慢性腎臓病から透析医療、そして今後は在宅透析にも取り組んでいく

大垣駅から車で10分。1945年に「馬渕医院」として開院した同院は、1988年に「医療法人社団正和会 馬渕病院」となり、これまで地域医療に携わってきた。1984年に現病院の新築とともに透析施設を開設。2015年に透析センターを新設した。3代目院長の馬渕正綱先生は日本腎臓学会認定の腎臓専門医で、就任した2021年に慢性腎臓病に特化した外来を立ち上げ、その翌年には腎臓教育プログラムを開始。腎臓教育で行うのは、蛋白制限・塩分制限などの食事療法、運動療法などの病期に合わせた指導だ。腎臓病の治療や透析に注力しつつ、内科、糖尿病内科も標榜し、地域の人々の健康を守っている。（取材日2022年10月12日）