たまがわクリニック

たまがわクリニック

玉川聡院長、玉川葉子副院長

頼れるドクター

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電磁波を遮断する構造の脳波室を設置。脳波認定医と脳波認定技術師がそろい、正しい測定で誤診を防ぐ

―脳波検査ができると伺いました。

【玉川院長】私は脳波認定医の資格をもっており、当院の臨床検査技師も脳波認定技術師です。認定をもった医師と検査技師が揃っていて、かつ、電気的に隔離されたシールドルームを設けている医療機関というのは、市中病院でも少ないと思います。神経内科は、脳の中をきちんと調べるためにCTやMRIを設置しているところが多いですが、脳波検査室と両方そろえるのは難しかったので、どちらかに絞ろうと思っていました。幸い、近くにMRIを撮っていただける医院があり、診療への協力をお願いすることができたんです。最近では脳波検査が必要な場合には、そちらから当院へ患者さんが紹介されてくるようになりました。よい連携がとれて、ありがたく思っています。

―脳波検査とはどんなものですか?

【玉川院長】脳波検査は、主に、意識消失やけいれんを起こした人に行います。頭に電極をたくさんつけて脳が発する電気信号を記録する検査です。患者さんには数十分横になっていただき、光の刺激をしたり、眠っていただいたりして脳波の変化を調べます。てんかんの診断には必須の検査ですが、てんかんと一括りに言っても、脳波の波形によっては選ぶ薬が変わってきます。年に1〜2回は脳波検査をしながら、治療が適切かどうかを評価することも大切です。残念ながら、画像診断が主流になったせいか、神経内科や脳神経外科の医師でも、脳波の判読を苦手にする医師が増えてきています。大きな病院が定期的な脳波検査をも担っているのが現状ですが、検査のたびに大きな病院に行かなくてもよい環境を作り出せたと思っています。また、認知症の診療を行っていると、「ときどきおかしなことを言うけれど、普段は正常にふるまう」というような方がおり、そのような方ではてんかんの比率が高いことがわかっています。認知症の症状に大きな変動がある方には、ぜひ一度脳波検査をお勧めします。てんかんであれば、薬によって認知症の症状が治ってしまうこともあります。

―診療の際に気をつけていることは何ですか?

【玉川院長】患者さんのお話をしっかりと聞くことです。神経内科の疾患は、手がしびれてこれがやりづらいとか、こういう時に痛みが出るとか、患者さんのお話の中でわかってくることが多いのです。症状だけではなく、悩んで困っていることを聞いて、診断や治療に生かしたいと思っています。
【葉子副院長】私も同じです。漢方は、病名がつかないものを治療することが多いので、例えば肩こりといっても、原因はストレスなのか、冷えなのかなど、患者さんのお話を伺うなかで評価しなければいけません。また、誤診をしないためには、疑ってかかるということも大事だと思います。常に「もしかしたら」という疑いの目で注意深い診療を行っています。

記事更新日:2016/01/24


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