厚木胃腸科医院

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寒河江三太郎院長

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大腸がん早期発見に大腸内視鏡検査
昔と比べ苦しくなくなっている

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大腸内視鏡検査が行われるようになったおかげで、大腸がんは、早期の発見と治療により、治る病気となりつつある。一方で内視鏡検査について、きちんとした情報を持たず「痛い」、「怖い」などのネガティブな思い込みから、検査へ一歩を踏み出せないという声も聞かれる。「厚木胃腸科医院」で院長を務める寒河江三太郎先生は、日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医であり、内視鏡検査において豊富な経験を持つ。「内視鏡検査は決してつらいものではない、ネガティブなイメージを払拭したい」と語る寒河江院長に、検査の特長から事前準備、検査の流れまで、そのポイントを聞いた。(取材日2016年4月15日)

大腸がんの治療は、定期的な大腸内視鏡検査によって、早期に発見し、治療することが重要

まず、大腸内視鏡検査の特長について教えてください。

 ▲患者の環境や体質にあったオーダーメイドの内視鏡検査を実施 初期の大腸がんでは、ほとんど自覚症状はありません。何らかの自覚症状が出る頃には、がんがある程度の大きさになっている場合が多いです。大腸がんのスクリーニングとして、便潜血検査も行われていますが、早期のがんでは発見に至らないこともあります。しかし、大腸内視鏡検査は大腸内をカメラでくまなく見ますので、がんになる恐れのあるポリープを早期に発見することができ、また、ほとんどの場合、その場で取ることができます。これが大腸内視鏡検査の大きな特長と言えます。早い段階で発見、治療すれば、大腸がんはほぼ治りますから、定期的に大腸内視鏡検査を受けるとよいでしょう。

大腸内視鏡検査を受けるべき、具体的な目安はありますか?

 ▲検査前、後ともに丁寧な説明が行われている 年齢が40歳になったら受けてほしいですね。もしくは、ご家族に大腸がんや潰瘍性大腸炎などの病歴があるなら、35歳で、一度、検査を受けることをお勧めしています。また、便潜血検査など健康診断で異常があった方は速やかに大腸内視鏡を受けるべきですし、また、便秘、下痢、おなかが張ったように感じるなど大腸に何らかの症状がある方は、一度診察を受け、必要と判断されれば、検査してください。大腸内視鏡検査の結果、何も異常がなければ、その後は2、3年に1回のペースで検査を行うとよいです。もし、ポリープなどの異常が見つかった方と、初めて受けた方は、1年後に検査を受けるとよいでしょう。

食事制限や下剤の服用など、検査までの準備が大変そうですね。

 ▲下剤が苦手な人でも安心、飲みやすいスポーツドリンクタイプ 皆さんの想像よりも、負担は少ないと思います。まず診察して、日頃飲んでいるお薬、病気の既往歴、過去の大腸に関する検査結果などを確認します。そして、検査内容についてご説明をして、検査を行うと決めたら、検査日を予約します。検査前日は、消化しやすい物を食べていただく程度で、特別な食事制限はありません。便秘がちの人であれば、2、3日前から繊維の多い物を避けるようにお伝えしています。大腸の中を空っぽにしてもらうため、前日の夜と当日に下剤を飲んでいただきます。下剤は、やや苦味のあるスポーツドリンクのような味です。大変なことと言えば、検査当日に1リットルの下剤を1時間ほどかけて飲んでもらうことくらいです。

検査中は、痛かったり、苦しかったりするのでしょうか?

 ▲痛みに敏感な人でも安心。先進の設備で安心の内視鏡検査を実現 検査に際し、患者さんの体調に合わせて、オーダーメイドの鎮静剤を用います。鎮静剤はウトウトする感じで、人によっては寝てしまう方もいらっしゃいます。異常がなく、大腸内の観察だけで終われば20分程度で終わります。もし、ポリープがあって切除する場合でも、かかる時間は5分ほどですから、30分ほどですべて終わります。ポリープの切除に痛みはありません。内視鏡の挿入についても、痛みを伴わない軸保持短縮法という大腸をたわませない方法で行っています。いくつかの方法がありますので、患者さんに声をかけながら、痛くない方法で検査するように配慮しています。

検査終了後は、すぐに普段どおりの生活ができるのでしょうか?

5 ▲患者のペースに合わせ、快適な空間でゆっくり静養できる 検査直後は安静室で1、2時間休んでもらいます。鎮静剤が効いてる間は、多少足元がふらつくこともありますので、お帰りの際、自動車やオートバイの運転はできません。また、ポリープを切除した場合、1週間は飲酒と激しい運動を控えていただきます。もし、ご予定がある場合は事前にご相談していただければと思います。検査結果のご説明をして、大腸内の画像については所見用紙にプリントしてお渡ししています。お帰りいただくまで全部で2、3時間ほど。検査直後のいくつかの注意事項を除けば、いつもどおりの生活をしていただいてかまいません。

ドクターからのメッセージ

寒河江三太郎院長

大腸内視鏡検査はつらい、苦しいというイメージを持つ人もいるかも知れませんし、以前に大腸内視鏡検査を受けた経験のある方で、実際につらい思いをした、痛かったという方もいると思いますが、当院での検査はずっと楽に受けることができるんだなと感じてもらえると思います。当院では、2015年の1年間でいえば、大腸は1000件、胃も合わせれば2000件の内視鏡検査を行っております。内視鏡検査はつらいものではなくなってきているということを知っていただき、気軽な気持ちでご相談に来ていただき、安心して受けてほしいですね。

記事更新日:2016/12/22
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