厚木胃腸科医院

厚木胃腸科医院

寒河江 三太郎院長

頼れるドクター

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束の間の休息時間も医療のことが頭から離れない、胃や大腸の内視鏡検査を得意とする寒河江三太郎院長。2015年、小田急線本厚木駅から車で10分弱の場所にある「厚木胃腸科医院」の二代目院長に就任した。「厚木から胃や腸のがん患者をゼロにしたい」と内視鏡検査に力を入れるが、「独りよがりになってはいけない」とアンケート調査を実施し、実際の診察でも患者に対して症状や治療を説明する時には、患者が理解できるようゆっくりと平易な言葉で説明をし、患者に寄り添う診療を心がけている。そんな寒河江院長に、同院を継いだ理由や日々の診療にかける思いから今後のクリニックの展望まで、たっぷりと聞いた。
(取材日2016年3月11日)

痛みの少ない内視鏡検査で早期発見をめざす

―院長は内視鏡検査に力を入れているそうですが、その理由をお聞かせください。

私は北里大学を卒業後、慶應義塾大学の一般・消化器外科に入局し、関連病院などで勤務しました。消化器というのは胃や腸、肝臓、胆のうなど。大きな病院でしたから、進行がんをはじめ、潰瘍性大腸炎、腸閉塞、虫垂炎などを治療してきました。救急車で運ばれてくる方など、速やかな診断や処置を求められるケースも多かったですね。その中で、がんが進行段階で見つかる患者さんには必ずといっていいほど枕詞が伴うことに気付きました。それは「元来健康」。「健康だから痛い思いをしてまで内視鏡検査を受けなくていいや」と考えていらっしゃるのです。でも検査をしていれば早期発見できたかもしれないケースも少なくありませんでした。そこで、痛い思いをせずに検査を行える医師になれば、皆さんが定期的に検査を受けてくれるだろうと考え、内視鏡による検査や治療の経験を積めるクリニックに移り、2015年から父が38年前に開業した当院を継ぎました。

―同院を継ごうと思った理由をお聞かせいただけますか?

父はこの場所で開業する前にも別の場所で開業していたので、当院の歴史は実は50年に上ります。そのため、訪問診療も含めて父がずっと診続けている患者さんがたくさんいらっしゃるのです。今も診療を続ける父の存在が、地域の患者さんにとって生活の一部といいますか、支えになっているわけなんですよ。その方々を最期まで診てあげたいと思ったのが、私が当院を継ごうと思った理由です。ですから、患者さんの話に根気よく耳を傾ける父の姿勢は継承する努力をしているつもりです。一方で、今後は予防医療にも力を入れたいと考えています。具体的には、私が経験を積んできた内視鏡カメラで胃・大腸の病気を早期に発見し、できる範囲の治療を行うことです。実際に開業してから毎月、約200件の胃・大腸カメラの検査、20~30件の日帰りでできるポリープ切除を行っています。

―患者層に変化はありますか?

以前は高齢の方が多かったのですが、最近は30~50代の新しい患者さんが増えていますね。近所にお住まいの方に加え、平塚や座間などからクチコミによってお越しになる方もいるのでうれしいですね。診療内容は、内科ですから風邪に加えて、糖尿病や高脂血症、肺気腫などの生活習慣病も診ています。また、慢性の下痢で困っていらっしゃる過敏性腸症候群や胃腸炎になってしまった学生もいらっしゃいます。そして昨年からは内視鏡検査を希望される方が増加していますね。内視鏡検査でポリープが見つかれば、できる限りの治療も当院で行うのですが、その場で切除できないものや特殊な治療を要すると判断すれば、国立がん研究センター中央病院や北里大学病院、東海大学医学部付属病院、厚木市立病院など症例に応じてご紹介しています。



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