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細川 真一郎 副院長、細川 慶二郎 副院長の独自取材記事

細川外科クリニック

(名古屋市中村区/中村区役所駅)

最終更新日:2021/07/08

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中村区役所駅から徒歩5分の場所にある「細川外科クリニック」。下町情緒残るこの地で、細川秀一院長が1995年に開業。以来、24時間365日対応の「困ったときに何でも相談できる街のコンビニクリニック」として地域の住民の信頼を得てきた。現在は長男の細川真一郎副院長、次男の細川慶二郎副院長との3人体制となり、専門性重視の医療を提供。爽やかで快活、知性あふれる両副院長は、「仲が良いだけが取り柄」と謙遜するが、胸に秘めるのは医師という仕事への熱い想い。自らに高いハードルを設定している。一方で、より気軽に患者が来院できるよう、若さを前面に押し出したスタイルのかかりつけ医をめざす2人に、医師としてのこだわりや今後の展望について話を聞いた。
(取材日2021年6月17日)

めざすのは「街のコンビニクリニック」

医院の歴史や地域性を教えてください。

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【真一郎副院長】もともと祖父がこの地で開業していましたが、現院長である父が後を継ごうとした際に、祖父から「自分の診療所は自分でやり終えるから、隣で開業してくれ」と言われ、1995年に開設したのが当院の始まりです。以来24時間365日、何でも相談できる「街のコンビニクリニック」をめざしてきました。現在は私と弟の慶二郎が加わり、3人体制で診療しています。
【慶二郎副院長】父が掲げたコンビニ診療という名のとおり、あらゆる症状の方が来られます。味のある方も多いですね。少しの間、顔を見ていなかった患者さんに理由を聞くと「風邪をひいていたから」と言われたんです。風邪ひいたから病院に来られない、というのに地域性を感じましたし、憩いの場としての役割も担えているのかなと思っています。

医師をめざしたきっかけを教えてください。

【真一郎副院長】物心ついた頃から医師になるものだと思っていました。なぜか当時から、医師とは病気を治すというよりも、ケガを治すものだと思い込んでいましたね。
【慶二郎副院長】学校に出かける時、帰った時、自宅に患者さんがいる環境でしたし、地域の方々から「立派なお医者さんになるんだよ」と言われて育ちましたので、私も兄と同じくきっかけはなかったです。祖父も父も多忙でしたので、子どもの頃は地域の方がよく遊びに連れて行ってくれました。今では、芋掘りやイチゴ狩りに連れて行ってくれたおじさんの主治医が私。医師となり、まるでご自身のお孫さんのように地域の方々に喜んでいただき、親孝行できたんじゃないかと思っています。

専門分野に進んだ理由は?

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【真一郎副院長】「ケガを治す」という想いから形成外科の分野に進みました。傷を治すことに命をかけています。ただ、医師というのは基本的にどんな症状も診ることができます。特に私たちのような若い世代は初期研修ですべての科を回っていますので、どんな症状でも安心して来てください。
【慶二郎副院長】私は幼い頃から何でも診るのが街のお医者さんと思っていまして、「何でも屋」が最終目標です。これまでその目標に向けて計画を立て、人生を歩んできました。まず地元の初期研修で顔を覚えてもらう。次に全身にある血管というものの専門性を持つ。そして、全身が診られるよう救急を経験してきました。現在は非常勤で救急と訪問診療を行っています。

医師としての熱い想いが、困っている人を助ける

医師としてのモットーは?

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【真一郎副院長】困っている人を助けることに時間は惜しまない。どんなに忙しい時でも、「グッ」とこらえて、目の前の患者さんを絶対に無下にはしません。ひとことで言ってしまうと丁寧な治療です。例えば、傷を縫う場合はとても細かく縫います。もちろん時間がかかりますが、細かく縫うほど傷痕がきれいに治ることにつながります。忙しいからといって手を抜いてしまうと、そのわずか10分が、患者さんの一生を変えてしまうこともありますから。
【慶二郎副院長】24時間365日医師。私にとって医師とは「仕事ではなく人種」です。白衣を着ている時や勤務時間に限らず、困っている人がいたら、どんな状況であれ医師。私のスイッチにオフはありません。ニュートラルとオンのみです。

診療時に心がけていることは?

【真一郎先生】初対面の際に細心の注意を払っています。患者さんの入り方、持ち物、風貌、何がつらいのかなどを瞬時に見ます。話す時は威圧感を与えないように、表情や声のトーンなどを意識します。なぜなら、患者さんの背景に病気の原因が隠れていることも多々あり、患者さんの本音や状況を引き出さないと治らないケースがあるからです。最初の判断の小さなズレが後ほど大きな差になることもあるので、コミュニケーションを大切にしています。
【慶二郎先生】誰に教わったというわけではありませんが、兄と同じです。最初はどんな医師なのか患者さんも不安ですしね。1日の終わりに顔の筋肉に疲れを感じるほど、大きな感情表現を意識しています。「また来たいな」と思っていただけるよう、医師としての身だしなみや清潔感、体型やにおいなどにも注意しています。

医師として喜びを感じる時やエピソードは?

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【真一郎副院長】形成外科では手術後のフォローも大切で、患者さんとのお付き合いは3~4年になるのが普通です。乳がんによる乳房再建などでは10年単位になることもありますので、治療を重ね、やっと治療から卒業となった時はうれしいです。顔をケガした女性に「化粧をしたら全然気になりません」と言われた時は感無量でした。
【慶二郎副院長】普段外に出られない若い女性がいらっしゃいまして。在宅診療に向かう前は、寡黙でうつむき加減な方とお聞きしていました。2週間に1回のペースで訪問し、たわいのない会話をしていましたが、ある日突然「苦しいから」と呼ばれ伺うことに。診察では特に何事もありませんでしたが、「先生の顔を見たから良くなったのかもしれない」と言ってくださって。患者さんにとって、そのような存在になれたというのは医師冥利に尽きます。

互いの成長が「細川ブランド」をより強固なものに

医師として兄弟としてお互いをどのように思われていますか?

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【真一郎副院長】「24時間365日医師」と言いきるスタイルでずっときていますし、医師というものにこれほどまで熱い想いを持っている人物はなかなかいません。尊敬する医師の一人です。
【慶二郎副院長】兄は実直で、とにかくブレない。例えば、面接試験で普通は言えない、本質的な問題を口にしました。通常ならば即退場となる状況でしたが、「こんなに意志の強い人間は初めて見た」と面接官に言わしめた。強すぎる想いが面接官の心を動かしたのです。たとえ私の医療スキルがどれだけ上回ったとしても、兄は越えられないと思います。どこまでいっても主人公は兄なんです(笑)。こだわっている傷の縫合も、おそらく単に傷を閉じるという意識ではなく、患者さんの未来を真剣に見据えているからこそのクオリティーだと思っています。

クリニックの強みや今後の展望を教えてください。

【慶二郎副院長】祖父や父のおかげで、地域に「細川先生」という信頼感が根づいているのが強みですね。また、父、兄、私とキャラクターの違う3人がいますので、「診てほしい」と思う医師を選んでいただけるのも特徴と思います。長年医療に全力を注いできた父には、そろそろゆっくりしてもらいたいという想いもあります。兄弟ともども互いの専門性を生かし、かかりつけ医の究極をめざしたいと思っています。
【真一郎副院長】頼れる弟がいますし、互いにブラッシュアップしながら、いつまでもおごらずに成長していきたいと思います。3人体制で始めてから、私や弟のファンが多いこともわかり、自信になっています(笑)。将来的には姉妹クリニックをつくりたいと思っています。同じ志を持つ医師が2人いるからこそ、実現できることですから。「細川」というブランドがより地域に根づいていければうれしいですね。

読者にメッセージをお願いします。

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【慶二郎副院長】これまでと変わらず「街のコンビニクリニック」をめざしています。困ったことがあれば「何でも」「いつでも」ご相談ください。
【真一郎副院長】たまに「ごめんね、〇曜日に来ちゃって」という患者さんがいらっしゃいますが、「ごめんね」と言う必要はございません。どんな症状でも適切な診療をいたしますのでご安心ください。また、特に初めてのクリニックは患者さんにとって「怖い場所」だと思いますが、当院は若い世代ならではの軽やかな雰囲気です。どうぞお気軽にお越しください。

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