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大腸がんの発見に大腸内視鏡検査
鎮静剤使用で苦痛の少ない検査に

厚木胃腸科医院

(厚木市/本厚木駅)

最終更新日:2020/02/04

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  • 保険診療

早期の発見と治療により、治る病気となりつつある大腸がん。その発見には大腸内視鏡検査が有効であることは、広く知られるところとなった。一方で、内視鏡検査について正しい情報を持たず、「痛い」、「怖い」などのネガティブなイメージから、検査への一歩が踏み出せないという人もまだ多くいるようだ。「厚木胃腸科医院」で院長を務める寒河江三太郎先生は、内視鏡検査において豊富な経験を持つ、日本消化器内視鏡学会の消化器内視鏡専門医。「内視鏡検査は決してつらいものではなく、そのネガティブなイメージを払拭したい」と語る寒河江院長に、検査の特長から流れまで、その実際を教えてもらった。 (取材日2019年2月19日)

大腸がんは早期発見・治療が重要。定期的な大腸内視鏡検査が不可欠となる

Qまず、大腸内視鏡検査の特長について教えてください。
A
1

▲患者の環境や体質にあったオーダーメイドの内視鏡検査を実施

初期の大腸がんでは、ほとんど自覚症状がありません。何らかの自覚症状が出る頃には、がんがある程度の大きさになっている場合が多いのです。大腸がんのスクリーニングとして便潜血検査も行われていますが、早期のがんでは発見に至らないこともあります。しかし、大腸内視鏡検査では大腸内をカメラでくまなく見られるので、がんになる恐れのあるポリープを早期に発見することができ、また、ほとんどの場合その場で取ることができます。これが大腸内視鏡検査の大きな特徴と言えます。早い段階で発見・治療すれば、大腸がんはほぼ治る病気となってきていますので。定期的に大腸内視鏡検査を受けることをお勧めしています。

Q大腸内視鏡検査を受けるべき、具体的な目安はありますか?
A
2

▲検査前、後ともに丁寧な説明が行われている

年齢が40歳になったら受けてほしいですね。ご家族に大腸がんや潰瘍性大腸炎などの病歴がある方では、35歳で一度検査を受けることをお勧めしています。便潜血検査など健康診断で異常があった方は速やかに大腸内視鏡検査を受けるべきだと思いますし、便秘、下痢、おなかが張ったように感じるなど、大腸に何らかの症状がある方は一度診察を受け、必要と判断されれば、検査を受けてください。大腸内視鏡検査の結果、何も異常がなければ、その後は2~3年に1回のペースで検査を受けるのがよいでしょう。ポリープなどの異常が見つかった方と、初めて受けた方は、1年後の検査をお勧めします。

Q食事制限や下剤の服用など、検査までの準備が大変そうですね。
A
3

▲下剤が苦手な人でも安心、飲みやすいスポーツドリンクタイプ

ご想像されるよりも、負担は少ないと思います。まず診察で日頃飲んでいるお薬、病気の既往歴、過去の大腸に関する検査結果などを確認します。そして、検査内容についてご説明をし、検査を行うと決めたら検査日を予約します。検査前日は消化しやすい物を食べていただく程度で、特別な食事制限はありません。便秘がちの人であれば、2~3日前から繊維の多い物を避けるようにお伝えしています。大腸の中を空っぽにしてもらうため、前日の夜と当日に下剤を飲んでいただきます。やや苦味のあるスポーツドリンクのような液体です。大変なことといえば、検査当日に1リットルの下剤を1時間ほどかけて飲んでもらうことくらいです。

Q検査中は、痛かったり、苦しかったりするのでしょうか?
A
4

▲痛みに敏感な人にも安心して受けてもらえるよう、鎮静剤の使用も

検査に際し、患者さんの体調やご希望に合わせて鎮静剤を用います。鎮静剤はウトウトする感じで、人によっては寝てしまう方もいらっしゃいます。異常がなく、大腸内の観察だけで終われば20分程度で終わります。ポリープがあって切除する場合でも、かかる時間は1つあたり5分ほどですから、30分ほどですべて終わります。ポリープの切除に痛みはありません。内視鏡の挿入についても、大腸をたわませないことで痛みを伴わないように工夫する軸保持短縮法という方法で行っています。いくつかの方法がありますので、患者さんに声をかけながら、痛くないような方法で検査するように配慮しています。

Q検査終了後は、すぐに普段どおりの生活ができるのでしょうか?
A
5

▲患者のペースに合わせ、快適な空間でゆっくり静養できる

検査直後は安静室で1〜2時間休んでいただきます。鎮静剤が効いてる間は多少足元がふらつくこともありますので、お帰りの際、自動車やオートバイの運転はできません。また、ポリープを切除した場合、1週間は飲酒と激しい運動を控えていただきます。当日に検査結果のご説明をして、大腸内の画像については所見用紙にプリントしてお渡ししています。お帰りいただくまで2〜3時間ほど。検査直後のいくつかの注意事項を除けば、いつもどおりの生活をしていただいてかまいません。

ドクターからのメッセージ

寒河江 三太郎院長

大腸内視鏡検査はつらい、苦しいというイメージを持つ人もいるかも知れませんし、以前に大腸内視鏡検査を受けた経験のある方で、実際につらい思いをした、痛かったという方もいるでしょう。しかし、当院では、多くの内視鏡検査を行っており、日々、患者さんが苦痛を感じないように取り組み続けておりますので、検査はずっと楽に受けることができるのではないでしょうか。内視鏡検査はつらいものではなくなってきているということを知っていただき、安心して検査を受けてほしいと思います。ぜひお気軽にご相談ください。

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