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認知症の初期サインを見逃さず
早期介入で生活の質を守る

まきた内科医院

(習志野市/谷津駅)

最終更新日:2026/07/01

まきた内科医院 認知症の初期サインを見逃さず 早期介入で生活の質を守る まきた内科医院 認知症の初期サインを見逃さず 早期介入で生活の質を守る
  • 保険診療

高齢者の5人に1人が罹患しているといわれる認知症。超高齢社会の中、誰にとってもいつ身に降りかかってもおかしくない病気とも言えるだろう。自分自身はもちろん家族に不安がある時は、物忘れや認知症を得意としているクリニックに相談してみてはどうだろうか。「まきた内科医院」の院長を務める蒔田隆二先生は地域医療に携わる中で数多くの認知症患者に接し、習志野市の認知症初期集中支援チームの一員として啓発活動にも取り組んできた。どのようなサインがあれば認知症が疑われるのか、なぜ早期に介入することが重要なのか、蒔田先生に詳しく話を聞いた。

(取材日2026年6月17日)

認知症は本人にも家族にも本気で寄り添ってくれる地域のクリニックに相談を

Q加齢による物忘れと認知症はどう違うのでしょうか。
A
まきた内科医院 認知症の早期発見と介入の重要性を伝える院長

▲認知症の早期発見と介入の重要性を伝える院長

最大の違いは認知症には「日常生活に支障が出る」「症状が進行する」という特色がある点です。例えば、加齢による物忘れは脳の生理的な変化であり、物事の「一部」を忘れ、ヒントがあれば思い出し、急激に悪化することもありません。一方、物事を「丸ごと」忘れてしまうのが認知症です。食事内容ではなく食事をしたことそのものを忘れ、説明しても「家族にごはんを食べさせてもらえない」などと訴えることもあります。何度も同じ話を繰り返したり、薬や金銭の管理ができなくなったりと、毎日の生活が少しずつ立ち行かなくなっていくのです。

Q受診の目安について教えてください。
A
まきた内科医院 視力などの状態も含め総合的に評価する検査

▲視力などの状態も含め総合的に評価する検査

目安となるのは記憶力の衰えだけではなく「生活や行動、性格の変化」です。同居しているご家族はもちろん、離れて暮らしている場合でも帰省時に「これまでと何かが違う」と少しでも感じたら、それがまさに受診のタイミングと言えるでしょう。認知症も他の疾患同様、早期発見・早期治療が非常に重要です。同じ質問ばかりする、約束の日時や予定を忘れる、これまでできていた家事の段取りが悪くなった、怒りっぽくなった、没頭していた趣味に見向きもしなくなったといった場合は、気兼ねなく医師に相談してください。夜中の異常な寝言、手足の震えなどはレビー小体型認知症を知らせるサインの可能性もあります。

Q認知症の検査・診断はどのように行いますか。
A
まきた内科医院 適切な診断につなげる各種検査機器を備える

▲適切な診断につなげる各種検査機器を備える

当院ではまず丁寧な問診と簡易的認知機能検査、血圧や血液検査、エックス線、心電図などの内科的な診察を実施。白内障による見えにくさ、難聴による聞こえにくさも認知能力に影響を及ぼすので、視力や聴力も検査します。転倒から骨折し寝たきりになって認知症が進むケースも多いため、骨密度検査、血管年齢測定などで体のベースラインを把握。その後、連携医療機関での頭部MRI検査で脳の萎縮度を確認し、総合的に診断していきます。ただ、認知症においては検査の数値や画像だけではなく「その方の本来の性格、これまでのライフスタイル、現在のご家族との関係性、人生の最後をどう過ごしたいか」を深く知ることも非常に重要です。

Q家族に疑わしい症状がある時、どうすれば良いですか。
A
まきた内科医院 本人と家族に寄り添いながら丁寧に説明

▲本人と家族に寄り添いながら丁寧に説明

ご本人が受診を嫌がるケースはとても多いです。認知症と言うとプライドを傷つけ、受診ハードルが上がってしまうこともあります。そんな時は当院のように内科を標榜しているクリニックを利用し「健康診断に行ってみよう」などと誘ってみるのも一つの方法です。かかりつけクリニックとして風邪や生活習慣病で通い、まずは場所に慣れていただくのも良いと思います。それでも、どうしてもご本人の気が進まないなら、ご家族だけで相談に来ていただいても構いません。どのようにご本人を受診に誘導するか作戦会議もできます。地域包括支援センターなどと連携し、ご家族の介護負担やメンタルケアも含め全面的にサポートするのでご安心ください。

Q症状が重症化する前に、本人や家族がしておくべきことは?
A
まきた内科医院 質問項目に沿って状態を確認する簡易的認知機能検査

▲質問項目に沿って状態を確認する簡易的認知機能検査

まずは認知症の前段階である軽度認知障害(MCI)や初期の段階から、適切な治療や生活習慣の改善を始めましょう。内科で生活習慣病を管理し、栄養バランスの良い食事、十分な睡眠、運動と脳の認知課題を組み合わせたコグニサイズなどを続ければ、重症化を遅らせることも望めます。同時に、判断力がしっかりしているうちに、将来的な介護、財産管理などについて話し合っておくようにしてください。足元がおぼつかなくなる前に自宅をバリアフリーにしておくことで、将来の家族の負担も軽減できます。認知症ではご本人だけではなく、介護者の健康や生活も重視しなければいけません。介護保険サービスなども早めに検討するようにしましょう。

ドクターからのメッセージ

蒔田 隆二院長

私はこれまで習志野市の認知症初期集中支援チームの一員として、認知症の予防と早期診断の啓発活動などもしてきました。今後とも認知症に悩む方とご家族を全力でサポートしたいと考えています。当院にかかるメリットは、風邪や体調不良、認知症の発症・進行リスクを高める生活習慣病の管理までシームレスに相談できる点です。また、病気の診断と治療だけではなく、介護に悩むご家族のメンタルケアや生活環境の調整も含め、一つの医療と考えています。患者さまとご家族の気持ちにも寄り添い、みんなが笑顔で住み慣れた場所で幸せに暮らせるよう、しっかり伴走させていただきます。