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松岡 正治 院長、松岡 佑嗣 副院長の独自取材記事

松岡整形外科・内科リハビリテーション

(岐阜市/名鉄岐阜駅)

最終更新日:2020/04/01

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名鉄岐阜駅を最寄り駅とする「松岡整形外科・内科リハビリテーション」。1981年に松岡正治院長が開業し、長年にわたり地域の患者の健康づくりに尽力してきた。外傷や骨折、神経痛などの整形外科全般治療を行う中、現在医師となった息子2人も加わり、松岡院長はリウマチを、長男の松岡佑嗣副院長は脊椎を、次男の松岡竜輝先生は外傷や骨折などのスポーツ障害を担当。それぞれの専門性を生かし幅広い医療提供を実現している。リハビリテーションでは医師と理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などの専門スタッフチームが、先進の機器をそろえて、患者の自立支援に注力。2019年には佑嗣副院長が中心となり、さらに治療の幅を広げていきたい構えだ。クリニックの診療や今後の展望について院長と副院長に話を聞いた。
(取材日2018年12月2日)

世代交代で、より高い医療技術を地域に提供したい

開業の経緯を教えてください。

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【松岡院長】祖父や父、叔父が医師という家庭に育ち、自分も医師になろうと考えました。岐阜大学医学部在学中は、泌尿器科、外科、整形外科を研修し、日夜勉強の毎日でしたね。祖父や父は外科の医師でしたから、外科に興味がありました。中でも、さまざまな外傷に対し診断・治療からリハビリテーションまで広範囲に関わる整形外科の分野に魅力を感じました。その後、大学病院や県立病院で勤務し、1981年に今の場所から少し離れた元町で開業しました。当初はスタッフが10人ぐらい、入院施設は8床でスタートし、地域の患者さんも多く来てくださいました。そこが手狭になり、2003年現在の場所に移転しました。

佑嗣副院長のご経歴について伺います。

【佑嗣副院長】2003年に東京医科大学を卒業後、救命救急センターに勤務し、主に最重症患者さんの治療や全身管理を行っていました。日本救急医学会救急科専門医資格も取得しましたが、いろいろな症状の方が運ばれてくる救命救急で診療経験を重ねるうちに、外傷や脊髄損傷などの整形外科疾患に目がいくようになってきたんです。自分の中で整形外科に興味があるんだなと気づき、転身を決意しました。整形外科の道に進んで、外傷や関節について勉強し、現在は脊椎領域の治療に携わっています。もちろん、父の影響も大きかったと思います。

来年4月、佑嗣副院長が医院を引き継ぐ予定だそうですが、松岡院長が副院長に期待していることは?

【松岡院長】医療は進化していますので、われわれの年代と副院長の年代では、整形外科疾患に対する心構えや、診断・治療方法も随分変わってきています。新しい医療を地域の皆さんに提供するべきですし、私の年齢や体力を考慮すると、世代交代するにはいい時期だと考えました。副院長が専門としている脊椎は、健康寿命を維持するためにはとても大事な器官。脊椎が老化したり損傷したりすると、歩けなくなるなどいろんな障害が起きてしまうので、脊椎疾患に対する治療は非常に大事なんです。彼はこの分野において豊富な専門知識を持っているので、そういった重要な分野の医療をこれから提供してもらいたい。また、病診連携をしながら質の高い提案力にも期待しています。

医院を引き継ぐにあたり、佑嗣副院長の思いもお聞かせください。

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【佑嗣副院長】長年通ってくださる患者さんの中には、リハビリテーションを目的に来てくださる方が多いです。リハビリテーションには症状や疾患によってさまざまな活用方法があるので、患者さんに合ったオーダーメイドの治療計画をつくることが必要だと思っています。治療に関しても「この疾患では手術を行うのが一般的な選択肢かもしれないけど、この方にとっては保存的加療がいい」という場合もあります。手術をしたくないと思われている患者さんは少なくありません。大学病院では、保存的加療が可能な症状の範囲も勉強をしてきましたので、大きな病院と同様の考え方で検査を行い、クリニックならではのスピーディーさをもって幅広い治療を提供したいと思います。

充実の体制でリハビリテーションに注力

複数の医師がいるメリットは何ですか?

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【松岡院長】私の若い時は、整形外科全般を幅広く診てきましたが、近年は整形外科でも脊椎外科や関節外科、手の外科など、分野が非常に細かくなり専門化が進んでいます。そこで当院もそれにならい、副院長が脊椎、竜輝先生は外傷や骨折などのスポーツ障害というように、専門に特化した診療を提供しています。それぞれ専門を持った医師たちが互いに意見を出し合い、患者さんに対してどういった治療が一番いいのかを多角的に考えていくことができるようになったと思います。
【佑嗣副院長】患者さんによって最適な治療法はそれぞれ違いますから、父が長くやってきた経験や知識と、僕と弟のそれぞれの専門性を融合させることで、患者さんの要望に応えていけることがメリットだと思います。その上で、幅広い治療提案が可能になっています。

こちらではリハビリテーションを重視されていますね。

【松岡院長】当クリニックが力を入れているのは、リハビリテーションを利用して少しでも回復していただくこと。手術後には関節の動きや筋肉を元の状態に戻すことがとても重要です。また、退院された患者さんや老人保健施設の利用者の方をリハビリテーションによってサポートするのも私たちの役目。リハビリで自立支援をし、在宅へと戻すことも行っています。
【佑嗣副院長】患者さんの望まれる健康状態に向かうためには、まずリハビリありきだと当院では考えています。具体的な取り組みとしては、当院では月に1回、医師と理学療法士を中心としたスタッフと一緒に患者さんの治療計画を立てる会議を行います。その時の患者さんの回復状態を加味しながら、みんなで意見を出し合って計画を決定しています。

リハビリテーションの設備も充実していますね。

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【松岡院長】リハビリテーションは、自分たちの手だけで行っていく時代を経て、今はITを利用し機器を駆使する時代になりました。質の高いリハビリテーションを提供していくためには、新しい技術も勉強し、積極的に導入していくことが大切です。当クリニックは勉強熱心で優秀なスタッフばかりですし、全国的にも珍しいといわれる介護自立動作支援ロボットも導入するなど先進の設備も整えています。これは装着者の意思に基づいて動作の補助ができるものです。新しい機器と優秀なスタッフのサポートで、治療促進につなげたいと考えています。

住み慣れた地域で安心して暮らせるような医療を提供

患者さんとのコミュニケ―ションも大切にされているとお聞きしました。

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【松岡院長】痛みには精神的なストレスが影響していることも多いんです。患者さんの中には、悩みを話してスッキリしたと言われる方もいますから、世間話をしながらコミュニケーションを取り、心のケアまでしていくことも大切です。患者さんとよく話をして、何が一番の心配事なのか、来院された背景などを聞かないとわからないこともあります。当院は週に1回、内科の医師が来てくれていますので、整形外科以外で気になることがある方や入院患者さんが内科的な相談も受けられる体制を整えています。

診察で大切にしていることは?

【佑嗣副院長】主訴を絞るために、症状のきっかけや時期、今までの病歴をしっかり聞き、患者さんの背景を知ることを大事にしています。また、話だけでなく、実際に触れてみて腫れや痛みの状態を確認し、今までの経験や知識を組み合わせ、どんな検査が必要かを考えなくてはいけないなと思います。例えば、腰の痛み一つとっても、患者さんと僕とでは痛みの認識は違うので、細かい訴えに耳を傾け、見て、聞いて、触れて所見を取ることが大切です。

最後に読者へメッセージをお願いします。

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【松岡院長】地域の方々が生を受けてから生を終えるまで「住み慣れた地域で安心して質を保った生活を送る」ことが理想です。そのために瑞鳳会グループは老健、特養、医院内のデイサービス施設など、一人ひとりに合った医療と福祉を提供しています。生涯を通してのサポートを実現しながら、私たちの医療技術や知識を最大限に使って、患者さんに寄り添ったチームとしての医療を提供していきたいと考えます。
【佑嗣副院長】何か症状があって、どこを受診すべきかわからない方でもいらしてください。僕は救命救急センターでの診療経験もありますので、全身的見立てをした上で、適した医療機関を紹介することもできます。困った時でもここに来れば何か道はある、そういう場所だと思っていただけたらうれしいです。

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