリニックを理想とされていますか?

症状がある方への保険診療を中心に、健康を保つ場としても使っていただけるクリニックです。当院では、理学療法士はもちろん系列スポーツジムのインストラクターが来て運動のレクチャーを行っています。無理せず体を動かすことができるので、参加された方からはご好評をいただいていますよ。運動と聞くと、「何をすればいいかわからない」「きつそうだから続けられないかも」と思われる方もいらっしゃるでしょう。実際にそのような声も多く頂いています。しかし、一度体験した方は、その後も通ってくださることが多いんですよ。これは理学療法士とインストラクターのおかげですね。治療はもちろんですが、さまざまな側面で地域医療に貢献していきたいですね。

こちらのクリニックでは、どのような患者さんが多いのでしょうか?

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やはり近隣にお住まいの方や、地域にお務めの方がメインです。その中には父の代から通われている患者さんのお子さんなどもいらっしゃいます。ほかには当院が紹介された新聞記事やインターネットを見た方、クチコミを通じて遠方からいらっしゃる方もいます。症状としては、首が痛い、肩がこる、腰が痛い、手がしびれるなど、主に運動器の痛みを訴えて来られる方が多いですね。あと若い方ですとスポーツ障害など。年齢は小児から高齢者までと幅広いですね。整形外科では年齢や成長度に合わせた診断や治療が必要になってきますので、細かい部分の見極めを大切にしています。

他科との連携により身体をトータルに診る

他科の医師も在籍しているようですが?

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整形外科、外科以外では内科・脳神経外科・皮膚科の先生に来ていただいています。これは、父の代からの方針で、患者さんをトータルに診るという理念に基づいたものです。例えば、腰の痛みが内科疾患により引き起こされている、肩こりや首の痛みに脳の疾患が絡んでいるなど、整形外科の範疇を超えた疾患であることもあります。また、傷の処置後には皮膚科の先生が傷口をきれいに治すことができます。このように、密に連携をとりながら身体をトータルに診療できることは当院の強みです。もちろん、精密検査が必要な場合など、当院では対応しきれないケースもあります。その時は、専門の病院をご紹介するなどして対応しています。患者さんが抱えるさまざまな疾患に対して、当院が窓口となり最適な解決策を提示することができれば、患者さんにとっても大きなメリットになると考えています。

クリニック全体の連携も素晴らしいですね。

ありがとうございます。各科の先生方との連携はもちろんですが、クリニック全体の連携も大切にしています。毎月1回はミーティングを開き、連絡をしっかり取り合うようにしています。直接僕には言いづらいことや言い忘れたことを、スタッフに話す患者さんもいて、しかもそれが意外と重要な事柄だったりする場合もあります。そういったときは必ず私に伝えるように徹底しています。あとは患者さんに対しても積極的に声をかけ、明るく接するように、といったことも日々常々話しています。そういった連携の成果もあるのか、スタッフ同士の仲もよく、いいチームワークができていると思います。

診療にあたって心がけていることはありますか?

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整形外科の専門医師として患者さんの話をよく聞き、適切な診断と治療を行い、患者さんの悩みを解決できるよう心がけています。一人ひとりにオーダーメイドの診療を行うといったところでしょうか。例えば痛みを訴えてこられる患者さんの場合、どうして痛みが出たのか、どんな痛みなのかを患者さんが表現しやすいように工夫し、症状を細かくお聞きします。それに加えて、触診したり関節を動かしたり、または感覚異常の有無を調べたり、必要があれば信頼できる外部の医療機関にてCT、MRIを撮ることもあります。また、心因性の痛みもあるので、メンタルの部分も重要です。検査をしても原因がわからずに、ストレスを解決したら痛みが改善されるケースもありますから。痛みの感じ方には気持ちも大きく影響するので、しっかり話をお聞きすることが大事なのです。さまざまな可能性を念頭に置いて、正しい診断をするために注意深く診察しています。

正確な診断のために整形外科を受診してほしい

医師になろうと思われたきっかけをお聞かせください。

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先代の院長でもある父の影響が大きいですね。父は外科の医師として救急医療と入院も扱い、患者さんのために24時間体制で診療にあたっていました。その姿を見て育ったことが、医師になろうと思ったきっかけです。整形外科を専門にしたのは、対象疾患が多い点が魅力的だったからです。肩こりや腰痛などの慢性疾患から、小児整形、加齢による変性疾患や骨粗しょう症など、対象範囲が広いです。また、患者さんのQOLやADL(日常生活動作)に関わることが多く、その向上をめざすという大きな目的もあります。卒業後、勤務医を経て、2002年にかがみ整形外科・外科の院長となりました。

診療にやりがいを感じるのはどんなときですか?

患者さんが「よくなりました」と笑顔を見せてくれることが、一番のモチベーションになっています。最初は歩行もできないぐらいの腰痛で来られた患者さんに対して、リハビリテーションのスタッフや看護師と一丸になってトータルにサポートした結果、痛みが改善され、車いすから杖を使うようになり、さらに杖もいらなくなった、という方が何人かいらっしゃいます。そういった患者さんの笑顔を見られることが、僕自身のやりがいにつながっています。

読者にメッセージをお願いします。

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痛み・しびれで悩んでいる方、ケガをしてしまった方など、自分では大丈夫だと思っても、できるだけ早い段階で整形外科を受診し、正しい診断を受けてほしいですね。単なる腰痛だと軽く考えていても、実は椎間板ヘルニアや腰椎分離症・分離すべり症といった疾患だったり、内臓の病気やストレスが原因のこともあり、それぞれ治療法が違います。例えば接骨院や整体などの選択肢もありますが、まずは整形外科で正確な診断を受けることが大切です。マッサージ機器などでよくなればいいですが、日を追うごとに悪化するような場合はあまり我慢しないで、早めに受診することをお勧めします。実際に軽い症状なら治療もすぐ終わりますし、原因疾患があっても重くなる前に来ていただければ、それだけ治療の期間も短くて済みますから。どんな些細な症状でも、気になることがあったらいつでも相談してくださいね。

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